わたしはかもめ2005年鴎の便り(1月)

便

1月6日

ロッテがパスクチ外野手を獲得[ニッカン]

ロッテは6日、エクスポズからヴァル・パスクチ外野手(27)を獲得すると発表した。パスクチは04年、メジャーで32試合に出場し打率1割7分7厘、2本塁打を記録している。

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ロッテがパスクッチを獲得[スポニチ]

ロッテは6日、昨季米大リーグのエクスポズ(現ナショナルズ)に在籍していたバル・パスクッチ外野手(26)を獲得したと発表した。年俸5000万円で、背番号は「43」。

パスクッチは、昨季エクスポズでは32試合に出場して打率1割7分7厘だが、3Aエドモントンでは109試合で打率2割9分8厘、92打点の成績を残した。(金額は推定)

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ロッテ球団職員「一芸採用」します[報知]

◇営業の即戦力を全国から公募

球界一の営業マンになって下さい!ロッテが全国から球団職員を公募することが6日、分かった。選考は一般的な面接だけでなく、特技アピールし放題の“オーディション”となる。

選手だけではない。フロントが営業部門の即戦力ルーキー発掘に動く。ロッテは2005年の営業目標として、年間席8億円とラバーフェンス広告2億円の売り上げを目指している。球界では親会社からの出向や、外部招聘による人材確保が主流だが、球団幹部は「経験があるに越したことはないが、やる気と情熱があれば応募していただきたい」と広くオープンに構える。

選考過程も斬新だ。面接では形式的な問答のみならず、「個性を自由に発揮して欲しい」という。最近の採用面接では「自ら主演する映画や紙芝居での売り込みも多い」と、就職斡旋企業の担当者。営業志望者はホストやホステス顔負けの“ヨイショ”トークを披露して接待の才能をアピールしたり、企業への愛情を告白する場合もあるという。球団側は「方法は何でもありです」とあらゆるアピールを受け入れる構えだ。

募集人員は営業部員若干名。募集資格は「高卒以上、年齢制限なし」と幅広い。応募要項の詳細は、千葉ロッテ球団事務所TEL043-297-2101まで。赤字削減に向けて本気モードのロッテ。起爆剤となる“オンリーワン”の出現を心待ちにしている。

◇パスクチ獲得

ロッテは6日、米大リーグのナショナルズ(旧エクスポズ)のヴァル・パスクチ外野手(26)の獲得を正式に発表した。1年契約で、年俸は5000万円。背番号は43に決まった。

パスクチは2メートル近い大柄な肉体を誇る右の長距離砲。昨年は3Aエドモントンで打率.298、25本塁打、92打点の成績を残し、メジャー初昇格を果たした。バレンタイン監督は「性格面も含めて日本野球に向いている」と判断。12月に合意にこぎつけていた。

守備位置は他の外野陣との兼ね合いになるが、経験豊富な右翼が有力視される。宮田編成部長は「3割30本を期待している。ベニー、パスクチ、李の3人で100本打てれば強力打線になる」とブレークを期待した。

ヴァル・パスクチ(Val Pascucci)
1978年11月17日、米国カリフォルニア州生まれ。26歳。オクラホマ大から99年にエクスポズ入団。メジャー通算成績は打率.177、2本塁打、6打点。マイナー通算は打率.277、112本塁打、447打点をマークした。198センチ、113キロ。右投右打。

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赤字削減へ…ロッテが営業職員を募集[サンスポ]

赤字削減に取り組むロッテが営業職員を募る。「プロ野球の収入の柱はチケットや広告、放映権。熱意のある人に来てもらいたい」と球団関係者。年間シートなどの売り上げ強化に力を入れる。募集は若干名で、年齢、性別、経験は不問。詳細は球団事務所TEL043-297-2101(代表)まで。

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ロッテが熱血営業マンを一般公募[スポニチ]

ロッテが営業部員を一般公募することが6日までに決まった。募集人数は若干名で性別、学歴、職歴は一切不問。唯一の条件はマリーンズを売り込める熱い心で、飛び込み営業もいとわない“何でもあり”の実戦派を募集する。球団関係者は「優秀な人材がいれば、バンバン獲りたい」と力を込めた。

