わたしはかもめ2005年鴎の便り(1月)

便

1月8日

黒木、05年のテーマは「我慢」[スポニチ]

昨秋に右ひじを手術した黒木知宏投手が8日、さいたま市のロッテ浦和球場で始動した。午前8時半からランニング。その後、ダッシュ、室内で40球のキャッチボールを行い、最後はセットポジションから15メートルの距離で30球投じた。

「違和感はない。キャンプの2クール目にはブルペン入りし、計画通りなら開幕もいける」。一時40キロまで落ちた握力も60キロまで回復。リハビリは順調だ。それでも笑顔はない。

「パンクしたら終わり」と自ら話すように引退は背中合わせ。“師匠”の小宮山から受けた「夏前に戻らなければ口も利かない」の叱咤にも「分かっている」と一言。05年のテーマは我慢。「何を言われようと叩かれようと耐えるだけ」。崖っ縁の元エースは黙って結果を残す覚悟だ。

ページトップ

回復順調!ロッテの「ジョニー黒木」をお忘れなく[サンスポ]

完全復活に懸ける黒木が始動。午前8時30分から実に5時間、ランニング、キャッチボールなどを精力的にこなした。昨年10月に手術した右ひじは順調に回復し「(千葉)マリンのマウンドに上がって、ファンに“お帰り”と言われたい」。平成13年6月5日(オリックス戦)以来の本拠地勝利を目指す。

ページトップ

黒木“初投げ”開幕1軍へ「OK」[報知]

黒木知宏投手が8日、埼玉のロッテ浦和球場で約5時間の自主トレを敢行。昨年10月の右ひじ手術後初めてセットポジションからのキャッチボールを行い、順調な回復ぶりを見せた。

ランニング、ストレッチ、ダッシュを繰り返した後、室内練習場では池野ブルペン捕手と約80球のキャッチボール。そのうち30球を15メートルの距離をとって、セットポジションから投げ込んだ。「よし、OK!」黒木は納得の表情で、再び球場に戻り、ダッシュとランニングを行った。

チーム内の競争を勝ち抜く自信はある。「今年のテーマは我慢。心と体の駆け引きを克服し、プラン通りにできれば大丈夫」手術後、40キロまで落ち込んだ握力は60キロに回復。投球練習も今後は距離を伸ばす予定で、春季キャンプの第2クールからブルペン入りできる見込みだ。

「早く地元で勝って、ファンに『おかえり』と言われたいし『ただいま』と言いたい」とジョニー。目指すは開幕1軍、そして千葉マリンでの4年ぶりの白星だ。

ページトップ

黒木が始動「握力戻ってきた」[ニッカン]

右ひじ手術からの復活を目指す黒木知宏投手が8日、ロッテ浦和球場で自主トレーニングを始めた。昨季は肩痛を克服してカムバックを果たしながら、ひじを痛めてわずか1勝に終わり、10月に手術を受けた。しかし術後の経過は良好で、黒木は「握力も戻ってきた。順調にいけば春季キャンプの第2クールでブルペンに入れると思う」と、軽い重りを使ったリハビリメニューや走り込みを黙々とこなしていた。

ページトップ

復活の年、ジョニー「5時間トレ」

◇小宮山ゲキ「夏前に戻ってこないと口きかない」にも「我慢我慢」

完全復活を目指す黒木知宏投手が、決意の5時間練習で本格始動した。8日、ロッテ浦和球場でランニング、キャッチボール、筋力トレーニングを長時間にわたってこなした。昨年は約3年ぶりの白星を飾ったが、その1勝どまり。10月には右ひじの手術も受けた。今年のテーマを「我慢」と決めたジョニーが、今度こそ完全に蘇える。

◇昨年1勝

黒木が、寒風の吹きつける球場を1人で黙々と走り続けた。室内練習場に移動すると、池野ブルペン捕手を相手に、キャッチボールを40球。そして正確に15メートルの距離を測り、ボールの感触を確かめるように、やや強めに30球を投げた。5時間の長時間練習に「予定通りのメニューです。今の僕は人の倍やらないと勝てないですから」と言って汗を拭った。

昨年は復活の足がかりとなる白星を飾った。「1つ勝った喜びは大きい。今年はいっぱい味わいたい」という。そして「今年はゴチャゴチャ言わずにやるだけ。我慢。何を言われても、叩かれても、我慢して頑張っていきたい」と決意を表明した。ベテラン小宮山からは「夏前に戻って来なければ、口をききません」と厳しい言葉を投げかけられた。そんなゲキにも「言われなくても分かっている。己に勝つ」と言い切った。

◇ひじ手術

しかも昨年は右ひじ痛に苦しみ、10月には手術を受けた。だがそれも、いち早く05年のスタートを切るためだった。「経過は順調。違和感はない。プラン通り進んでます」。握力も手術後から10キロ増えて60キロまで回復。「シーズンでMAXの80までいけば」と笑顔を見せた。「次にパンクしたら終わり。肩・ヒジ、気持ちとのバランスが大事。気持ちと体の駆け引き」と焦らず取り組むが、キャンプ第2クールでのブルペン入り、そして開幕1軍登板に狙いを定める。

