わたしはかもめ2003年鴎の便り(10月)

便

10月14日

バレンタイン氏監督就任交渉は難問も[サンスポ]

ロッテ・重光昭夫オーナー代行は14日、東京・新宿のロッテ本社で次期監督候補のメッツ前監督、ボビー・バレンタイン氏との交渉状況に関し「いい返事はもらっている」と語った。

同オーナー代行によると今月25日からロッテ浦和球場でスタートする秋季キャンプ期間中の11月初旬の来日を希望しているという。ただ交渉は順調とする半面で「交渉ごとですから」と「内定」という踏み込んだ表現は使わずじまい。条件面など本格的な話し合いはこれからになる。

同氏がロッテで平成7年に指揮を執った際の年俸は1億5000万円。今回は3億円ともいわれ、さらにスタッフ招聘、戦力補強で10億円近い資金が必要となる。また同氏には複数のメジャー球団が監督候補に挙げられ、同氏がメジャーを優先させると指摘する声もある。

ロッテの後任監督はまだまだ曲折がありそう。同氏の復帰が実現しなかった場合は、広野功編成部部長の昇格が有力視されている。

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バレンタイン氏、秋季キャンプから指揮[スポニチ]

ロッテの新監督就任が決定的となっているボビー・バレンタイン氏が、秋季キャンプから実質上の指揮を執ることが14日分かった。重光昭夫オーナー代行はこの日、東京・新宿区のロッテ本社でバレンタイン氏の監督就任について「順調に進んでいると聞いている。感触はすごくいいみたいです。秋季キャンプに間に合うよう11月に来日することになるでしょう」と明らかにした。

バレンタイン氏とは既に3年契約にオプションを含めた総額7億円で合意に達している。これまでもメジャー数球団からのオファーがあると言われていたが「支障はなくなった」と重光オーナー代行。31日まではメッツに保有権があるため、早ければ11月2日にも来日して正式契約。その後、10月27日からさいたま市の浦和球場で行われている秋季キャンプを視察するスケジュールとなりそうだ。

監督が決まって注目されるのは来季のチーム編成。その中で重光オーナー代行は大物助っ人獲得の可能性を示した。ロッテでは90年のディアズ以来となる3割、30本塁打、100打点をマークしたフェルナンデスについて「彼は守れないですからね」とバッサリ。十分な成績を残しても再契約は難しい状況だ。外国人選手は2年契約のミンチーを除いてシコースキー、ショート、メイも退団となる方針。バレンタイン氏の人脈を生かして大幅な入れ替えを行うことは確実で、ロッテに改革の嵐が吹き荒れそうだ。

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