昨年、球団が計上した赤字は約37億円。瀬戸山隆三球団代表は、本社サイドに10億円の赤字削減を約束しており、達成できなければ職員の賞与ゼロも示唆している。ロッテは既にダイエーで辣腕を振るった瀬戸山球団代表を招聘したほか、編成トップには、プロ経験のない宮田隆編成部長を起用するなど外部招聘に積極的。今度は営業の第1線で体を張る人材を募集する。

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ロッテが職員オーディション「熱意」重視[ニッカン]

ロッテが球団営業職員をオーディション形式で公募することが6日、分かった。主に千葉マリン球場のシーズンシート席、広告看板料の増収を目指すため。学歴、経歴などにはこだわらず「球団営業立て直し」への熱意を重視する。応募方法は自由。履歴書はもちろん、球団を愛する作文をつけてもよし、企画書をつけてもよし。増収への「プレゼンテーション」など自由な表現方法も可能だ。「とにかく熱意があって、自由な発想を持っている人材が欲しい。即戦力として採用したい。試験のかたちにはこだわらず、自由な形で熱意を見せて欲しい」と狭間信幸営業部長が語る通り、オーディションのような採用試験となる。

昨年のシーズンシートの売り上げは約4億円とみられ、今年は一気に倍増が目標。さらに千葉マリン球場の「規制緩和」で新たに外野フェンスに広告を入れることが可能となり、広告看板総収入2億円を目指す。今年は開幕カードで新球団の楽天と対戦するなど、ロッテとしても「パ・リーグ改革元年」として営業収入アップを狙う。瀬戸山球団代表は「人を雇う人件費を上回る営業収入を得れば、もとは取れる。さらに球団も活気付く」と説明した。昨年の球団の赤字額は約37億円とみられるが、少しでも減らす意気込みだ。

採用条件
採用する営業職員は高卒以上で、年齢は上限が35歳。問い合わせは球団事務所(電話043-297-2101)まで。

◇人事

ロッテの宮田隆編成部兼企画部長代行が編成部長に昇格した。

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[The 記録]通算150Sへ13…小林雅英[サンスポ]

小林雅はプロ7年目の今季、通算150セーブの最速達成を目指す。

別表のとおり、現在は通算137セーブ(登板297試合)。現時点での歴代最速は横浜・佐々木主浩の315試合目なので、今季登板17試合目以内に13セーブを挙げれば、最速新記録となる。ちなみに、150セーブ達成スピードで佐々木に次ぐのは、ヤクルト・高津臣吾(現Wソックス)の378試合目。

小林は現在、通算セーブが歴代6位。今季も昨シーズン実績(20セーブ)をマークすれば、歴代4位にランクアップする。また、史上5人目の通算200SP(あと39SP)も、平成14年実績(39SP)から今季中の達成が期待できる。

通算セーブ数ベスト10
投手(所属)セーブSP実働
1高津臣吾(ヤクルト)260293328913年
2佐々木主浩(横浜)248413028911年
3江夏豊(西武)193654821018年
4赤堀元之(近鉄)139523919116年
5大野豊(広島)138543719222年
6小林雅英(ロッテ)13724171616年
6大塚晶則(中日)13714231517年
8斉藤明夫(横浜)133554518817年
9鹿取義隆(西武)131854221619年
10山本和行(阪神)130694819017年
参考
14豊田清(西武)11618813410年

[注]成績は救援登板に限定、所属は最終所属球団

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常識超えた!孫ホークス外国人補強25億円[ニッカン]

「孫マネー」が球史を塗り替えた。福岡ソフトバンクホークスが、メジャー通算214本塁打のトニー・バティスタ内野手(31=エクスポズからFA)を破格の契約で獲得することが6日、分かった。2年契約で契約金も含めると、新外国人選手の来日初年度契約では史上最高となる総額1500万ドル(約15億8000万円)。現在、ホルベルト・カブレラ内野手(32=マリナーズ)も2年総額5億円程度で交渉を進め、さらに、今後もメジャー左腕投手の補強を狙っており、今オフの“助っ人補強費”が総額で25億円以上となることが確実だ。

有言実行だった。「拡大均衡」「戦力補強」をキーワードに新球団への積極投資を公言してきた孫オーナーは胸を張った。

孫オーナー
「(獲得する)選手については王監督兼GMが十分に調べ、決定されること。私は全幅の信頼を置いている。(誰を獲得するか)相談しなくて結構という権限まで差し上げている。私は(補強費の)総額だけ決めましょう、ということ。」

