ロッテが15安打、13得点で快勝。逆転された直後の3回に、ショートの3ランで再び8−6とひっくり返すと、終盤にも代打・初芝の適時打やフェルナンデスの本塁打などで大きく突き放した。渡辺俊は2回までに6失点したが、打線の援護で6勝目。戸部がプロ初セーブ。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 5 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | 13 |
オリックス | 2 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 9 |
15安打13得点で打ち勝った。山本監督は「よく打ってくれた打線と、6回の危機を藤田と戸部が抑えてくれたこと」を勝因にあげた。前日2日には、重光オーナー代行が成績不振を理由に解任を示唆。今回の最下位オリックスとの3連戦は勝ち越したが、まさに“明日なき戦い”が続く。
両軍合わせて25安打の乱打戦を制した山本監督は「よく打ってくれた打線と、6回の危機を藤田と戸部が抑えてくれたこと」と勝因を分析した。2回に5点を奪い、逆転したがその裏に4失点。5−6の3回にショートが値千金の10号逆転3ランを放った。殊勲者は「力負けせず巧く打てた。最高の結果で得点できてよかった」と満足そうだった。
戸部が4イニング目となる9回につかまって3点を失ったものの、3回1/3を投げプロ初セーブを挙げた。