前ロイヤルズのベニー・アグバヤニ外野手が12日、ロッテの入団テストを受けた。このテストは16日まで行われるが、バレンタイン監督は「期待していた通り」と1発合格を決めた。フリー打撃では左右に鋭い打球を連発。36スイング中サク越え9本。アグバヤニは「最初は体が動かなかったけど、徐々によくなってきた」と満足げだった。
西村外野守備走塁コーチのヘッドコーチ兼任が決まった。3日のスタッフ発表では未定だったポストで、バレンタイン監督がコーチ全員と面接して選んだ。新監督は「私の野球を理解しているから」と、前回指揮を執った平成7年当時の選手を選んだ理由を説明。西村コーチは「監督、選手と十分、コミュニケーションを取りたい。そのために英会話を勉強する」と語った。
ロイヤルズ傘下3Aオマハに所属していたベニー・アグバヤニ外野手が12日、さいたま市の浦和球場でロッテの入団テストに参加した。メジャー通算39本塁打の長距離砲は、フリー打撃で36スイング中9本のサク越え。うち3本は約150メートルという“驚弾”を放ち、入団を確実なものにした。
球団で用意したユニホームでは68センチという恐るべき太さの太腿が収まらず、ジャージー姿でのテストを余儀なくされたアグバヤニ。だがスタイルとは裏腹に“ハワイアン・パンチ”の愛称通り、強烈なパワーを発揮した。980グラムのマスコットバットを軽々と振り回し「ホームランは打とうとしている訳じゃない。日増しに調子は上がってくる」と言ってのけた。
メッツ時代の00年にワールドシリーズ出場の原動力となった“愛弟子”に、バレンタイン監督は「期待していたから、そんなに驚かない」とニンマリだった。
ロイヤルズ傘下3Aオマハに所属していたベニー・アグバヤニ外野手が12日、さいたま市の浦和球場でロッテの入団テストに参加した。メジャー通算39本塁打の長距離砲は、フリー打撃で36スイング中9本のサク越え。うち3本は約150メートルという驚弾を放ち、テストは5日間の予定だが、初日で合格が確実となった。球団で用意したユニホームでは68センチという恐るべき太さの太腿が収まらず、ジャージー姿でのテストを余儀なくされたアグバヤニ。だがスタイルとは裏腹に「ハワイアン・パンチ(大砲)」の愛称通り、強烈なパワーを発揮した。