わたしはかもめ2003年鴎の便り(9月)

便

9月29日

千葉ロッテ5−11オリックス(千葉マリン)

オリックスが13安打1点で打ち勝ち、千葉マリンでの連敗を11でストップした。ロッテは8回に堀のシーズン自己最多となる21号2ランなどで4点を返すが、千葉マリンでの連勝は7、そしてチームの連勝は6でストップした。

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オリックス04002300211
千葉ロッテ0100000405

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山本監督が退任へ…後任候補に村田兆治氏ら[サンスポ]

川北智一球団代表は29日、千葉マリンで行われたロッテvsオリックス戦の試合前、今季で契約の切れる山本功児監督と来季の契約を結ばないことを明らかにした。後任には“サンデー兆治”として活躍、いまだに人気の根強いOBの村田兆治氏が有力視されている。

ロッテは9月に入って14勝4敗1分けと快進撃を続けているが、それでも借金は4(28日現在)もあり、4位が確定的。山本監督は平成11年に監督就任以来、5シーズンで1度もAクラスはなかった。

同代表は「Bクラスに低迷していて、いつの間にか選手から闘争心が薄らいでしまったので、明るく、楽しく、そして厳しさもある人」を新監督の条件に挙げた。新監督候補は村田氏ら数人に絞られており、日本シリーズ(18日開幕)前に決まる見通しだ。

山本監督
「気持ちは何もない。(退団は)当然です。」

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山本監督、退任決定[スポニチ]

山本功児監督の今季限りでの退任が29日、正式に決定した。この日、川北智一球団代表が千葉マリンスタジアムで会見を開き「(1年契約の)任期満了ということで、来季の契約を結ばないことにしました」と発表、山本監督には27日に通告したことを明かした。

山本監督は88年からロッテのコーチを務め、監督に就任した99年以来4、5、5、4位。5年目を迎えた今季もAクラス入りが絶望的な状況となっており、5日に重光オーナー代行と川北代表が会談を開き、事実上の解任を決めていた。後任について川北代表は「これから急ピッチでやっていく。秋季キャンプは新体制で始めたい」と語った。候補には元ロッテ2軍監督を務めたレン・サカタ氏(現SFジャイアンツの巡回コーチ)らが挙がっている。

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山本監督の退任決定

山本功児監督の今シーズン限りでの退団が29日、決まった。成績不振による事実上の解任で、川北智一球団代表はこの日、千葉マリンスタジアムで「任期満了に伴い、来季の契約をしないことを一昨日(27日)球場で本人に伝えました。」と語った。山本監督のフロント入りについても「それはありません」と否定した。山本監督は最終戦まで指揮を執る。

後任について、川北球団代表は「これから急ピッチでやっていく。秋季キャンプは新体制で始めたい」と語った。候補には1995年にチームを最後のAクラス(2位)に導いた米大リーグ、メッツ前監督のボビー・バレンタイン氏らの名前が挙がっている。

山本監督は1999年に就任して以来4、5、5、4位と振るわず、契約を1年更新した今季も打力の弱さが解消されず、現在4位でBクラスが決まっている。

今季限りで5年間の監督生活を終えることになった山本監督は、試合後、退任理由などを聞こうとする報道陣に囲まれた。しかし、退任についての質問には「感想?何もない。当然です、当然です」と淡々としていた。30日には優勝直前のダイエーと対戦することにも「頑張ります」とだけ話し、足早に監督室に消えた。

山本監督の年度別成績(29日現在)
試合勝率順位
199913563702.4744
200013562676.4815
200114064742.4645
200214067721.4824
200313061663.4804
68031734914.476

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今季初の7連勝を逃す

山本監督の退団が発表されたこの日は、好調だった打線が湿り、今季初の7連勝を逃した。16年目にして自己最多の21号本塁打をマークした堀は「今、初めて知った。目標を超えて嬉しいことは嬉しいけど、(山本監督を)辞めさせたのは自分達の責任でもある」と沈痛な表情。今季から選手会長に就任した小坂も「突然のことで、びっくりしています」と後の言葉が続かなかった。

小林雅
「僕をストッパーに起用してくれたのが山本監督。ほかの監督だったら、今の僕がなかったかもしれない。入団以来、ずっとお世話になったので、色んな意味で感謝したい。」

