10月30日10月30日来季ロッテ監督に招聘されているボビー・バレンタイン氏（53＝前メッツ監督）が11月1日午後、成田着の航空機で来日し、球団側と契約を交わすことが30日、分かった。ESPNの解説者が同局の公式ホームページ上で「彼（バレンタイン）は土曜日に日本にいなければならない」と明かしたもの。
バレンタイン氏は11月1日（現地時間の31日）まで、メッツとの契約が残っているため、ロッテとの正式な交渉はこれまで行われていなかった。川北球団代表も来日に関しては明言を避けた。バレンタイン氏が到着する1日夕方には、米時間でもメッツの拘束も解禁されることから、晴れて正式契約を結ぶことになった。また球団が、2日に東京・新宿のホテル宴会場を予約していることも判明。バレンタイン新監督のお披露目会見は、来日翌日の2日にも行われる運びとなった。
30日、千葉市の球団事務所で取材に応じた川北球団代表は「バレンタイン氏の来日？知らない」と日時の明言を避けた。ただし「2、3日中に分かるんだから」とも付け加えた。ロッテ側は、バレンタイン氏とメッツとの契約が残っていることに最大限の配慮をしたい意向。このことから、詳細な情報は米国時間の11月に入るまで、球団から発信できない状況だ。
ロッテ側はバレンタイン氏が米大リーグ・レッドソックスの監督候補に浮上していることについても静観視している。川北代表は「かわず掛けもあるかもね」と、横取りされる可能性をジョークで例えるなど、余裕たっぷり。
重光昭夫オーナー代行は31日、「日本に来るのは契約する意思があるということ。（11月）2日にも交渉したい」と、早ければ2日にも契約が合意に達するとの見通しを語った。既に下交渉でバレンタイン氏とは3年契約にオプションを含めた総額7億円で合意済み。バレンタイン氏は米大リーグ、レッドソックスの監督候補にも名前が挙がっているが、重光代行は「知りません」と無関心だった。
ロッテの次期監督候補の前メッツ監督・ボビー・バレンタイン氏に米大リーグのレッドソックスからオファーがあったことが29日に報道されたが、30日は一部外電が、11月1日に同氏が来日するというニュースを伝えてきた。交錯する情報に川北球団代表は「1日に来るという連絡は入っていない。もしそういう連絡があれば、伝えます」と苦り切っていた。
ロッテの新監督就任が決定的となっているボビー・バレンタイン氏が、11月1日に来日することが明らかになった。ESPNの解説者が同局の公式ホームページ上で「彼（バレンタイン）は土曜日に日本にいなければならない」と明かしたもので、ロッテはバレンタイン氏と2日にも直接交渉を行い、正式契約を結ぶことになる。
もっとも11月1日（現地時間の31日）まではメッツとの契約が残っているため、川北球団代表は来日に関して「何も聞いてない。知らない」と明言を避けた。ロッテ球団としての発言はタンパリング（事前交渉の禁止違反）とみなされるとあり、同代表は「あくまで11月に入ってからじゃないと言えない」と沈黙を守った。
ロッテ側はバレンタイン氏が米大リーグ・レッドソックスの監督候補に浮上していることについても静観視している。既に下交渉でバレンタイン氏とは3年契約にオプションを含めた総額7億円で合意済み。第2次バレンタイン政権の組閣も、11月2日には発表される見通しだ。