西武が今季10度目の2ケタ得点でロッテ戦7連勝、今季のロッテ戦勝ち越しを決めた。先発・西口は6回まで毎回の7奪三振で、5月12日以来の4勝目。また9回に登板した潮崎が史上72人目となる通算500試合登板を達成した。ロッテはフェルナンデスの3ランで一時2点差まで追い上げるものの、先発・清水直の不調が響き、借金は今季最多タイの12。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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西武 | 1 | 2 | 0 | 2 | 4 | 0 | 0 | 0 | 2 | 11 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 5 |
10勝目を狙った清水直が大乱調。ボールが真ん中に集まり、5回を10安打9失点。3万1000人の大観衆で埋まった本拠地で打ち込まれ「お客さんがたくさん来てくれたので、何とかいい投球をしたかったのだが…」と悔しがった。しかし、山本監督が最も嘆いたのは2回に暴投で2点を失った場面。「捕手が止めてやらないといけない。上位のチームに対してミスしたら、やられるのが当たり前」と厳しく指摘した。
清水直は2回1死二、三塁から高木浩を空振りの三振に仕留めたものの、これが暴投となって2失点。5回にも2死一、二塁から暴投し、この後痛打されるなど5回9失点に「今日は勘弁してください。お客さんがたくさんきていたので、いいピッチングをしたかったのですが…」と絞りだすのがやっとだった。