12月8日12月8日韓国プロ野球で今季56本塁打の“アジア記録”を樹立した李承燁外野手のロッテ入りが今週中にも決まる見込みとなった。代理人の金基柱氏が8日、ロッテと10日に行う第2回交渉後、李が来日を予定していると明らかにしたもので、ロッテのフロントも早期入団に自信を見せている。
契約金1億円、年俸2億円の2年契約になる見込みだが、李は米大リーグ入りの希望を捨てておらず、契約期間の短縮を望んでいると言う。10日の交渉はこの点が焦点になりそうだが、ロッテの重光オーナー代行は「1年でも2年でもいい」と話し、川北球団代表も「バレンタイン監督に（将来のメジャー入りを）協力してもらってもいい」と約束する意向で、10日に入団内定、週末にも正式発表となりそうだ。
今年、横浜からテストで入団した井上純が倍増の2600万円で更改した。「なにか1つやり遂げれば、結果はついてくるんですね。ボクが実行したのは、毎日1時間のマシン打撃でしたけど、これがよかった」。シーズン72安打は、プロ15年目で最多だった。
韓国プロ野球、サムスンからFA宣言している李承燁内野手のロッテ入団が、10日に正式決定する。李の代理人・金基柱氏が8日、韓国から日本に戻り「2度目の交渉がまとまれば、すぐにでも李が来日して契約する用意はできている」と明言。李が日本行きの準備を進めていることを明かした。ロッテとの2度目の交渉は、金氏と川北智一球団代表が出席し、10日夜に都内で行われる予定。金氏は「李の野球人生が満足するものとなるように、2つ、3つの李の要望をロッテ側に伝えるつもり」と話し、1年契約でのメジャー行きやインセンティブ（出来高）、居住環境の問題などが話し合われることになりそうだ。
小野は8日、契約更改交渉を行い、990万円減の4500万円でサインした。今季は右足内転筋などを痛めて2勝4敗に終わり「けがが多く、年間を通して働けなかった」と諦め顔だった。また、5勝6敗の薮田は400万円アップの2800万円で更改した。（金額は推定）
早起きは三文の得？井上純が早出練習で年俸倍増の2600万円を勝ち取った。今季前半の2軍生活中「渋滞するので、横浜の自宅から朝6時くらいにロッテ浦和球場に向かっていたんですよ。早く着き過ぎるから、ずっとマシンで打ち込みしてたら、自分の打撃を思い出しました」。後半戦はレギュラーにも定着し、「来季は全試合に出たい」と意欲を燃やしていた。（金額は推定）
| 契約更改（12-08） | ||
|---|---|---|
| 小野 | 4500 | ▼990 |
| 井上 | 2600 | △1300 |
| 薮田 | 2800 | △400 |
ロッテにテスト入団の井上純が倍増の2600万円でサインした。横浜を自由契約となり新天地で臨んだ今季は5月に2軍落ち。しかし、チーム練習の前に毎日1時間の打ち込みを行うなどして復帰。結局74試合に出場、打率.283に加えプロ15年目で最高の23打点、6本塁打と勝負強い打撃でチームに貢献した。「1度クビになったことで何でもさらけ出せた。地道に続けることが大切」。テスト入団選手の“希望の星”として来季は全135試合出場を目指す。