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福浦が年間47二塁打の球団タイ記録[サンスポ]

1回と8回に二塁打を放った福浦は、これで昭和31年に山内一弘がつくった年間47二塁打の球団記録に並び、日本記録の谷(オリックス)の52本にあと5本となった。「球団記録に並んだのは光栄です。二塁打は狙って打てるものじゃないので、ヒットの延長で達成できればいい」と淡々としていた。

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福浦、山内に並ぶ二塁打47本[スポニチ]

大敗の中で今季47本目の二塁打を放った福浦が、56年(毎日)に山内が達成したシーズン最多二塁打の球団記録に並んだ。歴代でも3位タイに入り、01年に谷(オリックス)がマークした52本にも5本差と迫った。残り10試合を残しているだけに「ヒットを狙って結果を出したい」と記録更新に意欲的。自己最多の21号を放った堀は、30日のダイエー戦に向けて「自分達の野球をやるだけです」と胴上げ阻止へ静かな闘志を燃やした。

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福浦がシーズン二塁打の球団タイ記録

1回と8回に二塁打を放った福浦は、これで昭和31年に山内一弘がつくった年間47のシーズン二塁打球団記録に並び、日本記録の谷(オリックス)の52本にあと5本となった。

シーズン二塁打3傑
選手所属年度
152谷佳知オリックス平13
248クラーク近鉄平10
347山内和弘毎日昭21
福浦
「球団記録に並んだのは光栄です。二塁打は狙って打てるものじゃないので、ヒットの延長で達成できればいい。」

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日本代表22人選出

野球の日本代表編成委員会は29日、東京都内のホテルで、10月末から札幌ドームで開幕する2004年アテネ五輪の予選を兼ねたアジア選手権の日本代表22選手を発表した。長嶋茂雄監督(前巨人監督)が指揮を執る今回のチームは全員がプロの主力選手で構成されている。

投手は9人が選ばれ、先発は上原浩治(巨人)松坂大輔(西武)和田毅(ダイエー)ら5人、抑えを含めた救援陣は小林雅英(ロッテ)岩瀬仁紀(中日)らが入った。捕手はパ・リーグ打点トップの城島健司(ダイエー)と谷繁元信(中日)の2人。内野手は、2年連続首位打者が濃厚な小笠原道大(日本ハム)や松井稼頭央(西武)ら5人を選出。外野手は、高橋由伸(巨人)福留孝介(中日)ら6人に決まった。セ・リーグ優勝の阪神からは安藤優也投手と赤星憲広外野手の2人で、候補だった井川慶投手、矢野輝弘捕手、今岡誠内野手は出場を辞退した。

アジア選手権は10月31日に開幕。シードされている日本は10月末の合宿(福岡ドーム)を経て、11月5日に始まる4チームでの決勝リーグから出場し、上位2チームに与えられる五輪の出場権を目指す。

長嶋茂雄監督
「野球の醍醐味を将来に伝える担い手となる若い世代を選んだ。(辞退などで)ドリームチームという理想からは遠いが、現時点では日本のプロ集団の中でベストだと思っている。1発勝負では、まず点を取られないこと。投手力を重視せざるを得ない。」
小林雅
「日の丸をつけてプレーするのは初めて。どういうプレッシャーか想像できないが、最高のパフォーマンスを目指す。」
日本代表22選手一覧表
投手上原浩治巨人28右右
木佐貫洋巨人23右右
石井弘寿ヤクルト26左左
岩瀬仁紀中日28左左
安藤優也阪神25右右
黒田博樹広島28右右
松坂大輔西武23右右
和田毅福岡ダイエー22左左
小林雅英千葉ロッテ29右右
捕手谷繁元信中日32右右
城島健司福岡ダイエー27右右
内野手二岡智宏巨人27右右
宮本慎也ヤクルト32右右
井端弘和中日28右右
松井稼頭央西武27右両
小笠原道大日本ハム29右左
外野手高橋由伸巨人28右左
福留孝介中日26右左
赤星憲広阪神27右左
木村拓也広島31右両
和田一浩西武31右右
谷佳知オリックス30右右

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