わたしはかもめ2003年鴎の便り(6月)

便

6月14日

千葉ロッテ0−3西武(千葉マリン)

西武は2回、カブレラのレフトへのソロで1点を先制。3回にも2死からチャンスを広げ、後藤武がセンター前へ適時打を放って1点を追加。8回にも後藤武が適時打を放ち、さらにもう1点を追加した。投げては西武先発・張が被安打1、奪三振10、四球2、113球で、三塁を踏ませない内容で、2002年7月1日・対ロッテ13回戦以来となる完封勝利で、4勝目を挙げた。ロッテは今季7度目の完封負け。

123456789R
西武0110000103
千葉ロッテ0000000000

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1安打で6度目零敗

わずか1安打で今季6度目の零敗。先発・加藤も2回にカブレラに特大の場外アーチを浴びると、3回2死一塁からの牽制が悪送球となってファウルグラウンドへ。これをインプレーと気付かずにボールボーイが拾い上げてしまい、しかも、一塁福浦にストライク返球。審判はボールデッドとし、一塁走者の松井は三塁に進んだ。その後、一、三塁から後藤武に2点目の適時打を浴びた加藤と共にボールボーイも交代した。恐縮して退くボールボーイに、観客席からは拍手が送られた。球場関係者は「まだ早い回で、あのままいたらツライと思うから」と、交代理由を話した。交代直前には柳田一塁塁審から「今後は、イスを持って避けるように」と注意を受けた。

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1安打完敗…2連敗でAクラス浮上逃す[サンスポ]

西武・張誌家の前に喜多の1安打のみに抑えられ、山本監督は「完敗です。ヒット1本じゃ、しようがない。打てるタマを見逃して、難しいタマに手を出していた。うーん…」。この3連戦で2勝1敗なら西武を抜いてAクラス浮上だったが、結果は2連敗。さすがに指揮官の表情は冴えなかった。

加藤
「(カブレラに)打たれたのはストレート。バットに当たった瞬間、諦めました。」

◇牽制悪送球をボールボーイが転送

珍プレーが生まれた。3回2死、加藤の一塁への牽制球が大暴投となり、球はフェンス際を転々。これをボールボーイが拾い上げ、追う福浦に転送してしまった。故意の妨害としてボールデッド(野球規則3.15)となり、一走・松井の三進が認められ、2死三塁で試合再開。ボールボーイは球場関係者によって交代させられた。

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1安打で今季6度目零敗[スポニチ]

ロッテはわずか1安打で今季6度目の零敗。山本監督は「打てる球もあったけど、簡単に見逃していた。1本じゃね。ハハハッ」とあきれ顔だ。先発・加藤も2回にカブレラに特大の場外アーチを浴びると、3回2死一塁からの牽制が悪送球となってファウルグラウンドへ。これをインプレーと気付かずにボールボーイが拾い上げてしまい、一塁走者・松井は三進して2失点目につながった。結局、3回途中KOとなった加藤は「いつも牽制の練習をしているのに…」とうなだれた。

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渡辺俊キラリ

2連敗の中にも2番手渡辺俊の好投は光った。3回2死満塁で登板し、和田をシュートで三振に仕留めた。2シーズンぶりの中継ぎで、6回1/3のロングリリーフを2安打1失点に抑えた。

渡辺俊
「用意はできていた。最近ドキドキする場面で投げていないので、和田さんの三振で安心できたね。」

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黒木知、2回無失点も不満げ

右肩痛から7月上旬の1軍復帰を目指す黒木知がイースタン・ヤクルト戦(市営浦和)に登板。7回からの2回を2安打無失点に抑えたが「全然よくなかった。腕は振れているけど、思ったように投げられない」と不満げ。右肩の回復が遅れ、先発する予定だった10日の湘南戦を回避。その影響もあったのか、次回の登板も「明日(15日)になってみないと分からない」と歯切れが悪かった。

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