先発・清水直がダイエー打線を4安打に抑え、2002年5月13日・日本ハム戦以来となるプロ入り2度目の完封勝利を挙げた。ロッテは1回、フェルナンデスの適時二塁打で1点を先制。3回にショートの犠飛で1点、4回には伊与田の1号ソロと堀の適時二塁打で2点を追加。8回には福浦のこの日5本目となるヒットが適時打となり1点を加えた。ダイエーは今季3度目の完封負け。先発・和田は4失点を喫し4回で降板、自身最短KOで5月13日以来の黒星となった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 1 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 |
福岡ダイエー | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
清水直が昨年5月13日の日本ハム戦以来、プロ2度目の完封を果たした。被安打はわずか4。「味方が早く得点してくれたから、直球でカウントを稼ぐ自分の投球ができた」。今季は14回の先発全てで5回を投げ切り、防御率は2.13。初出場の球宴でも快投が期待される。
ポーカーフェースだった清水直が最後に笑顔を見せた。9回2死一、三塁。バルデスを遊ゴロに打ち取ると、マウンド上で右腕を大きく振り上げた。
昨年5月13日の日本ハム戦以来、プロ2度目となる完封に「味方が早く得点してくれたから、直球でカウントを稼ぐ自分の投球ができた」と笑った。140キロ台後半の速球を軸にスライダーとスプリットボールを内外角に決め、クリーンアップを11打数2安打1四球。その2安打もいずれも9回に許したものだ。
4回は井口を外角直球で見逃し三振。9回1死二塁も松中を外角いっぱいの速球で同じ見逃し三振に仕留めて「前半はカーブの制球が悪かったが、試合で修正できた」と振り返った。
これで防御率は2.13(2位)。チームの連敗を3で止め、首位・ダイエーを封じたエースは「先発は試合の全てを任される重い責任があり、思い切り勝負して打たれたではすまないから」と胸を張った。
清水直が、ダイエー打線をわずか4安打に抑え、2002年5月13日の日本ハム戦以来、プロ2度目の完封で8勝目を挙げた。9回には2死一、三塁のピンチを迎えたが、バルデスの遊ゴロを小坂が好捕し、二塁ベースにタッチすると、マウンド上で右腕を大きく振り上げてガッツポーズを見せた。今季は14回の先発全てで5回を投げ切り、防御率は2.13。
福浦が5打数5安打の大当たりで打線を牽引した。2001年7月9日ダイエー戦以来2度目の5安打で、打率も2割9分8厘と、3割目前まで上げた。好調の堀の前に走者をおきたいと、前日から福浦を2番に起用した采配が当たり、山本監督も新打線に手応え十分だった。