わたしはかもめ2003年鴎の便り(12月)

便

12月17日

李「本塁打基金」設立[スポニチ]

ロッテと2年総額7億円で正式契約を結んだ李承Y内野手が17日「本塁打基金」を設立することを明かした。この日、韓国に帰国した李は「韓国でも社会活動をやっていたので日本でも続けたいと思う」と積極的なチャリティー活動を行うプランを披露。既にマネジメント会社と1本塁打ごとに1万円を積み立てる方針を検討しており、収益を日本と韓国の養護施設などに寄付する予定だ。

李は午前中に新居を構える千葉・浦安市内のマンションを視察。大学を休学し、日本での生活を選んだモデルの松静夫人も落ち着いた環境に大満足。1泊2日の強行日程で生活基盤を整えた李は、西武・松坂、ダイエー・和田らが編集してあるビデオテープを持ち帰り「研究して1月10日からの練習(新人合同自主トレ)に参加したい」と意欲的だった。

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李がパ5球団のビデオを手に帰国

韓国プロ野球サムスンからロッテ入団の正式契約のため来日中だった李承Y内野手が17日、帰国した。李は午前中に新居を構える千葉・浦安市内のマンションを視察。1泊2日の強行日程で生活基盤を整えた李は、西武・松坂、ダイエー・和田らパ・リーグ5球団の主力投手15人をネット裏から収録したビデオとテレビ中継のビデオを持ち帰り、「左投手を中心にお願いしました。研究して1月10日からの練習(新人合同自主トレ)に参加したい。」と意欲的だった。

さらに、李は「本塁打基金」を設立することを明かした。この日、韓国に帰国した李は「韓国でも社会活動をやっていたので日本でも続けたいと思う」と積極的なチャリティー活動を行うプランを披露。既にマネジメント会社と1本塁打ごとに1万円を積み立てる方針を検討しており、収益を日本と韓国の養護施設などに寄付する予定だ。来年は1月10日から始まる球団の新人合同自主トレーニングに参加する予定。また、現役女子大生でモデルの松静夫人は来季は学校を休学。代わりに日本語、英語の専門学校に通うことを明かした。

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李が帰国、球団は専属通訳を大募集[サンスポ]

ロッテが新外国人、李承Y内野手の通訳を求めている。条件は(1)日・韓・英の3ヶ国語に堪能(2)野球好き(3)包容力があって、コミュニケーションがはかれる27歳以下の男子…となっている。

ここ数日、球団事務所には「日韓英の3ヶ国語が話せる。通訳の募集があれば応募したい」という電話が毎日5、6件入っている。

川北球団代表
「こちらも3ヶ国語に堪能な人を…と考えています。今人選を進めていますが、時間をかけて決めたい。」

この日午後、成田発の大韓航空機で帰国した李は、空港で通訳の売り込みを知ると「ボクにとって、通訳は大切なことなので要望がある。1番大事なのは気心が通じ合うこと。年齢はボクと同じか、下の人だね」と話した。

李は早速球団編成部から西武・松坂、ダイエー・和田、新垣らのビデオを入手した。来シーズンは通訳と一緒に、日本野球を徹底研究、対策を練り上げる構えだ。

◇清水将、470万円減でサイン

ロッテの清水将が470万円減の3400万円で契約を更改した。今季は打撃が打率.209と不振。リード面で悩んだこともあり、シーズン途中で正捕手の座を失った。清水将は「自分の成績が悪すぎた。厳しい提示額だった」と諦め顔だった。

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清水将が契約更改

清水将が17日、470万円ダウンの3400万円で契約を更改した。開幕から先発マスクをかぶった清水将だが、打撃不振もあり後半は控えに回ることが多かった。(金額は推定)

契約更改(12-17)
清水将3400▼470
清水将
「自分の成績が悪すぎた。厳しい提示額だった。」

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西武、フェルナンデス獲得へ大詰め[スポニチ]

西武が今季限りでロッテを退団したホセ・フェルナンデス内野手を獲得することが17日、決定的となった。今季は4月途中の加入ながら打率.303、32本塁打、100打点と活躍。松井稼のメッツ入りで打線強化を迫られていた西武は既に代理人と交渉を進めており、近く合意に達する見通し。来季はカブレラとの“100発コンビ”で新生ライオンズをV奪回へ導く。

今オフ最大の課題になっていた新外国人の補強に光が差した。フェルナンデス獲得だ。代理人を務めるアラン・ニーロ氏は本紙の取材に対し「ライオンズは彼に強い関心を持っている」と西武と交渉中であることを認めた。関係者によれば交渉は大詰めで近日中にも合意に達する見通し。カブレラに次ぐ大砲誕生は秒読み段階に入っている。

日本での実績は申し分ない。今季は4月途中からロッテに加入。シーズン中盤から右投手のスライダーに対応し、出場126試合で32本塁打、100打点を記録した。打率.303の安定感もさることながら、得点圏打率.363という勝負強い打撃が魅力だ。今季はここ1番で打てないマクレーンに泣かされた西武だけに、首脳陣の一人は「途中加入で30本も打ったのに退団はもったいない。使える選手」と評価していた。

メジャー復帰を希望してロッテとの再契約を断念したフェルナンデスだが、西武は韓国SKで45本塁打を放った昨季から調査していた経緯もあり、ヤンキースのエリック・アルモンテ内野手らと共にリストアップ。11月末のロッテとの契約期間終了を待って代理人に接触し、粘り強い交渉で合意寸前までこぎつけた。

入団が決まれば3番・三塁で起用される見通し。4番・カブレラとの“100発コンビ”が注目されることは間違いない。松井稼の移籍で機動力は落ちるが、5番・和田も加えた主軸は迫力満点。長年課題だった3番にフェルナンデスがはまれば秋山、清原、デストラーデが支えた黄金時代に匹敵する強力クリーンアップが生まれ、新生ライオンズのV奪回は現実味を帯びてくる。

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