近鉄が3点差を逆転した。1回に1点を返し、4回は阿部真の2点二塁打で同点とした。5回は1死一、二塁から、北川の右中間二塁打とローズの右前打で2点を勝ち越し。挟殺プレーの間に3点目も入った。ロッテは今季初の5連敗。先制した後は一方的に攻められた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
大阪近鉄 | 1 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 1 | 0 | x | 7 |
投打ともドン底で、今季初の5連敗。山本監督は、先頭打者を6度も出した投手陣に「防げる点は防がないと。(守備の)基本をしっかりしなければ」と疲れ切った様子。打線もつながらない。零敗した14日の西武戦(千葉)から数えると、4試合続けて本塁打でしか得点できていない。
ロッテは3点のリードを守れず、今季初の5連敗を喫した。先発・高木が4回2/3を10安打6失点KO。計4投手で無死から走者を6度も出塁させたことを、山本監督は「防げることを防がなきゃいかん。そこを怠っている」と厳しく指摘。打線もつながりを欠いて42イニングでタイムリーなしとなった。この日で47通り目のオーダーも機能せず、指揮官は「できることは何でもやる」と1、2軍の大幅な入れ替えも示唆していた。
腰に違和感を訴えていたショートが近鉄戦(大阪ドーム)のスタメンを外れた。昨日のゲームで5回に藤井の当たりの目測を誤り、猛ダッシュで前進。ダイビングキャッチを試みた際に違和感を感じていた。
黒木知が19日のイースタン・リーグ、日本ハム戦(ロッテ浦和)に先発する。2軍戦は5度目の登板だが、先発は今季初となる。