近鉄は3回、1死一、二塁から大村の二塁打と、中村の押し出し四球で2点を先行。5回は星野の左中間三塁打で加点。6回は、1死満塁から代打水口の2点二塁打、ローズの3試合連続となる3ランで試合を決めた。ロッテは投手陣が乱れ、借金は今季最多の10。近鉄戦は5連敗となった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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大阪近鉄 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 5 | 0 | 0 | 0 | 8 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
ロッテが1−8の大敗。借金がついに今季最多の10にまで膨らんでしまった。試合後の山本監督は、ロッカールームに打撃陣を集め、緊急ミーティングを開いた。「まだ残り試合は半分近くある。力はあるんだから、これから頑張ろう」とげきを飛ばした。
ロッテは何をやってもうまくいかない。堀が初回、4回の1死一塁で、三塁ゴロ併殺打と遊ゴロ併殺打。2点を追う6回には、救援陣が打者9人の猛攻を受けて5点を与えた。これで近鉄戦の連敗が5に伸び、借金は今季ワーストの10。試合後、山本監督は全ナインに緊急ミーティングを招集。約15分間ゲキを飛ばした指揮官は「(選手に)力がないなら何も言わない。力はあるんだ。明日(9日)からまた違う野球をやって見せます」と出直しを強調した。
明日は中継ぎエースの小林宏が今シーズン初の先発マウンドに上が ることになった。先発陣の中で小野が離脱。加藤も調子が上がらずローテから外れることになったため、小林宏が回ることになった。小林宏の先発は今シーズンでは、3月2日のオープン戦(対中日戦・鹿児島)以来。公式戦では、昨シーズンの4月2日(福岡ダイエー・北九州)以来となる。