ロッテが14安打、11得点の猛攻で日本ハムに快勝し、借金を1とした。ロッテは1点を追う2回、打者一巡の猛攻で4点を奪い試合の主導権を掴むと、4回にサブローの適時二塁打などで3点を加え駄目を押す。その後も福浦が自身最多となる2打席連続の20号・21号を放った。先発の清水直は5回に200投球回数を達成し、今季5度目の完投で自身最多となる15勝目を挙げた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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日本ハム | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
千葉ロッテ | 1 | 4 | 0 | 3 | 1 | 0 | 2 | 0 | x | 11 |
ロッテは10日、日本ハム27回戦(千葉マリン)で里崎とサブローが2塁打を放って277本とし、プロ野球新のシーズン二塁打を記録した。ダイエーが今季記録した276本を更新した。
200イニングを今シーズン最大の目標に掲げていた清水直が、今シーズン最後のマウンドを完投勝利で飾り、200イニングへ到達。去年マークした14勝を越え、自己最多となる15勝をマークした。
清水直が完投で15勝。目標の投球回数200回を突破した。「200回は1試合7イニングで30試合登板と計算して出した数字。この目標があったから15勝できた」。昨年、中継ぎから先発に転向して14勝。そして今季は15勝。「2年続いて負けが2ケタ(11、10)だったので負け数を減らしたい」と早くも来季の目標を口にした。
清水直が今季5度目の完投で自己最多の15勝目を挙げた。初回、小笠原に先制弾を許したが、その後は崩れることなく6安打2失点。投球回数も目標の200イニングを突破し「(小林)雅さんおんぶにだっこじゃいかんし、ミンチーに頼ってばかりじゃいかんと思っていたので全部がプラスになった」と笑顔を見せた。4月までに5勝しながら8月末まで勝てず、そこから6連勝とあって「肝心なとこでうまくやればよかった」。それでも山本監督は「あれがエースでしょう」と褒めていた。