7月12日7月12日オリックスが、ロッテ戦の連敗を8で止めた。3−5の4回に、塩谷の中前打で同点とすると、谷の二塁打で勝ち越し。5回にオーティズの2ラン、6回にブラウンの適時打でリードを広げた。金田は満塁本塁打を浴びながらも4勝目。小倉は3年ぶりのセーブで、チームは1分けをはさみ3連勝。ロッテは3併殺の拙攻が痛かった。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 7 |
| オリックス | 3 | 0 | 0 | 3 | 2 | 1 | 0 | 1 | x | 10 |
清水直は制球に苦しみ、5回途中までに8失点して5敗目。ダイエーを4安打で完封した前回（6日）とは程遠い内容に「全ての球が悪かった。前半最後の登板をいい形で終わりたかったんですが…」と肩を落とした。山本監督は「ダイエー戦でいい投球をしたのに、何で（打者から）逃げるんだ」とおかんむりだった。
今季5度目の3戦連続2ケタ安打も及ばず。11安打を放つも3併殺打で好機を潰し、オリックス戦の連勝は8でストップした。先発の清水直が初回に3点を与えると、その後も制球の甘さを修正できずに4回1/3、11安打8失点。「話にならないピッチングですみません」。山本監督は清水直の投球について、前回登板の6日のダイエー戦（福岡ドーム）での完封勝利を引き合いに出し「（ダイエー戦では）いい投球をしたのに、何であんなにスライダーを投げて逃げなきゃいかんの」とマスクをかぶった清水将の配球におかんむりだった。
清水直が8失点KOで、チームの借金は再び2ケタになり、5位ターンが決まった。3回にフェルナンデスの今季チーム初の満塁本塁打で逆転。しかし、清水直が立ち直れなかった。
小坂が3回、通算200犠打を達成した。プロ25人目。初犠打は1997年4月5日の日本ハム1回戦（東京ドーム）。