わたしはかもめ2003年鴎の便り(9月)

便

9月19日

千葉ロッテ7−4オリックス(千葉マリン)

ロッテが逆転勝ちで3連勝。4−3と1点を追う8回、ロッテは2つの四球などで1死満塁とすると、サブローの犠飛で同点に追いつき、キャッチャー前田のパスボールで逆転に成功。さらに代打初芝の2点適時二塁打でこの回4点を取り、オリックスを突き放した。9回は小林雅が締め29セーブ目を挙げた。オリックスは今季3度目の6連敗で借金は今季最多の41。なお、オリックスは4回、サブローに今季チーム1394安打目を喫し、1964年近鉄の持つシーズン被安打1393を上回るプロ野球ワースト記録となった。

123456789R
オリックス0100300004
千葉ロッテ01000204x7

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小林宏が5回4失点降板も黒星免れる[サンスポ]

目下4連勝の小林宏は本拠地でも5連勝と乗っており、目標の2ケタ勝利に王手といきたかったが、5回4失点で降板した。「ストレートに切れがなく、コントロールも悪く、自分の投球ができなかった」。しかし打線のおかげで負けはなく、連勝もそのまま。小林宏は「次回、頑張るだけです」と仕切り直しだ。

戸部
「どんな状況でも1人1人をしっかり抑えるだけ。(8回裏に)逆転するところはあまり見ないようにしていました。」(今季2勝目)
小林雅
「あと15試合あるので(記録は)気にしないでいきたい。」(ヤクルト・高津についで史上2人目の3年連続30セーブにあと1)

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戸部、しっかり抑えて2勝目

7、8回を無得点に抑えた戸部に、今季2勝目が転がり込んだ。日大、東芝ではエース清水直の1年先輩で、プロ4年目の今季ようやく初勝利、初セーブを達成した。入団後に横手投げに転向するなど回り道した男が、中継ぎで活躍の場をつかみそうだ。

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小林雅、3年連続30セーブ王手[スポニチ]

小林雅が29セーブ目を挙げ、プロ野球史上2人目の3年連続30セーブに王手をかけた。3点リードの9回、先頭の後藤に右前打を許すも、後続をすべて遊ゴロに仕留めてゲームセット。高津(ヤ)に続く偉業を目前にした。逆転でチームはオリックス戦でのシーズン最多勝利となる18勝目。山本監督は「選手が一生懸命に頑張っている。素晴らしい」と目を細めていた。

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初芝、出れば打つ

ベテラン初芝が、9月に入って6度目の逆転勝利に貢献した。8回、同点となり、なおも2死満塁に代打で登場。初球の捕逸で勝ち越し点が入り「気は楽になったよね」と、低めの球をライト前に運び、二者を還した。代打で4打席連続安打。

初芝
「打っているときは楽しいよ。いい波が来ているし、打席で落ち着いている。」

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メイ帰国、そのまま退団[スポニチ]

デリック・メイ外野手の今季限りでの退団が19日、確実となった。昨年までの2年間で54本塁打を放つも、今季は30試合の出場で打率.246、5本塁打と低迷。5月8日以降は2軍で調整を続けていた。20日に米国へ帰国するが、球団側に慰留する考えはなく、そのまま退団することは間違いない。

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