わたしはかもめ2003年鴎の便り(11月)

便

11月20日

D1巡目・内の入団が決定[サンスポ]

ロッテのD1巡目・内(川崎工高)の入団が20日、決まった。広野編成部長、飯塚スカウトが川崎市内の同校で本人、両親と交渉し、契約金7000万円、年俸700万円で契約した。背番号は21。速球とスライダーは高校生でトップクラス。私学の強豪が多い神奈川で、県立高からは初の1巡目(1位)指名でもある。内は「ロッテで1番の投手になり、チームを引っ張りたい」と笑顔をのぞかせた。

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内、入団決定

ドラフト1巡目で指名した内竜也投手の入団が20日、決まった。広野編成部長、飯塚スカウトが川崎市内の同校で本人、両親と交渉し、契約金7000万円、年俸700万円(金額は推定)で契約した。背番号は21。バレンタイン監督からも「ganbatte-ne」と書かれた色紙とサインボールが届いた。速球とスライダーは高校生でトップクラスの評価。私学の強豪が多い神奈川で、県立高からは初の1巡目(1位)指名でもある。

昼すぎに学校でヤクルトの指名挨拶を受けた5巡目吉田幸央投手(城郷)が夕方、内の元に激励し合いに訪れた。神奈川県大会で競い合った親友で「これからもよろしく」、「お互い頑張ろうぜ」と色紙を交換、さらなる飛躍を誓った。

「ロッテが1番熱心に誘ってくれたから1番行きたかった。ロッテで1番の投手になり、チームを引っ張りたい。ロッテはファンの応援がすごい。ウッチーって呼ばれたい。」

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バレンタインが君が代斉唱?

バレンタイン監督が20日、来年4月2日の千葉マリンでの開幕戦(ダイエー戦)の試合前セレモニーで、自らが「君が代」を独唱するプランがあることを明かした。「日本の歌は練習しなくてはならないが、ボクが試合前にグラウンドで歌うのはどうだろう?」と提案したバレンタイン監督。秋季キャンプでは集まった全員にサインを欠かさず、日ごろからナインにファンの大切さを訴えている。23日のファン感謝デー(千葉マリン)には出席はしないが、ビデオレターを大型ビジョンで映し出す予定だ。

実はバレンタイン監督は歌が大好き。目下の興味は、日本の歌を覚えることで、来春の鹿児島キャンプでは「昼間はみっちり野球。夜はカラオケの練習をしなくちゃね」と話している。国歌斉唱に有名歌手やタレントを起用する球団も多いが、ロッテの場合、本拠開幕戦では毎年、地元・千葉県内の高校のブラスバンド演奏が恒例だ。球団の営業担当者は「素晴らしいアイデア。斬新だね」と、前向きに検討するつもりだ。監督の国歌斉唱となると、日本の12球団はおろか、大リーグでも例を見ない。バレンタイン監督の君が代斉唱が実現すれば、世界初の出来事となる。

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バレンタイン監督がカラオケトレ

バレンタイン監督が20日、来春キャンプでのカラオケトレ導入のプランを語った。埼玉・浦和でのキャンプを打ち上げたこの日、来春キャンプの方針について「野球以外に何があるんだ?」とハードトレを宣言したが、続けて「夜はカラオケでもやろうか」といたずらっぽく笑った。高いパフォーマンスを維持するには、十分なリフレッシュが必要という哲学をのぞかせた。「十八番はない。これから日本の歌の練習が必要だね」と、バレンタイン監督はカラオケトレに大乗り気。異例のカラオケトレに、清水直は「チームの士気が上がるのならば、歓迎します」と賛同した。前日19日には裏方さんと一緒に焼肉をつつき親睦を図るなど、コミュニケーションを密にするのがバレンタイン流。カラオケトレがチーム一丸への一助になるかもしれない。

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フェルナンデス、交渉難航し最悪退団も[スポニチ]

フェルナンデスとの来季交渉が難航しており、最悪の場合、退団する可能性も出てきた。今季の年俸から3500万円増の8000万円の提示にも合意に至っていない。バレンタイン監督は「来る気がなかったら帰ってこなくていい」と不快感を隠さない。3割、30本、100打点をクリアしたフェルナンデスが退団すれば大砲の獲得が急務となるだけに「チームに溶け込むことのできる選手を探す」と話していた。

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藤井に挨拶

7巡目指名された福井高の藤井宏海投手(18)が20日、福井工大でロッテの伊藤龍彦スカウトから指名の挨拶を受けた。藤井はプロ入りに前向きな姿勢を見せ、伊藤スカウトも背番号「64」を用意していることを明らかにした。藤井は伊藤スカウトと歓談し、「指名されてうれしい。昨日は興奮して深夜まで寝付けなかった」とあらためて喜びを語った。伊藤スカウトは「投手としてもいいが、打撃を生かしたいと思っている。内野手で育てたい」と球団方針を話し、藤井も「野手の評価が高いことをを誇りに思う。期待以上の活躍をしたい」と意欲をみせた。藤井は24日、福井市内のホテルで契約する。

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杉原に挨拶

鈴木スカウトは20日、松江市内の開星高を訪れ、ドラフト3巡目の杉原洋投手(18)に指名の挨拶をした。杉原はまさかの指名に驚いていた。阪神もリストアップし、動向が注目されていた。大阪市が地元の父庸泰さんをはじめ、一家揃って阪神ファンだが「プロが夢だったから、プロでやれればどこでも良かった」と指名を喜んだ。

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立野打撃投手、23年間に幕

立野清広打撃投手(46)が、秋季キャンプ打ち上げの20日、23年間の打撃投手生活を直球で締めくくった。最後のボールで立川のバットが空を切ると、ナインが集まり、胴上げが始まった。立野さんを胴上げで送り出したいというナインの意向を西村ヘッドコーチがバレンタイン監督に打診。知らないのは立野氏だた1人だった。

立野氏は、かつて、落合博満氏(現中日監督)の専属打撃投手を務め「落合の恋人」と呼ばれた。落合氏に「三冠王をとれたのは彼のおかげ。ぶっ続けで2時間投げても、自分からやまるとは言わなかった。プロの打撃投手でした」と言わしめた。立野氏は来季からロッテの先乗りスコアラーに転向する。

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