10月28日10月28日ロッテがメッツの3Aノーフォークに所属する新庄剛志外野手の獲得を検討していることが28日明らかになった。川北球団代表が「投手、外野を厚くしていかないといけない。ドラフト、トレードなども含めて補強していかなければいけない」と語ったもの。新庄の名前こそ挙げなかったものの、外野手も補強ポイントとしていることを強調した。
8年連続でBクラスに低迷するロッテは、実力に加えて新庄の持つ抜群の知名度にも着目。その上、来季の新監督に決定的となっているボビー・バレンタイン氏は新庄の実力を完全に把握している。新庄がメッツでプレーしていた01年は同氏が監督。大リーグで日本人野手として初めて4番を任せるなど実力を評価している。同年は123試合で打率.268で10本塁打をマーク。11月にSFジャイアンツに放出されたが、バレンタイン氏は「戦力補強だから仕方なかった。彼を失ったことは残念」と振り返っている。
調査中の日本ハムなどと争奪戦になりそうだが、新庄本人もバレンタイン氏には厚い信頼を寄せている。球団側は既に長期契約を検討するなど受け入れ態勢を固めている。
初芝、堀、佐藤、垣内の4選手がFA権を行使しないでチームに残留することが決まった。
米紙ニューヨーク・タイムズは28日付で、大リーグのレッドソックスが、来季ロッテ監督への復帰が有力視されているボビー・バレンタイン氏の監督招聘を検討していると報じた。レッドソックスは27日にグレイディ・リトル監督を解任。同紙は後任監督を予想する記事の中で、ラリー・ルキーノ社長の「私たちは（後任候補に挙げている）たくさんの監督経験者に敬意を抱いている。バレンタイン氏もそのリストに入る1人だ」との談話を引用した。ほかに、前インディアンス監督のチャーリー・マニエル氏らの名前も挙げている。バレンタイン氏について大リーグのインターネット公式ホームページは、近く日本へ出向きロッテと契約を結ぶと既に報じている。