9月21日9月21日恵の雨か涙雨か。主催試合で今季10試合目の雨天中止となったロッテ関係者の明暗が分かれた。恩恵を被ったのがユニホーム組。オリックス3連戦で19日の初戦に勝ち、続く2試合が中止。労せず27年ぶりの8カード連続勝ち越しが転がり込んだ。山本監督も「それはいいじゃないか」と照れ笑いだった。一方、書き入れ時の週末が雨に流れ、意気消沈したのが営業サイドだ。8月だけで5試合を数えるなど、客入りが期待できる試合に雨天中止が集中。手塚営業部長は「救いなのは、来年は間違いなく前年比アップが見込めること」と自虐的に笑うしかなかった。
右肩痛から再起をかける黒木知に完投指令が下された。ここにきて急激な回復力を見せる黒木知について「完投というのが1つの目安になる」と佐々木2軍監督。1軍復帰にあたっての最低条件をクリアすれば「上（1軍）の監督次第だけど、お呼びが掛かるかもしれない」と今季中の復帰を示唆した。この日、イースタン・ヤクルト戦（ロッテ浦和）は雨天中止。先発する予定だった黒木知は、23日の湘南戦（横須賀）の先発機会を与えられ「長いイニングを投げてアクションを起こしたい」と意欲的だった。