わたしはかもめ2003年鴎の便り(9月)

便

9月24日

西武3−3千葉ロッテ(西武ドーム)

西武は1点を先制された3回、カブレラの適時打と大島の2ランで逆転。しかし、ロッテは9回、2死から振り逃げで走者を出すと、代打初芝が適時二塁打を放ち、土壇場で同点に追いつき延長へ。結局12回引き分けとなった。先発・渡辺俊は、延長12回1人で150球を投げきった。

123456789101112R
千葉ロッテ0100100010003
西武0030000000003

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渡辺俊12回完投、熱投150球

渡辺俊が延長12回、150球を投げきった。3回に3点を失ってからは制球が良くなった。体への負担が大きいとされる下手投げ。元来がスタミナ自慢の渡辺俊は「回が進むごとに体がマウンドに馴染んできた」とケロリとしていた。12回完投は1998年の中日・野口、パ・リーグでは1996年の日本ハム・今関、近鉄・酒井、西武・西口以来の“快挙”だ。

渡辺俊
「12回なんて、今まで投げたことないです。でも気持ちいい。楽しかった。」
山本監督
「素晴らしい投球だった。粘り強かった。来季は2ケタいける。」

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引き分け…渡辺俊が延長12回を投げ切る[サンスポ]

渡辺俊が延長12回を1人で投げ切った。「途中から、こんなに長く投げた人はいないだろうと思った」と150球の力投を振り返った。3回に3点を失ってからは制球が良くなった。体への負担が大きいとされる下手投げ。スタミナが自慢の27歳は「回が進むごとに体がマウンドに馴染んできた」とけろりとしていた。

初芝
「走者が一塁にいたのでつなぐことを考え打席に入ったが、ランナーが良いスタートを切ってくれた。」(9回2死一塁から、代打で5打数連続ヒットとなる同点打)
データBOX
渡辺俊が延長12回を150球で完投した。12回完投は、平成8年8月3日(西武○4−3●日本ハム=東京ドーム)に西武・西口、日本ハム・今関が記録して以来、7年ぶり。1試合最多投球回数のプロ野球記録は28回で、昭和17年5月24日の大洋−名古屋戦(△4−4=延長28回)で、ともに完投した大洋・野口二郎、名古屋・西沢道夫がマークしている。

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渡辺俊12回完投[スポニチ]

ロッテは渡辺俊の力投も実らず、71年以来32年ぶりの10カード連続勝ち越しを逃した。序盤から高低を揺さぶる投球で8安打3失点。リーグでは96年8月3日の日本ハム−西武戦(東京ドーム)で今関、西口が記録して以来の12回完投劇を演じた。150球の球数にも「せっかく追いついてもらったので、楽しく投げようと思っていた」とケロリ。山本監督は「素晴らしい投球だった」と称賛を送った。

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