西武が延長12回に大島の適時打で勝ち越し、このカードの連勝を6とした。3−3で迎えた12回1死一、三塁から7番手・橋本武の初球の変化球を中前にゴロで弾き返した。ロッテは8回1死二塁の勝ち越し機、10回2死二塁、11回2死満塁のサヨナラ機をいずれもものにできず競り負けた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | |
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西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
8投手を継ぎ込んだものの延長12回、1点を取られて力尽きた山本監督は、11回1死一、三塁のサヨナラ機を逃したことを悔やんだ。「チャンスはつくるがあと1本がでない。投手陣は頑張ったんだが…」。これで西武戦は14敗目となり、勝ち越しはなくなった。
ロッテは8投手をつぎ込む執念の継投も実らず、これで対西武戦は6連敗となった。先発・小林宏が6回1失点。守護神・小林雅が2イニングを投げ、最後は先発要員の薮田までがマウンドに上がった。「投手は踏ん張ってよう投げたんだが、あと1本が出なかった。チャンスはつくるんだが…」と山本監督。延長に入ってからは3イニング連続で得点圏に走者を送っただけに、決定打の出ない打線を嘆いていた。
先発・小林宏が、6回1失点でマウンドを降りた。ここ2試合は完投しながら負け投手。この日は勝ち投手の権利を得てマウンドを譲ったが、リリーフ陣が打たれ、またも勝ち星には見放された。