プロ野球のサンヨー・オールスターゲーム運営委員会は4日、オールスター戦に出場する監督推薦選手を発表、ファン投票選出メンバーと合わせたセ・パ両リーグ各28選手の全陣容が決まった。
セは原(巨人)、パは伊原(西武)の両監督が指揮を執る。投手陣のうち、新人ではセの木佐貫(巨人)と永川(広島)、パの和田(ダイエー)の3人が選ばれた。セの伊良部(阪神)はロッテ時代と合わせ4度目の出場で、米大リーグ経験のある日本人の出場は1971年の村上(ジャイアンツ―南海)以来。パ投手は10勝している斉藤(ダイエー)や、岩隈(近鉄)吉崎(日本ハム)ら初出場組が5人となった。中村(近鉄)は伊原監督から出場の打診を受けたが、右ひざ痛の影響で欠場の意向を伝え、監督推薦から漏れた。
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | |||
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選手名 | 球団 | 守備位置 | 選手名 | 球団 |
井川※(2) | 神 | 投手 | 松坂※(4) | 西 |
岩瀬※(2) | 中 | 森※(2) | 西 | |
高津※(1) | ヤ | 小林雅※(1) | ロ | |
上原(5) | 巨 | 豊田(4) | 西 | |
木佐貫(1) | 巨 | 岩隈(1) | 近 | |
五十嵐亮(3) | ヤ | 吉田(4) | 近 | |
落合(2) | 中 | 和田(1) | ダ | |
伊良部(4) | 神 | 斉藤(1) | ダ | |
永川(1) | 広 | 清水直(1) | ロ | |
高橋(3) | 広 | ミンチー(2) | ロ | |
吉崎(1) | 日 | |||
矢野※(2) | 神 | 捕手 | 城島※(7) | ダ |
阿部(1) | 巨 | 三輪(1) | オ | |
古田(14) | ヤ | |||
桧山※(2) | 神 | 内野手 | カブレラ※(3) | 西 |
今岡※(2) | 神 | 井口※(3) | ダ | |
アリアス※(1) | 神 | 小笠原※(2) | 日 | |
藤本※(1) | 神 | 松井※(7) | 西 | |
二岡(3) | 巨 | 高木浩(2) | 西 | |
宮本(2) | ヤ | 阿部真(1) | 近 | |
鈴木(3) | ヤ | 松中(4) | ダ | |
立浪(10) | 中 | 小坂(5) | ロ | |
ウッズ(1) | 横 | 塩谷(オ) | 1 | |
金本※(4) | 神 | 外野手 | ローズ※(6) | 近 |
赤星※(1) | 神 | 谷※(3) | オ | |
高橋由※(6) | 巨 | 坪井※(1) | 日 | |
ラミレス(2) | ヤ | 和田(1) | 西 | |
福留(3) | 中 | 村松(2) | ダ | |
金城(1) | 横 | |||
DH | 大道(2) | ダ |
ロッテは中継ぎ陣の再編成で、前半戦のラストスパートを目指す。山本監督は小林雅につなぐセットアッパー・小林宏に「これだけ重圧のかかった場面で投げてきたのだから疲れがある」と今後は点差の開いた場面で登板させる方針。代わって戸部、井上貴を起用する考えだ。小林宏は今季チーム最多の36試合に登板し、うち31試合は3点差以内。1日の日本ハム戦(東京ドーム)では6敗目を喫しているが「調子が悪い訳ではないので頑張るだけ」と復調を誓っていた。