順位 | 名前 | 位置 | 所属 | 投打 |
---|---|---|---|---|
1巡目 | 内竜也 | 投手 | 川崎工 | 右右 |
2巡目 | 指名権なし | |||
3巡目 | 杉原洋 | 投手 | 開星 | 右左 |
4巡目 | 田中雅彦 | 捕手 | 近大 | 右右 |
5巡目 | 三島輝史 | 投手 | 大阪桐蔭 | 右右 |
6巡目 | 成瀬善久 | 投手 | 横浜 | 左左 |
7巡目 | 藤井宏海 | 投手 | 福井 | 右右 |
ロッテから1巡目指名された川崎工・内竜也投手(18)は入団即決。早くも「監督に信頼してもらえる投手になりたい」と抱負を語った。球団側は20日に広野編成部長が同校を訪ね、契約金8000万円、年俸700万円を提示する。
神奈川の県立球児がドラフト1位(巡目)で指名されるのは初。川崎工からのプロ入りは昭和27年の阿部長久投手(西鉄)以来だ。「昨日、飯塚スカウトから上位指名すると言われましたが、ホントだろうか、と寝れませんでした」。
不安が吹き飛んだのは6時限目の自動車工学の授業中。先生から指名を耳打ちされた。「レベルは高いけど、一緒に入団する選手には誰にも負けたくない」。武器はスライダーとMAX145キロの速球。“川崎の星”ははちきれんばかりの夢を抱いて19日、ロッテと仮契約を結ぶ。
ドラフトで、ロッテから1巡目指名を受けた内竜也投手は「嬉しいの一言です。日本で1番レベルの高いところでプレーできて光栄」と笑顔で喜びを語った。そして「千葉ロッテマリーンズに入団したいと思います」と早くも入団宣言した。145キロの直球と切れ味鋭い高速スライダーを武器に、今夏は無名の公立高校を神奈川大会8強に導いた。「ロッテは監督も代わり、いいチームになっていくと思う。信頼され、勝ちの計算できる投手になりたい」と決意を口にした。
3巡目指名された杉原洋投手は「びっくりした。ロッテ球団関係者の方に感謝したい」と喜んだ。140キロ台の速球とカーブが持ち味の本格派右腕。中学時代は一塁手だったが、開星の野々村監督に投手として見いだされた。阪神もリストアップし、動向が注目されていた。大阪市が地元の父・庸泰さんをはじめ、一家揃って阪神ファンだが「プロでやれればどこでもよかった」と指名を喜んだ。「監督には感謝しかないですね」と話した。「もっとストレートを磨いて、早さで勝負したい」と意気込むが、バレンタイン新監督との会話には「英語はできないが、頑張ります」と不安をのぞかせた。
ロッテは19日、入団テストを受けていた前ダイエーの大越外野手が不合格になったと発表した。