わたしはかもめ2003年鴎の便り(9月)

便

9月17日

日本ハム5−12千葉ロッテ(東京ドーム)

ロッテが大勝し4位浮上。これで7カード連続で勝ち越した。好調の打線は3回に渡辺正の先制ソロなどで3点、4回に5点。4点差の9回にもサブローのこの日2本目となる2ランなどで3点を加えた。清水直は6回を木元の1発による3失点にまとめて12勝目。

123456789R
千葉ロッテ00350010312
日本ハム0003000205

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8年ぶりの7カード連続勝ち越し[サンスポ]

日本ハムに大勝して平成7年以来8年ぶりの7カード連続勝ち越しとなった。山本監督は「選手がこの1ヶ月間苦しみ耐えてやってきたことが実ってきた。今頑張れば、それが財産につながる」と選手に拍手を送った。ちなみに19日からのオリックス戦にも勝ち越すと、千葉移転後12シーズン目で初の快挙となる。

サブロー
「2本目(8号)は自分でもびっくりするくらい巧く打てた。」(初の1試合2ホーマー)
清水直
「東京ドームでの登板が最後かもしれない、と思ってマウンドに上がったのですが、それなりのピッチングができて良かった。」

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7カード連続勝ち越し[スポニチ]

連日の2ケタ得点で再びロッテは4位浮上。95年以来8年ぶりとなる7カード連続の勝ち越しも決めた。山本監督は「選手に聞いてよ。選手が耐えて耐えてやってきたものが実ってきた」と賛辞を惜しまない。プロ入り初の1試合2本塁打を放つなど、3安打4打点の活躍を見せたサブローは「1本目はいい当たり。2本目は泳いだけど、シンに当たって運べた。まぐれです」としきりに照れていた。

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7カード連続勝ち越し

連日の2ケタ得点で再びロッテは4位浮上。1995年以来8年ぶりとなる7カード連続の勝ち越しも決めた。なお、7カード連続勝ち越しは1995年6月27日〜7月21日に記録しており、この時は、対西武戦2勝0敗、対日本ハム戦2勝1敗、対近鉄戦1勝0敗、対福岡ダイエー戦2勝0敗、対オリックス戦2勝1敗、対近鉄戦3勝0敗、対福岡ダイエー戦2勝1敗の後、対西武戦で0勝2敗としてストップしている。

9月だけで11回目の2ケタ安打。それまで6回しかなかった2ケタ得点が、9月だけで5回目の爆発ぶりだ。9月の勝率ペースでいけば、勝率5割ジャストでシーズンを終える計算だ。

山本監督
「選手に聞いてよ。選手が耐えて耐えてやってきたものが実ってきた。終わりがよければ自分達の財産になる。」

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サブローが初の2発

サブローが9年目にしてプロ初の1試合2発。ここ3試合で14打数7安打と絶好調。

サブロー
「1本目はいい当たり。2本目は泳いだけど、シンに当たって運べた。まぐれです。みんなに乗り遅れないようにやってます。1人だけ打てないと恥ずかしいから。」

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巨人、ロッテの守護神小林雅獲り…仁志、清水ら交換要員[サンスポ]

巨人が交換トレードで小林雅英投手(29)の獲得に乗り出していることが17日、明らかになった。投手陣、特に抑え投手の立て直しを今オフの補強の最重要課題とする巨人は、パ・リーグを代表するロッテの守護神と共に、左のワンポイントとして藤田宗一投手(30)の獲得も検討。一方のロッテは交換要員に仁志敏久内野手(31)、清水隆行外野手(29)を指名。さらに数選手を含めた大型トレードに発展する可能性も出てきた。

いよいよ巨人の激動のオフ、大型補強が現実となって動き始めた。その第1弾がパ・リーグを、そして日本球界を代表する守護神、ロッテの小林雅の獲得だ。

今季の巨人V逸の最大の原因の1つが、抑え投手の誤算だった。昨年の日本一を支えたはずのストッパー河原が大スランプに陥り、現在も2軍での調整が続いている状態。17日現在でチーム防御率は4.51とリーグ5位で、球団史上最低だった一昨年の4.45を越える最悪の投壊状態に陥り、今オフの補強は不動の守護神発掘が最大のポイントでもあった。

そこで白羽の矢が立ったのが小林雅。昨年、33連続セーブポイントの日本記録を樹立し、今季も39試合に登板して0勝2敗28セーブの防御率3.00、通算100セーブも記録。いまや日本球界を代表するストッパーにまで成長した。

巨人の球団関係者によると、小林雅は「欲しい選手であることだけは確か。渡辺オーナーがあれだけ補強について言っている訳だし…」とノドから手が出るほど欲しい存在。ただ「相手が要求するこちら(巨人)側の選手もあることだし」というように、交換要員が最大の問題だった。

ロッテの最高のスター選手とも言える小林雅を獲得するには、巨人側も当然、痛みを伴う。ロッテ側は交換要員として仁志と清水の獲得を申し入れている模様で、戦力としてチームの軸になるのはもちろん、全国区の知名度で人気面でも集客力を期待している。さらに巨人は左のワンポイントとして、小林雅と共に藤田の獲得も希望。中継ぎ投手陣の層がより厚くする考えだ。

今回のトレードは年俸面での釣り合いがネックとなるが、その場合はさらに巨人が中堅クラスの投手、ロッテが打者を加えて、3対2もしくは3対3の大型トレードに発展する可能性もある。

既に渡辺オーナーがオフの大補強を明言。巨人も阪神にならった“痛み”を伴うチーム改革を断行する決意を固めている。来季の球団創設70周年V奪回へ、主力級野手を放出しなければ、大型補強がままならないのは百も承知。人気の高い仁志、清水の放出を決断すれば、早期に巨人・小林雅が誕生することになりそうだ。

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