元メッツの小宮山悟投手(38)が、1年間の実戦ブランクを経てロッテに5年ぶりに復帰することが1日、明らかになった。バレンタイン新体制でチーム強化を図るロッテが選手契約を打診。小宮山も前向きに検討する姿勢を示した。昨季限りでメッツを戦力外となり、事実上の引退に追い込まれていたが、あくまで現役続行にこだわり練習を続けていた。正式に入団が決まれば、丸々1年間の浪人生活から異例の復帰となる。
事実上の引退に追い込まれていた小宮山のもとに、ついにオファーが届いた。ロッテはこのほど、来季戦力として小宮山獲得を目指すことを決めた。この日、小宮山も「重光オーナー代行から、お電話をいただきました。感謝しています。前向きに検討したい」とロッテから打診があったことを認め、入団へ前向きな姿勢をみせた。球団関係者との交渉もスタートした。
昨季限りでメッツを戦力外となった後も現役続行を希望し、肩書”も現役投手として評論家活動などをしてきた。しかし38歳という年齢もあり、日米を含め明確なオファーはなかった。トレード期限の6月までに複数の国内球団から打診があったが、契約には至らなかった。メッツへは横浜からFA宣言して移籍しており、獲得球団から横浜へ補償金(1億7500万円)が必要なこともネックになった。しかしFA宣言から2年が経過したことで、1日からは補償金は発生しない。間髪を入れず、ロッテが声をかけた格好だ。1995年にロッテ、2002年にメッツで小宮山を知るバレンタイン監督の後押しもあったようだ。球団は小宮山に選手の立場から、バレンタイン監督が目指す野球への理解をチーム内に広め、深めてもらう役目も期待している。
小宮山の年度別成績 | |||||||||||
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年 | 所属 | 試 | 勝 | 敗 | セ | 回 | 安 | 振 | 失 | 責 | 防御率 |
1990 | ロッテ | 30 | 6 | 10 | 2 | 170.2 | 159 | 126 | 70 | 62 | 3.27 |
1991 | ロッテ | 29 | 10 | 16 | 0 | 212 | 219 | 130 | 104 | 93 | 3.95 |
1992 | ロッテ | 29 | 8 | 15 | 0 | 172.2 | 187 | 124 | 86 | 76 | 3.96 |
1993 | ロッテ | 27 | 12 | 14 | 0 | 204.1 | 193 | 160 | 90 | 78 | 3.44 |
1994 | ロッテ | 14 | 3 | 9 | 0 | 85 | 81 | 67 | 48 | 40 | 4.24 |
1995 | ロッテ | 25 | 11 | 4 | 0 | 187 | 150 | 169 | 60 | 54 | 2.60 |
1996 | ロッテ | 25 | 8 | 13 | 0 | 154.2 | 192 | 90 | 86 | 78 | 4.54 |
1997 | ロッテ | 27 | 11 | 9 | 0 | 187.2 | 186 | 130 | 62 | 52 | 2.49 |
1998 | ロッテ | 27 | 11 | 12 | 0 | 201.2 | 224 | 126 | 101 | 80 | 3.57 |
1999 | ロッテ | 21 | 7 | 10 | 0 | 141.2 | 158 | 96 | 74 | 64 | 4.07 |
2000 | 横浜 | 26 | 8 | 11 | 0 | 161.1 | 166 | 108 | 72 | 71 | 3.96 |
2001 | 横浜 | 24 | 12 | 9 | 0 | 148.2 | 150 | 74 | 55 | 50 | 3.03 |
2002 | メッツ | 25 | 0 | 3 | 0 | 43.1 | 53 | 33 | 29 | 27 | 5.61 |
今季韓国プロ野球でシーズン56本塁打のアジア新記録をマークした李承Y内野手の身分照会を終えたことが1日、分かった。身分照会したKBO(韓国野球委員会)からは、どの球団とも交渉可能な選手であると回答され、ロッテは年俸1億5000万円を用意。さらに2年目以降のメジャー挑戦を容認するオプションも検討しており、獲得へ本格的に動きだした。
テレビ収録のため11月30日に来日した李はこの日、新宿や上野で食事やショッピングを楽しんだ。李は関係者を通じて「12月中はメジャーを目指す。前回の提示よりアップしないとドジャースには行かない」と明言しており、韓国球界に残れば次のFA権の取得まで最低4年はかかるため、メジャーへのステップアップのためロッテ入りする可能性も十分にある。熱狂的なロッテ応援団は既に李の応援歌を韓国から入手済み。「応援も当たり前のようにできるので、ぜひとも来て欲しい」と数人の応援団で3日の帰国の際に成田空港で直接ラブコールを送る計画もある。まさに球団とファンが一体となって、李獲得に向けて全力を注ぐ。
ロッテは1日、韓国野球委員会(KBO)に対し、今季の韓国プロ野球でアジア新記録のシーズン56本塁打を放った李承Y内野手の身分照会を行い、KBOから「どの球団とも交渉可能な選手である」との回答をもらったことを明らかにした。
同内野手は11月30日、日本テレビの新年番組録画撮りのため来日。3日まで日本に滞在するが、関係者は「今月いっぱい大リーグ入りを最優先する」としており、ロッテとの交渉はメジャー入りが叶わなくなった場合のみ、年明けに行われる模様だ。
ロッテが、メジャー移籍を視野に韓国・サムスンからFA宣言した李承Y内野手の身分照会を行ったことが1日、分かった。身分照会したKBO(韓国野球委員会)からは、どの球団とも交渉可能な選手であると回答され、ロッテは年俸1億5000万円を用意。さらに2年目以降のメジャー挑戦を容認するオプションも検討しており、獲得へ本格的に動きだした。
ロッテが「アジアの大砲」獲りに本腰を入れ始めた。川北球団代表は、今季56本塁打のアジア新をマークした李承Yの身分照会を行ったことを明らかにした。「明日、明後日に会うというのはない。時間をかけて調査していく」と説明したが、メジャー移籍を熱望する李が方針変更した場合には真っ先にアタックする意気込みだ。
李の意向を重視した夢のプランも用意した。11月中旬に渡米した李はドジャースからの年俸100万ドル(約1億900万円)の提示を受けたが、条件面などで折り合いがつかず難航中。ロッテはドジャースを上回る1年契約、1億5000万円の条件を用意し、さらに2年目以降はメジャー移籍容認というオプション付き。米球界に精通しているバレンタイン監督の「ボビー・ルート」を駆使して、メジャー移籍をバックアップする。
テレビ収録のため11月30日に来日した李はこの日、新宿や上野で食事やショッピングを楽しんだ。李は関係者を通じて「12月中はメジャーを目指す。前回の提示よりアップしないとドジャースには行かない」と明言しており、韓国球界に残れば次のFA権の取得まで最低4年はかかるため、メジャーへのステップアップのためロッテ入りする可能性も十分にある。
熱狂的なロッテ応援団は既に李の応援歌を韓国から入手済み。「応援も当たり前のようにできるので、ぜひとも来て欲しい」と数人の応援団で3日の帰国の際に成田空港で直接ラブコールを送る計画もある。まさに球団とファンが一体となって、李獲得に向けて全力を注ぐ。