球界活性化を訴える孫オーナーの「総額」は、日本球界の常識をはるかに超えていた。バティスタは契約金500万ドル(約5億3000万円)に加え、年俸は2年総額1000万ドルだ。メジャー通算214本塁打を誇り、昨年も32発を放った。とはいえ、日本で期待通りの活躍ができるかは分からない。そんな初年度から日本球界で過去例を見ない大型契約を結んだ。外国人選手の来日初年度年俸の500万ドルも史上最高額だ。将来的にチームの年俸総額を100億円超に引き上げると豪語する「孫マネー」が形となって表れた格好だ。

バティスタについてはデビルレイズ、アストロズなどメジャー球団と獲得合戦になったが、ソフトバンクが圧勝した。その獲得額は、メジャーの今オフのFA戦線で比べても上位にランクされる。孫オーナーは「これからも、夢のある選手、力のある選手を揃えたい」ときっぱりと語った。

現在、最終契約に向けて交渉中のカブレラについても2年契約を提示。年俸、契約金を合わせると約5億円にのぼる。さらに、チームはメジャーでリリーフ経験のある左腕を3投手リストアップ。今後絞り込みを行うが、こちらも複数年契約を打診する方針で、総額5億円以上は確実だ。今オフの助っ人補強費は実に25億円を超える計算になる。04年度の日本人選手だけのチーム年俸総額が約25億5000万円だったことを考えれば、総資産2兆円と言われる資金力豊富な“ソフトバンク効果”は歴然だ。

孫オーナーの究極の目標は「世界一」。大胆な補強策が、日本球界の枠を超え、世界レベルであることは間違いない。

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ソフトバンクがバティースタ獲得[報知]

◇214発現役大リーガーに孫マネー2年16億

ソフト バンクが今季の新外国人選手として、エクスポズからFA宣言したメジャー通算214本塁打の大砲、トニー・バティースタ内野手(31)と合意したことが6日、明らかになった。メジャー複数球団との争奪戦に、2年総額1500万ドル(約15億8000万円)の破格条件を提示することで圧勝。早ければ日本時間8日にも正式契約を交わす。また、昨年マリナーズでプレーしたホルベルト・カブレラ内野手(32)とも2年総額450万ドル(約4億7250万円)で大筋で合意するなど、孫マネーの威力はやはり本物だった。

総資産2兆円の「孫マネー」がメジャー球団を軽く押しのけた。入団合意に達したのは、メジャー通算214発を誇る現役バリバリの長距離砲、バティースタだ。この日、ソフトバンク・角田雅司球団代表は「大筋では合意に達している。週明けにはきちっとした形で報告できる」と、日本時間8日に予定される正式契約を待って発表する意向を示した。

獲得の決め手となったのは「札束攻勢」だ。昨季エクスポズで32本塁打、110打点を挙げたバティースタ獲りにはデビルレイズ、アストロズ、タイガースなども参戦。一時は「家族の反対」を理由に劣勢となっていたが、潤沢な資金力をバックに一気に逆襲。角田代表が「大体それぐらいの金額」と認める2年総額15億8000万円の巨額契約は、ライバルの提示に比べ飛び抜けていたという。

契約金5億2700万円に、1年あたりの年俸も同額。助っ人の入団時年俸としてはダイエーのミッチェル(約4億円)、巨人のマック(約3億8000万円)、ヤクルトのホーナー(約3億円)らを上回る。これだけ巨額な投資にもかかわらず、ソフトバンク・孫正義オーナーは「夢があり、力がある選手を揃えたい。私は(年俸の)総額を相談して決めるだけで、王監督兼GMに権限を差し上げている」と話すなど、平然としたものだ。

バティースタと共に大筋で合意しているマリナーズのカブレラについても、角田代表は「(内、外野の)どこでも守れる。感触はいいと思う」と正式サインが近いことを明かした。これで史上最強打線の整備は完了。残るは左腕ストッパーの獲得だが孫オーナーの財布のひもは緩んだままだ。

