わたしはかもめ2003年鴎の便り(12月)

便

12月21日

李の通訳決定

李承Yの専属通訳に21日、李東勲氏の就任が明らかになった。同氏は国士大に留学経験があり、11月札幌で開催されたアテネ五輪アジア予選では韓国代表チームの通訳を務めた。そのときに知り合った縁で、李が自ら専属通訳をお願いしていた。「あまり年上だと気を遣ってしまうので、同じ年代の方を探していた」(代理人・金基柱氏)と、異国1年目で最高のパートナーを得た。また、新春はサイパンでの自主トレからスタート。同所では現在、母校・信一野球部の後輩たちが合宿を行っている。李も新年早々にソウルを出発して約1週間、後輩たちに交じり汗を流す。その後は1月中旬に来日し、新人合同自主トレに合流予定。

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黒木、オープン戦開幕投手志願

黒木が21日、来季の復活に向け、オープン戦開幕投手を志願した。黒木はこの日、千葉市内のホテルで行われた、社会還元を目的とした後援会「ジョニークラブ54」の会合に出席。今季も右肩痛からの復活を果たすことができず、2001年7月以降の1軍マウンドには立てなかったが「来年は必ず1軍のマウンドに立ちます」と宣言した。「僕はアピールしなきゃいけない立場。オープン戦も多く投げた方がチャンスがある」と、オープン戦初戦となる来年2月28日巨人戦(鹿児島)での先発を目指し急ピッチ調整を行う考えを示唆した。

黒木の後援会「ジョニークラブ54」はこの日の会合で、千葉市福祉総務課にロッテ戦の年間シート2席、赤十字社千葉県支部には35万円の寄付金を贈呈した。今年で3回目となる社会活動に、黒木は「社会に貢献できる会として発足しましたけど、これから僕の活力としても素晴らしい会になると思う」と話していた。

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黒木、オープン戦の開幕投手に名乗り[スポニチ]

右肩痛から2年ぶりの復活を目指す黒木が、オープン戦の開幕投手に名乗りを上げた。千葉市内のホテルで開かれた後援会「ジョニークラブ54」に出席し「多く投げた方がチャンスがありますから」と2月28日の巨人戦(鹿児島)の登板を熱望。肩を強化するために1キロのゴムボールを導入していることを明かした黒木は「来年こそは必ずマウンドに上がります」と宣言。またこれまで内野席に設けられていた「ジョニーシート」を、車イスの来場者にも対応できるようにバックネット裏に移されることも決まった。

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小林雅、車椅子の寄付プラン[スポニチ]

ロッテの守護神・小林雅英投手が21日、本拠地・千葉市に車椅子を寄付するチャリティー・プランを明かした。同僚の辻の結婚披露宴に出席した小林雅は「前から福祉に関することはやってみたいと思っていた。千葉市では車椅子のバスケットボールが盛んだと聞いたので、これから営業の人と相談してやっていきたい」と明言。セーブ数に応じた台数を寄付する計画を立てている。

前日に西武・豊田と並ぶパ・リーグの日本人投手最高年俸となる2億3000万円で契約を更改した守護神。“パの顔”としての自覚も十分で、グラウンド外での活動にも力を入れたい考えだ。昨年から吉田(現阪神)、藤田と設立した「ファイヤーマンシート」を来年も継続する方針で「今年、利用してくれた人数をもとにして席を増やすかも」と、今季の4席からの増席も検討。ファンと一体となって野球観戦を楽しめる環境づくりに力を注ぐ。

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