わたしはかもめ2003年鴎の便り(12月)

便

12月18日

西武、前ロッテのフェルナンデス獲得へ

西武が、前ロッテのフェルナンデス内野手と入団交渉を進めていることが18日までに分かった。浦田球団取締役は「何人かいる(新外国人)候補の1人で、交渉をしているのは事実。金額の問題もあるし、年内か年明けには決めたい」と話した。

フェルナンデスは今季126試合に出場し、打率3割3厘、32本塁打、100打点をマークしたが、自由契約になっていた。メジャー復帰を希望してロッテとの再契約を断念したフェルナンデスだが、西武は韓国SKで45本塁打を放った昨季から調査していた経緯もあり、ヤンキースのエリック・アルモンテ内野手らと共にリストアップ。11月末のロッテとの契約期間終了を待って代理人に接触し、粘り強い交渉で合意寸前までこぎつけた。フェルナンデスの代理人を務めるアラン・ニーロ氏は17日、「ライオンズは彼に強い関心を持っている」と西武と交渉中であることを認めた。

ページトップ

西武が前ロッテのフェルナンデスと入団交渉

西武が、前ロッテのホセ・フェルナンデス内野手と入団交渉を進めていることが18日までに分かった。浦田球団取締役は「何人かいる(新外国人)候補の1人で、交渉をしているのは事実。年内か年明けには決めたい」と話した。

球団は、メッツに移籍した松井稼が抜けた穴を埋めるため、打力のある遊撃手か三塁手の外国人獲得に動いていた。フェルナンデスは今季126試合に出場し、打率.303、32本塁打、100打点をマークしたが、自由契約になっていた。

ページトップ

清水直、05年オフにメジャー希望[スポニチ]

清水直行投手が、19日の契約更改交渉で球団側に大リーグ移籍希望を訴えることが18日明らかになった。同投手はあと2年間はロッテでプレーしたい意向を持っており、05年オフにポスティング・システム(入札制度)を利用しての移籍を実現させたい考えだ。

清水直が大リーグ移籍願望を球団側に伝える背景にあるのは西武からFA宣言してメッツ入りが決まった松井稼の存在だ。「ロッテに育ててもらっていることに感謝しているけど、同い年の(松井)稼頭央がメッツに行ってメジャーのマウンドに立ちたいという気持ちが強くなった。31歳ぐらいには向こうでやっていたい」。FA権を取得するのは早くても09年オフ。その際には肉体的にも下り坂の34歳となることから、早い段階で夢を実現させたい気持ちが強くなった。

入団3年目の昨年に14勝を挙げた右腕は、今季も1年間ローテーションを守り続け、チームトップの15勝をマーク。204回1/3の投球回数はリーグトップで、防御率3.13は西武・松坂、ダイエー・斉藤に次ぐ数字。とはいえ今オフにパドレスに入団が決まった大塚が、昨年は入札なしに終わった経緯があるだけに「最低でも4年連続(2ケタ勝利)ぐらい実績がないと自分の価値がないと思う」と“あと2年間は実績を積み上げてから”の青写真がある。

重光オーナー代行は「FAの資格を取って、みんなから祝福されて(大リーグに)行くのがベスト」とポスティング・システムを利用しての移籍には否定的な見解を示している。バレンタイン監督主導で積極的な補強を展開しているロッテだけに、エース候補の清水直の希望にどう対応するか注目される。

清水直
「ロッテに育ててもらっていることに感謝しているけど、同い年の(松井)稼頭央がメッツに行ってメジャーのマウンドに立ちたいという気持ちが強くなった。31歳ぐらいには向こうでやっていたい。」

ページトップ

小林宏、倍増6000万円を保留

中継ぎ、先発と50試合に登板し、10勝を挙げた小林宏は18日、倍増の6000万円の提示を保留した。同球団では42人目で初の保留。小林宏が「マイナス材料は何も言われなかったのに…」と、首をひねった。交渉は述べ3時間。後に予定した初芝、諸積を先回しして2度の休憩を挟んでも、1000万円の溝は埋まらなかった。今季は、先発、中継ぎとフル回転し、50試合登板で規定投球回にも到達。交渉役の本多運営部主査は「スーパーマン的な働き」と最大級の評価ながら、昇給額はシビアだった。

ロッテはこのオフ、バレンタイン監督の復帰をはじめ、補強も着々。契約交渉も12球団で唯一、保留者が出ていなかった。本多主査は「ちょっとガックリしました」と悔しがったが、むしろ1発サインの続いたことが不思議なくらいだ。

この日、同じく渡辺俊も昼食1時間を挟んで3時間半粘ったが、2000万円増にも届かない3000万円でシブシブ陥落した。3年目で初の規定投球回に達し、先発として9勝4敗、チームトップの6完投も「前半戦の働きがない」と軽くいなされた。(金額は推定)

小林宏
「評価には納得したが、金額に納得できなかった。」
渡辺俊
「最低ラインにも届かなかった。」

ページトップ

小林宏がチーム初保留…7000万円を希望[サンスポ]

小林宏が18日、契約更改交渉チーム43人目にして初めて保留した。「今年は自分でもやったと思うし、球団も認めてくれている。金額だけなんです」。球団提示が倍額の6000万円で希望は7000万円。今季50試合に登板し、10勝10敗をマークした右腕は「6500万円の攻防でしょう。どうなりますか」と他人事のように次回25日の交渉を楽しみにしている。

ページトップ

諸積は半減

事前に合意していたこともあり、初芝、諸積はわずか5分でサイン。初芝は1200万円減の5100万円、諸積は49%ダウンとなる2725万円減の2800万円で契約更改した。代打で日本記録となる7打数連続安打をマークするも「打倒な評価でしょう」と納得がオの初芝とは対照的に、諸積は意気消沈。(金額は推定)

契約更改(12-18)
小林宏(保留)6000△3000
渡辺俊3000△1830
初芝5100▼1200
諸積2800▼2725
初芝
「フェルナンデスがいなくなって、李承Yとアグバヤニが入る。サードは空く。そういうところで勝負したい。いきなり代打とは言いたくない。」
諸積
「球団との話し合いより女房との話し合いの方が怖い。」

ページトップ