わたしはかもめ2003年鴎の便り(12月)

便

12月24日

ニンジン作戦第2弾[スポニチ]

ロッテは1軍選手を対象にした順位ボーナス制度を来季から導入することが24日分かった。この日、千葉マリンで契約更改に臨んだ選手会長の小坂は、交渉の席でチームが優勝した場合に3000万円、2位で2000万円、3位で1000万円のオプションを結んでいる李承Yの契約内容に触れ「他の選手のことも考えてもらいたい」と球団側に要望。査定担当の本多運営部主査は「(配分方法は)登録日数で1軍と2軍を区別することを考えている」と明かした。野球協約により参稼報酬(年俸、出来高など)以外には球団からの報酬は認められないため、配当金は親会社の関連企業などからの出資とする方針。昨年1400万円を用意した開幕ダッシュ賞に続く“ニンジン作戦”でナインのヤル気につなげる。

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李、来日できん

李の来日が遅れる可能性が出てきた。李は新人合同自主トレへの参加を希望し、1月10日前後の来日を予定していたが、就労ビザの発給手続きが繁忙期と重なり遅れていることが分かった。19日に球団が入国管理局に書類を提出したが、まだ審査は通らず、27日からは年末年始休暇に入る。入国管理局では「(手続きは)2週間前後かかる。まだこの時期は申請が多く通常より遅くなりがちです」と話し、審査完了は休暇明けの来年1月5日以降となることが濃厚。球団関係者は「代理人に書類を手渡して、渡韓してもらうことも考えている」と、早期来日希望に沿うよう緊急対策を検討し始めた。

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小坂、特例査定で1億円大台回復

2年ぶりに規定打席に達した小坂が24日、契約交渉に臨み1350万円アップの1億800万円でサインした。小坂は2年ぶりの1億円突破。遊撃手としての守備機会や高守備率が評価された。「特例査定」で大台回復の恩恵にあずかった小坂は「打撃のポイントだけなら、この金額には届かなかった」と感謝しきりだった。

守備での貢献度が抜群に評価された。打率2割5分8厘、盗塁もケガで出場試合を大きく減らした昨年を除けば、自己最低の27個に終わった今季。攻撃面だけの評価ならダウンでもおかしくない。本多運営部主査は「彼の場合は守備6、攻撃4の割合で評価した」と守備査定を大きく反映させたことを明らかにした。遊撃手として失策8(17)、守備率9割8分9厘(9割7分5厘)は、共にゴールデングラブ賞の西武松井(現メッツ)を上回った。貢献度は投手陣の防御率アップという数字にも表れている。本多主査は「守り勝つ野球を掲げるチームにとって、彼は欠かせない存在」とアップ査定は当然とした。(金額は推定)

契約更改(12-24)
小坂10800△1350
小坂
「守備でこの金額と言われた。来年は打撃にも力を入れて、もっと強くアピールできるようにしたい。」

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小坂が守備を評価され1350万円増[サンスポ]

打率.258の小坂は24日、チームナンバーワンの守備率(.989)が評価されて1350万円増の1億800万円で更改。「来年は打率をもっと上げてチームを強くしたい。もちろん135試合にフル出場して」。来季は打率アップで1億5000万円狙いだ。

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