9月25日9月25日今季の1軍復帰が難しくなっていた黒木知に、ラストチャンスがめぐってきそうだ。この日、湘南戦が悪天候で中止となり、10日3日に順延となった。佐々木2軍監督は「（黒木知が）望めば、3日に投げさせる」と話した。日程から黒木知の2軍公式戦登板は、9回2死からサヨナラ2ランを浴びた23日の湘南戦が最後と見られていた。“天”が与えてくれた登板機会を、是が非でも生かしたいところだ。
ロッテは25日、即戦力として新日鉄広畑・桟原将司投手（21）をリストアップしていることが分かった。桟原は今年の都市対抗に出場。1回戦の日産自動車九州戦に先発して敗戦投手となったものの、MAX147キロの直球は強烈な印象を与えた。右サイドから繰り出す多彩な変化球も魅力で、中日など数球団がマークする逸材。1巡目候補の広陵・西村健太朗投手（18）、川崎工・内竜也投手（18）に次いで、桟原は3巡目以降での獲得を目指す。
公立校の星・川崎工の最速145キロ右腕、内竜也投手が25日、進路について12球団OKの姿勢を明らかにした。22日に退部届けを提出し、25日までに中日、ヤクルトを除く10球団が調査書を提出した。現段階ではロッテと西武が獲得に熱心で、1巡目で重複指名の可能性が高い。今夏の神奈川県大会では、常時140キロ台の直球とキレのあるスライダーで、無名の公立校をベスト8へと導いた。