トニー・バティースタ(Tony Batista)
1973年12月9日、ドミニカ共和国生まれ。31歳。91年にドラフト外でアスレチックスと契約。96年にメジャー昇格するとDバックス、ブルージェイズ、オリオールズを経て昨季はエクスポズに所属。157試合に出場して打率2割4分1厘、32本塁打、110打点を挙げた。オープンスタンスから生み出す鋭い打球を売り物に、メジャー通算でも打率2割5分1厘、681打点、214本塁打を記録。昨季年俸は150万ドル(約1億5750万円)。家族はオーストラリア夫人と2子。183センチ、95キロ。右投右打。

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孫ホークスが超ビッグなお年玉!大砲・バティスタと合意[サンスポ]

ソフトバンクがメジャー214発男、トニー・バティスタ内野手(31)=前エクスポズ=とのFA交渉で基本合意に達したことが6日、分かった。2年総額1500万ドル(約15億6000万円)の破格条件で争奪戦を制圧した。また、マリナーズのホルベルト・カブレラ外野手(32)の獲得も合意間近。孫正義オーナーの号令下、初年度補強費25億円の威力を、まざまざと見せつけた。

本気で「世界一」を目指す孫ホークスが、メジャーを敵に回したマネーゲームに圧勝した。現地4日に米フロリダ州マイアミでバティスタと交渉し、口説き落とした。

角田雅司球団代表は「当初は家族の反対があったが、来られるようになった。週明けにはきちっとした形で報告できる」と勝利宣言。AP通信が報じた2年総額1500万ドル(約15億6000万円)との契約内容についても「大体、それぐらい」という。ライバルのデビルレイズ、アストロズらの提示した条件が「概ね年俸2〜3億円の間」(現地関係者)で、ソフトバンクの条件は突出していた。

バティスタは昨季、エ軍で32本塁打、110打点。「サードが守れる」という王監督の意向に沿う形で、失策の少さにも定評がある。同じ右打ちで井口(自由契約)の穴を十分に埋められる。

さらに角田代表は、昨季マリナーズでプレーし、内、外野を守れるカブレラの獲得も合意間近であると示唆。マ軍へのトレードマネーとは別に、2年7億円以上の条件を提示したとみられる。

孫オーナーは「夢があり、力のある選手を揃えたいと常々、話している。私は(年俸の)総額を相談して決めるだけで、王監督兼ゼネラルマネジャーに権限を差し上げている」と涼しい顔。

まずはアジアの雄を目指し、初年度から25億円の補強費を計上。まだまだ金銭的な余裕はある。今後も抑え投手候補の左腕を補強するため、3投手をリストアップしている。ソフトバンクのハードなマネー旋風が、吹き荒れそうだ。

トニー・バティスタ(Tony Batista)
1973年12月9日、ドミニカ共和国生まれ、31歳。96年アスレチックス入団。ダイヤモンドバックス、ブルージェイズなどを経て、昨季はエクスポズ。157試合に出場し、打率.241。32本塁打、110打点はチーム最多。メジャー通算は9年間で1179試合、打率.251、214本塁打、681打点。41本塁打を放った00年はオールスターにも出場した。1メートル83、95キロ。右投げ右打ち。昨季年俸150万ドル(約1億5800万円)。
トニー・バティスタの年度別打撃成績
年度所属打率打点
1996アスレチックス4.298625
1997 〃68.202418
1998Dバックス106.2731841
1999 〃44.257521
ブルージェイズ8.285679
2000 〃154.26341114
2001オリーオルズ84.2661242
2001ブルージェイズ72.2071345
2002オリーオルズ161.2443187
2003 〃161.2352699
2004エクスポズ157.24132110
メジャー通算9年1179.251214681

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孫マネー16億円、バティスタ獲得[スポニチ]

孫正義オーナーの目指す年俸100億円軍団の陣容が整ってきた。6日、東京・箱崎のソフトバンク本社を訪れた角田雅司球団代表は、メジャー通算214本塁打を誇るトニー・バティスタ内野手(31)と2年総額1500万ドル(約15億6000万円)でほぼ合意に達したことを明かした。この夜、孫オーナーと会食した王貞治監督も将来的には100勝を目指すと常勝軍団づくりを宣言した。

メジャーさえも手が出せない巨額提示が、土壇場の逆転劇を生んだ。4日、米フロリダ州マイアミで行われたバティスタ側との交渉でソフトバンクが提示したのは、契約金500万ドル(約5億2000万円)、年俸500万ドルの2年総額約15億6000万円のビッグマネーだ。他に関心を示していたデビルレイズ、アストロズ、タイガースなど複数のメジャー球団に提示額で“圧勝”。家族の反対もあり来日断念に傾きかけていたバティスタに、海を渡る決意を促した。

