わたしはかもめ2003年鴎の便り(7月)

便

7月18日

千葉ロッテ4−3福岡ダイエー(千葉マリン)

ロッテは3回、福浦のソロで先制。5回は2死二、三塁から堀の3ランで追加点を挙げた。今季2度目の先発となった小林宏は10三振を奪い、4勝目。終盤は継投で逃げ切った。ダイエーは杉内が4失点で7敗目。9回、バルデスのソロで1点差まで迫ったが、反撃もそこまでだった。

123456789R
福岡ダイエー0000001113
千葉ロッテ00103000x4

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杉内から初白星

堀、福浦のアーチ攻勢で対戦10試合目にして杉内から初勝利。3回2死から福浦が右翼へ12号ソロ、5回2死二、三塁から堀が左翼へ11号3ランでとどめ。小林宏が今季2度目の先発で自己最長の6回1/3を3安打1失点。4回に右ふくらはぎに痙攣を起こして降板したが、6回まで10奪三振で4勝目を挙げた。小林雅から手渡されたウイニングボールを突き返した小林宏は「ランナーが出ると力が入りすぎていた。」と反省。

山本監督
「弾みはいっぱいつけなきゃ。勝たないかんのやから。」
小林宏
「連勝で先発の自信がついた。徐々に伸ばして、今季中に完投したい。」
「先発の小林宏も頑張っていたし、チャンスは作ってくれた人がいる訳だから、潰す訳にはいかなかった。」

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杉内、堀に痛恨の3ラン[スポニチ]

杉内がついにロッテ打線につかまった。通算10試合目の先発でこのカード初黒星。前半戦の勢いを後半戦につなげることはできなかった。「フォアボール、フォアボールでしたからね。むかつく」。7回を投げ今季ワーストの4失点。悔いが残った。

5回1死から小坂を四球で歩かせ、犠打で2死二塁。ここで3回に先制ソロを浴びていた福浦に四球。さらに暴投で2死二、三塁とピンチは広がり、堀から痛恨の11号3ランを浴びた。「甘いですね」(杉内)。これで5月18日の西武戦(札幌ドーム)から遠ざかっている白星はまたしてもお預け。2ヶ月以上も勝利と縁がなく、ロッテ戦の連勝も4でストップした。

「杉内は全体的には良かったが、あの3ランがな…。球宴前とはだいぶ雰囲気が違ってたな」と王監督。今季5戦5勝と相性が良かった千葉マリンで初黒星。ロッテ主催試合の連勝も6で止まった。前半戦最後の西武戦は3連勝したが、球宴休みを挟んで、微妙な流れの変化を指揮官は感じ取っていた。

近鉄、そして西武も敗れ、上位3球団は全て黒星スタート。これから本番を迎える熱パに、波乱の予感は十分だ。

◇小林宏 6回10奪三振で4勝目

小林宏が今季2度目の先発で自己最長の6回1/3を3安打1失点。7回に右ふくらはぎに痙攣を起こして降板したが、6回まで10奪三振で4勝目を挙げた。不甲斐ない交代に守護神・小林雅から手渡されたウイニングボールを突き返した小林宏は「ランナーが出ると力が入りすぎていた」と反省。それでも主催試合のダイエー戦の連敗を6でストップ。対戦10試合目にしてダイエー・杉内に黒星をつけた山本監督は「弾みはいっぱいつけなきゃ。勝たないかんのやから」とご機嫌だった。

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逃げ切り勝ち!小林宏が先発転向後2連勝[サンスポ]

小林宏は7回、右ふくらはぎに痙攣が起きたため大事を取って降板したが、7月9日、中継ぎから先発に回ってこれで2戦2勝。「中継ぎの時は点をやれないギリギリのマウンドでしたが、先発になって緩いボールも投げることができ、ピッチングに幅ができました」と小林宏。初めて1試合10奪三振をマーク。次の目標は完投だ。

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