わたしはかもめ2003年鴎の便り(11月)

便

11月16日

バレンタイン監督反発、西村いらない![スポニチ]

巨人希望の選手は不要−。19日のドラフト会議で広陵・西村健太朗投手(18)を1巡目指名する方針を固めていたロッテは16日、指名を回避することを決めた。同投手が巨人から指名された場合以外は社会人入りの意思を打ち出していることにボビー・バレンタイン監督が反発したもので、1巡目では県川崎工の内竜也(うち・たつや)投手(18)を指名する。

明るい「ボビー・スマイル」はなかった。さいたま市の浦和球場で行われた編成会議に初めて出席したバレンタイン監督の表情は強張っていた。

「ドラフトで指名しても巨人にしか行かないということなので、そのことでスカウト陣に時間を費やしてもらいたくない」。そして、こう続けた。「自分としてはチャンスがあれば(西村)本人とプロとしての姿勢を話してみたい」。口調こそ静かだが、その言葉の端々には不快感が滲み出ていた。

編成会議では約2時間にわたって今ドラフトで指名する予定の選手の説明を受け、最速145キロを誇る今センバツ優勝投手・西村のビデオもチェックした。「あまり長い時間見た訳ではないが、確かにいいピッチャーだ」と評価したが、その西村は巨人以外の球団に指名された場合は社会人入りを表明している。本社サイドでは西村を強行指名したい意向を球団側に伝えていたが、バレンタイン監督の判断は「NO」だった。

特定の球団だけを希望し自らの可能性を閉ざすような考え方はポジティブ・シンキングが売り物のバレンタイン監督の対極にあるもの。1段上のレベルの野球を目指す選手には、もっと積極的な姿勢を要求するのがバレンタイン流だ。「立派な球団をつくるために将来のチームづくりをやっていきたい」。

西村に代わって1巡目で指名する内は無名の県立校在籍ながら11球団が調査を行っている逸材。指名されれば12球団OKの姿勢を示している。そんな内の持てる素質を100%引き出す自信がバレンタイン監督にはある。

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バレンタイン監督反発、西村いらない!

19日のドラフト会議で広陵・西村健太朗投手(18)を1巡目指名する方針を固めていたロッテは16日、指名を回避することを決めた。西村投手が巨人から指名された場合以外は社会人入りの意思を打ち出していることにボビー・バレンタイン監督が反発したもので、1巡目では県川崎工の内竜也投手(18)を指名する。

さいたま市の浦和球場で行われた編成会議に初めて出席したバレンタイン監督は「巨人志望で、ロッテには来ないと聞く。(交渉難航で)時間を費やすくらいなら、(指名を)やめて欲しい」と獲得レースからの撤退を示唆。「自分としてはチャンスがあれば(西村)本人とプロとしての姿勢を話してみたい」と、口調こそ静かだが、その言葉の端々には不快感がにじみ出ていた。

編成会議では約2時間にわたって今ドラフトで指名する予定の選手の説明を受け、最速145キロを誇る今センバツ優勝投手・西村のビデオもチェックした。バレンタイン監督は「あまり長い時間見た訳ではないが、確かにいいピッチャーだ」と評価したが、「waste of the time」という言葉で、西村回避の要望を球団幹部に伝えた事実を明らかにした。西村に代わって1巡目で指名する内は無名の県立校在籍ながら11球団が調査を行っている逸材。指名されれば12球団OKの姿勢を示している。球団はバレンタイン監督の意向を受けて急遽ドラフト前日の18日に担当の飯塚スカウトを川崎工へ派遣することを決定。内に1位指名を伝える手はずを整えた。

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新居は徒歩15分

職住近接でチーム再建に乗り出す。バレンタイン監督が本拠地千葉マリン球場から徒歩15分の場所に新居を構えることになった。閑静なマンション群の一室で、東京湾も一望できる絶好のロケーション。1995年の第1次政権時は新浦安地区から電車通勤していたが「サイン攻めに遭ったりして、落ち着けなかったようです」(球団関係者)と、今回はプライベートタイムを重視したようだ。

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前ヤクルト浜名が入団テスト合格

ロッテは16日、入団テストを受けていた前ヤクルトの浜名千広内野手(34)が合格したと発表した。浜名は、東北福祉大からダイエーに入団。昨オフ、ヤクルトに移籍していた。背番号は未定。17日からキャンプに再合流する。

また、ダイエーを解雇された大越基外野手(32)の入団テストを17、18日にロッテ浦和球場(さいたま)で行う。バレンタイン監督は「足も肩もいいと聞いている。打つ方も環境を変えれば少しは変わるだろう」と獲得する方針だ。

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前ヤクルト・浜名がロッテ入団テストに合格[サンスポ]

ロッテは16日、入団テストを実施していた前ヤクルト・浜名千広内野手(34)の採用を決めた。またダイエーを解雇された大越基外野手(32)の入団テストを17、18日にロッテ浦和球場(さいたま)で行う。

◇アグバヤニの背番号が「50」に決定

ロッテにテスト入団が決まったデニー・アグバヤニ外野手の背番号が50に決まった。これによって浅間敬太投手の背番号が50から13に変更された。

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アグバヤニの背番号が50に決定

テスト入団の米大リーグ、元メッツのアグバヤニの背番号が50に決まった。全米50番目の州として誕生したハワイ州の出身。メジャー時代から背負い続けた背番号で「どうしても欲しかった」と、現所有者のルーキー浅間に直談判。自分のサインを入れたメッツ時代のユニフォームを交換条件に譲り受けることが決まった。今季50だった浅間は13に変更された。

浅間
「実はメジャーリーガーのビリー・ワグナー投手の大ファンなんですが、同じ背番号なので嬉しいです。アグバヤニ様々です。(プレゼントされるユニホームは)まだもらっていないのですが、サインを入れて欲しいとお願いしました。」

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