1点を追うダイエーは8回、村松の適時三塁打と柴原の適時二塁打で逆転。しかしロッテは9回裏に渡辺正の適時三塁打で同点に追いつき延長戦に突入。11回表、ダイエーは大越の適時打で勝ち越しに成功し、さらにこの回1点を加え勝負を決めた。ダイエー吉武は1996年9月7日以来のセーブ。ロッテは7連敗で借金が今季最多の7にまで膨らんだ。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | R | |
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福岡ダイエー | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 4 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 |
6連勝で勝率5割復帰後の7連敗。この日も12三振。福浦を6番に下げた打線は13安打も、つながりに欠け、13残塁。特に4番フェルナンデスは得点圏に走者を置いた3度の好機に空振り3K。その前後の5人で11安打を放っていただけに主砲のブレーキが響いた。ダイエーには主催試合勝ちなりの6連敗で借金8。このままではお得意さんになってしまう。
ロッテは9回2死から渡辺正の三塁打で追いついたが、延長戦11回、シコースキーが2点を取られて万事休す。今季最多の7連敗となった。山本監督は「タイムリーが出ないのが致命傷。その辺を考えて出直しです」と13安打で2得点、13残塁の打線の立て直しを口にした。
トンネルの出口が見えない。今季13度目の逆転負けで7連敗。借金はワーストタイの7に膨れ上がった。延長11回に4番手・シコースキーが3長短打で2点を失いジ・エンド。打線も13安打で毎回走者を送ったが2点しか奪えず、13残塁の拙攻だ。これで千葉マリンでのダイエー戦は98年以来の5連敗となり、山本監督は「強いチームを見習う訳じゃないけど、もっと積極的にいかんとな」と淡々と話した。