この日、キャンプ地・宮崎市の津村重光市長らとソフトバンク本社を訪れた角田球団代表も「大筋で合意した。週明けにはきちっとした形で報告できる」と認めた。バティスタは、昨季エクスポズで32本塁打、110打点をマークした大砲。前日に獲得が確実になったマリナーズのホルベルト・カブレラ内野手(32)についても「彼はどこでも守れるからね」と合意間近であると付け加えた。さらに抑え候補の左腕投手まで「3人リストアップしている」と20億円と言われる外国人補強費用を使い切るつもりだ。

現役メジャーリーガーの相次ぐ入団内定に孫オーナーは「私は(年俸の)総額だけ決める立場だが、夢のある選手、力のある選手を揃えたいと思っている」と満足げに語った。バティスタ、カブレラとFA移籍の大村を加えた予想スタメンの年俸総額は20億2800万円と大台を突破。ただ年始の挨拶に「世界一」を公言した以上、序章にすぎない様子だった。

この夜、孫オーナーと会食した王監督も笑いが止まらない。「今まで(の外国人選手)と違ってメジャーでやってきている選手だからプライドもあるだろうし、計算できる」と話した上で100億円軍団構想に報いるため「近い将来には100勝を目指す時代が来る」と言い放った。

それぞれが広げた風呂敷は大きいが、それを現実にする力が新生ホークスには備わっている。

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ロッテに198センチ大砲

◇前エ軍、パスクチ外野手

ロッテは6日、米大リーグ、前エクスポズのヴァル・パスクチ外野手(27)を獲得すると発表した。パスクチは昨季メジャーで32試合に出場し打率1割7分7厘、2本塁打も、3Aエドモントンでは打率2割9分8厘、25本塁打、92打点の好成績を残した。198センチ、113キロ。右の大砲として期待される。背番号は「43」。ロッテの今年の外国人選手はセラフィニ投手、フランコ内野手、李承Y内野手、ベニー外野手と合わせて5人となる。

ヴァル・パスクチ(Val Pascucci)
右投げ右打。アメリカ・カリフォルニア生まれ。オクラホマ大学卒業後、エクスポズに入団。1Aからスタートし、2001年から2A、2003年から3Aとステップアップ。その3Aで、昨年109試合に出場、打率2割9分8厘、25本塁打、92打点の数字を残し、シーズン終盤に初めてメジャーに昇格。32試合で打率1割7分7厘、2本塁打、6打点をマークし、将来が期待されていた。マイナー通算では、打率2割7分7厘、112本塁打、447打点。

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稼頭央、西岡と合同

ロッテ西岡は憧れの人と気持ちよく汗をかいた。松井に合同自主トレを願い出て、実現。「稼頭央さんと一緒にできて気持ちが高ぶっています」と話した。同じスイッチ打者で内野手。「目標にしている方がメジャーに行ったんで僕も追いかけたい」と言ったが、松井に「ロッテ、大丈夫か」と突っ込まれると、「ロッテでずっとやっていきます」と言い直していた。

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高野連“牽制球”ヘンな事教えないで

◇清水の「ボークすれすれ」指導に

日本高野連が6日、昨年12月26日に行われた日本野球機構、日本プロ野球選手会との共同開催によるシンポジウムでのロッテ清水直行投手の牽制球指導を問題視し、近日中に選手会と話し合いを持つことになった。清水は高校生に、ボークスレスレの牽制球を伝授。ルール違反の奨励ではなくプロの技術を指導したつもりだったが、田名部和裕事務局長は「開催は、正しい野球の普及が目的。シンポジウムは各地で好評を得ており、プロの協力を得て今後も続けて行きますので、会の発展のために(選手会の)松原事務局長と話し合います」と説明した。 また同高野連はこの日が仕事始め。2月の学生野球協会・評議員会の審議で、各地区高野連主催の講習会でも元プロの一時的指導、現役プロのシーズンオフの母校の施設利用が認可される見通しになっている。脇村春夫会長は「今年は地方を回って、元プロ指導の講習会や加盟校の実情などを見たい」と語った。

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