ロッテがシーソーゲームを制し、今季このカードの勝ち越しを決めた。決勝点は3−3の5回、2死三塁で、フェルナンデスが吉井から中越えに17号2ランを放った。清水直は7回途中まで7安打3失点に凌ぎ9勝目。小林雅は19セーブ目。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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オリックス | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 |
千葉ロッテ | 1 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | x | 5 |
清水直が苦心の投球で9勝目。2年連続の2ケタ勝利に王手をかけた。立ち上がりはフォームのバランスが悪く、3回以降セットポジションに切り替えて奏功。「やれることは全部やってしまおうと思った。勝つことがいい薬です」と6回2/3で3失点ながら、7月6日のダイエー戦以来、約1ヶ月ぶりの白星を素直に喜んだ。山本監督は「慎重になりすぎていたね」と笑いながら、さらなる期待を込めていた。
7回途中で降板したものの、7月6日のダイエー戦以来、約1ヶ月ぶりに9勝目を挙げた清水直は「今日は野手に助けてもらいました」と苦笑い。コントロール、ボールの切れ…全てが悪く、自分の投球ができたのは5回から。「最後まで投げたかったけど、交代は当然のこと。今度は…」とエースは、完投での10勝目を狙っている。