わたしはかもめ2003年鴎の便り(10月)

便

10月3日

千葉ロッテ3−1大阪近鉄(千葉マリン)

ロッテは0−1の5回、先頭のフェルナンデスが左翼席に29号本塁打。8回は中前打の波留と死球の小坂を置いた2死一、二塁から、井上純が右中間を破る決勝の三塁打を打った。清水直は、被安打3、奪三振7、失点1、今季2度目の完投勝利、5連勝で去年と並ぶ自己最多タイの14勝目を挙げた。ロッテは日本ハムに3.5ゲーム差をつけた。一方の近鉄は2回、今季限りで現役を退く五十嵐が、現役最後となる打席で犠飛を放ち先制するが、今季最少に並ぶ3安打で追加点が奪えず連勝は3でストップした。

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大阪近鉄0100000001
千葉ロッテ00001002x3

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清水直が自己最多タイの14勝目[サンスポ]

5連勝で昨年に並ぶ自己最多の14勝目を挙げた清水直は「2回につかまったけど、その後、丁寧に投げたのが良かった」と完投勝利を振り返った。10日の日本ハム戦が今季最終登板の予定。「15勝を挙げたい。200イニング(あと4回2/3)投球も…」と意欲的だった。

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清水直完投14勝[スポニチ]

清水直が今季4度目の完投でチームトップの14勝目を挙げた。3回以降はわずか1安打に抑え、3安打1失点。自身5連勝で昨年に並ぶ自己最多タイの勝ち星をマークし「お客さんに最高のパフォーマンスを見せようとした結果です」と誇らしげだ。終盤のワンチャンスをものにした逆転劇で、チームは近鉄戦の通算700勝目に到達。山本監督も「いい形だった。直(清水)は自分本来のピッチングをしてくれた」と嬉しそうだった。

◇6選手に戦力外通告

ロッテは3日、さいたま市のマリーンズ寮で黒木詢士投手(29)高橋薫投手(27)山崎貴弘投手(25)福澤洋一捕手(36)山本保司内野手(31)大村巌外野手(34)の6選手に来季の戦力外を通告した。高橋、福澤、山本は任意引退、黒木詢、山崎、大村は現役続行を希望しており自由契約となる。99年ドラフト1位の高橋は「今年駄目だったら無理だと思っていたので悔いはないです」と話した。

◇五十嵐、チーム唯一の打点

全ポジション出場、全打順本塁打をともに達成した史上初の選手、近鉄・五十嵐が7番・二塁で先発出場。今季限りでの引退を表明している五十嵐だが、2回無死満塁で左犠飛を放ち、母・秀子さん(68)がスタンドから見守る前でチーム唯一の打点を挙げた。試合後には外野のフェンス際まで駆け寄り古巣ロッテファンと近鉄ファンに別れの挨拶。「千葉のファンの声援が嬉しかった」と笑顔を見せていた。7日のオリックスとの今季最終戦(ヤフーBB)にも出場する予定だ。

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清水直、初の200投球回に王手

清水直が昨季と並ぶ、自己タイの14勝目を挙げた。2点差の9回に抑えの小林雅と交代しなかったのは、自身初の200投球回が間近に迫っているため。今季4度目の完投で、あと4回2/3とした。

清水直
「勝ち星は1つでも多い方がいい。試合が同点のまま動かなかったので、リズムよく投げようと思った。」

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黒木知の今季1軍困難に

山本監督は3日、右肩痛からの復活を目指す黒木知の今季中の1軍昇格について、「今年はいい状態で投げ続けた訳ではない。先発は最終戦まで決まっているし、来年は最初からできるよう頑張って欲しい」と難色を示した。2001年7月を最後に1軍から遠ざかる黒木知はこの日、イースタン・リーグ最終戦の湘南戦で先発し、4回無失点。2軍では14試合で投げ、0勝3敗だった。

チームは勝って、1995年以来6度目の最下位を逃れた。4回2死一、三塁で垣内が右翼線に2点2塁打を放ち先制。5回1死二塁では喜多が中前適時打し、2死後にも今江が土居の直球を右翼へ運ぶ6号2ランとたたみかけた。この日でイースタンリーグは全日程を終了した。最終順位は優勝が日本ハム、以下、湘南、ヤクルト、巨人、ロッテ、西武の順だった。

黒木知
「今シーズン最終戦だし思い切って投げた。1軍で投げたい気持ちもある。」

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黒木知が2軍戦好投も今季1軍登板はなし[サンスポ]

復活を目指す黒木知が3日、イースタン・湘南戦に先発し、4回3安打無失点と好投した。「明日でもいいし、とにかく今季中に上で投げたい」と残り7試合の1軍登板を直訴。だが、既にローテも確定しており、山本監督は「それより秋、春のキャンプをしっかりやり、来年の開幕に合わせて欲しい」と話した。

◇黒木詢、山崎貴、大村に戦力外通告

ロッテは、黒木詢士(29)、山崎貴弘(25)両投手、大村巌外野手(34)に戦力外通告を行った。黒木、大村は現役続行を希望している。また高橋薫投手(27)、福沢洋一捕手(36)、山本保司内野手(31)からは任意引退の申し出があり、受理した。

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イースタン・リーグが今季の全日程を終了[サンスポ]

イースタン・リーグは3日、今季の全日程を終了した。最終成績は、4年ぶり5度目の優勝を果たした日本ハム以下、湘南、ヤクルト、巨人、ロッテ、西武の順。日本ハムは4日のウエスタン・リーグ年度優勝決定試合、広島−阪神の勝者と11日にファーム日本選手権(長野)で対戦する。

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6人が退団

ロッテは3日、黒木詢士投手(29)、山崎貴弘投手(25)、大村巌外野手(34)に戦力外通告をしたと発表した。また、高橋薫投手(27)、福澤洋一捕手(36)、山本保司内野手(31)は本人の希望により任意引退が決まった。黒木詢、大村は現役続行を望んでいる。

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