10月23日10月23日ロッテは27日から始まる秋季キャンプで、異例の紅白戦実施のプランが浮上した。例年の秋季キャンプではフリー打撃や個別ノックの反復練習でメニューを組んできたが「もし（新監督が）バレンタインだとしたら、以前もやったので実戦ができるような体づくりをしておく」と袴田コーチ。井上コーチも、投手陣について「実戦形式で投げられるように投げ込ませる」と話しており、次期監督が決定的なバレンタイン氏が来日する11月上旬に紅白戦を設ける方針だ。秋季キャンプの1、2軍の振り分けは26日発表の予定。
長嶋ジャパンの守護神はロッテ小林雅が務める。アテネ五輪のアジア予選を兼ねた「アサヒビールチャレンジ アジア野球選手権2003（31日〜、札幌ドーム）」へ向けた合同自主トレが23日、都内のグラウンドで非公開で行われた。大野投手コーチは小林雅について「抑えでやって欲しい。いろいろなケースが考えられるが、頭（先発）と後ろ（抑え）は決めて戦いたい。」と語った。
抑え候補には阪神安藤、ヤクルト石井、中日岩瀬がいるが、シーズン同様小林雅のストッパーが理想。小林雅はこの日ブルペンで30球ほど投げ「状態はまずまずですよ。休み肩だったんだね」と笑顔を見せた。3日目の練習で、野手陣もより実戦的なプレーをこなした。試合を想定した守備練習に、長嶋茂雄監督は「いかなる状況にも対処できるようにやっている」と満足そうな表情。合同自主トレは24日、打ち上げとなる。