練習途中で新人から挨拶を受けたことに話が及ぶと「感激していた?黒木という名前もまだ忘れられてないかな」と本音も漏らした。「今年はマリンのマウンドに常に上がれるようにしたい。待っているファンに『お帰り』と言われ、『ただいま』と言いたい」。不退転の決意を胸に完全復活を目指す。

◇黒木5時間トレ

午前8時半〜9時半
浦和球場内をロングジョッグ
9時半〜10時半
外野でダッシュ
10時半〜11時半
クラブハウスで着替え、室内練習場でキャッチボール
11時半〜午後0時半
球場内をランニング
0時半〜1時半
室内練習場でリハビリ運動、筋力トレーニング

◇黒木苦闘メモ

3年前の勝利
01年7月7日、日本ハム戦(松山)でハーラー単独トップの11勝目をマークした。
違和感
同年7月27日、オリックス戦(神戸)後、右肩に違和感を覚える。「右肩棘上筋炎症」と診断され、同31日に選手登録抹消。
再発
03年7月13日、イースタンの西武戦に先発するも、試合中に右肩痛が再発。1軍復帰プランが白紙に。
減俸
同年12月19日、自らも235万円ダウンを申し入れて8000万円で契約更改。
開幕2軍
04年3月5日、オープン戦のオリックス戦で1軍は2年半ぶりとなる先発も、ローテ争いに敗れて開幕は2軍。
復活白星
同年6月2日のダイエー戦(北九州)で5回3安打無失点に抑え、1061日ぶりの勝利を挙げた。
違和感
同年6月10日、右ひじの張りで出場選手登録抹消。病院で検査を受け、疲労性の違和感と診断された。
アクシデント
同年7月22日のイースタンの日本ハム戦(浦和)に復帰先発も、打球を右ひざ下に当てて打者4人で負傷降板。
最終登板
同年8月16日の西武戦(西武ドーム)で先発も、4回0/3を10安打7失点でKOされた。これが昨年の1軍最終登板となる。昨年の成績は登板7試合、34回2/3を投げ1勝3敗、防御率4.41。
右ひじ手術
同年10月12日、右ひじ痛で、右ひじ関節内の骨棘除去手術を行った。
再び減俸
同年12月3日、自ら1000万円の減額を申し出て、5000万円で契約更改。
黒木
「走ることしかできないから走り込み中心になりました。体は11月からずっと動かしています。手術の経過は順調。体調はいいし、術後のプログラムも予定通りに消化できています。プログラム通りにやっていけば、キャンプ中盤にはブルペンに入れるし、開幕にも間に合うはず。やるしかないですからね。今年のテーマは我慢。焦ってパンクしたくないので、焦らずじっくりやっていきます。去年は1勝が嬉しかった。今年はその嬉しさをもっと味わいたいですからね。あとは、やっぱりマリンで喜びたい。みんなに『お帰りなさい』と言われたいし、『ただいま』と言いたいです。」

ページトップ

ルーキー挨拶、助言もらえずガムもらう!!

新人の久保康友投手(24=松下電器)手嶌智投手(22=新日本石油)大松尚逸外野手(22=東海大)青松敬鎔保守(18=上宮太子)が、揃って黒木に挨拶した。前日に入寮し、この日プロとして第1歩を踏み出したが、ランニング中に黒木に気づくとダッシュで駆け寄った。特別な言葉はなかったが、ガムをもらった。久保は「雰囲気があった。練習姿勢など、社会人出身の先輩として尊敬しています」と語った。手嶌は「ガムはリラックスしろという意味なのでしょうか。失礼なのでその場では噛めなかった」と大事そうに持っていた。

◇内と成瀬も自主トレスタート

内と成瀬の2年生コンビも自主トレをスタートさせた。

「去年は色々経験できた。2年間の今年はもう甘えてはいられない。やるしかないです。」
成瀬
「僕の場合は休むとすぐに体重が増えてしまうので、正月も実家の近所にあるジムで、週に3回はウェイトを行っていました。それに、正直、やっていないと、ダメになる不安もあったので…(笑)。」

ページトップ

マーくん達が成田山新勝寺で必勝祈願

マーくん、リーンちゃん、ズーちゃんがチーム勝利のために、成田山新勝寺に初詣。必勝祈願した。マーくん達が、初詣の参拝客で賑わう境内に姿を現すと、子供達は思わぬゲストに大喜び。たちまち囲まれ、境内は賑わいを増した。まずは、優勝のためにご祈祷。マーくん達も、この時ばかりは神妙な表情で手を合わせた。続いて恒例のおみくじ。毎年、おみくじをひっくり返したり、凶を引き当てたりと、いいところがなかったマーくんだったが、今年は見事に大吉を引き当て大喜び。最後は、絵馬にズーちゃんが「プレーオフ進出」、リーンちゃんが「パ・リーグ制覇」、マーくんが「日本一」と記入して、必勝祈願を終えた。

ページトップ