わたしはかもめ2005年鴎の便り(1月)

便

1月16日

福浦、極秘の“深夜トレ”告白[スポニチ]

4年ぶりの首位打者奪回を狙う福浦和也内野手が16日、極秘の“深夜トレ”を告白した。

ナインの間では千葉マリン周辺で深夜に出没するという噂が広がっていたが、実は午後11時頃に24時間使えるマリンのウエート室に現れて、今季から挑戦する軸足に重心を残す打撃フォームに対応するため“下半身強化”に取り組んでいるのだ。「食事してウエート。プロテインを飲んで寝る。この方がホルモンが分泌されて筋肉がつくんです」。体重は82キロから6キロ増加と効果は覿面だ。

この日は千葉市内で行われた少年野球教室に参加。少年達の前で見本を見せるはずだったフリー打撃では一緒に指導した里崎は快音を連発したが、福浦は凡打の連続。肉体改造に比べ、打撃改造は「まだまだ」と苦笑いだった。

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福浦『深夜トレ』…千葉マリンは24時間練習可能[サンスポ]

深夜の秘密特訓だ!福浦和也内野手が千葉・稲毛の室内練習場で行われた野球教室に参加。オフは色々なイベントで昼間に自主トレの時間が十分に取れないこともあって、仰天の『深夜トレ』を敢行していることを明かした。

ガタガタ。「はぁはぁ…」。このオフ、真夜中の千葉マリンでたまに奇妙な音がするという。怪奇現象?そうではない。福浦が仰天の深夜トレを行っていた。

「夜中の3時とか、4時までやることもありますよ。今年も何度かやっています。食事をして、ウエートをして、帰ってすぐ寝る。これが1番、筋肉がつくんです」。“深夜トレ”には立派な根拠があった。

自主トレに励む千葉マリンは、選手が24時間練習可能。警備員が常駐して、ウエートルームやブルペンなどを開放している。しかし、実際に深夜にやってくる選手はわずか。「1度、渡辺正と会ったぐらいかな」。それでも効果的な肉体改造のため、福浦は深夜にマリンにやってくる。

昨季は打率.314。4年連続の3割をマークしたものの、チームは4位でプレーオフ進出を逃した。副選手会長になり、チームリーダーとしての意識も強い今オフ、打撃改造に着手した。軸足の左足に重心を置くフォームで、最も重要なのが下半身の強化。深夜のウエートトレで、昨季より既に体重が6キロ増えたという。

福浦
「もっと(ボールを)ひきつけて打ちたい。ホームランバッターではないので、率を上げないとね。」

この日、野球教室に参加した福浦。子供達に、夜更かしを勧める訳にはいかない。でも、夜更かしは悪いことばかりではないんです。4年ぶりの首位打者を目指しての“深夜トレ”だ。

福浦和也(ふくうら・かずや)
昭和50年12月14日、千葉県生まれ、29歳。習志野高から平成6年ドラフト7位でロッテ入団。投手として入団したが、同7年、打者転向。同13年に首位打者(.346)を獲得。昨季成績は128試合に出場、打率.314、11本塁打、73打点。通算成績は打率.304、78本塁打、453打点。1メートル83、84キロ。左投げ左打ち。家族は夫人の麻裕美さん。昨季年俸1億5500万円。背番号「9」。

◇里崎が正捕手争いに闘志

習志野市内の少年野球チームから112人が参加した野球教室には、福浦と共に里崎も参加。昨季は左ひざの手術をするなど満足のいくシーズンを送れなかった里崎は「とにかく健康第一で、目標は規定打席以上です」。正捕手争いに闘志を燃やしていた。

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福浦深夜のウエート塾[報知]

◇筋トレ好きよ集まれ

筋トレマニアは丑三つ時に集合せよ−。福浦和也内野手は16日、千葉市内でボランティア団体「クラブ9」の野球教室に参加。日々、真夜中に千葉マリンでウエートに励む福浦は「若手に言われれば、教えていきたい」と“深夜のウエート塾”開講に前向きな姿勢を示した。

「趣味はウエートトレ」という筋トレ好きの福浦。オフも24時間使用OKの千葉マリンでウエートに打ち込んでいる。「寝る前にやると筋肉がつく」との理由から、深夜に練習することもしばしば。元日も午前3時から“史上最速始動”を敢行した。

そんな福浦に憧れるのが5巡目ルーキーの大松。「ウエートのやり方を教えていただきたい」と弟子入り志願していた大松に対し、福浦は「僕のウエートは自己流だけど、言われれば教えますよ」と歓迎した。

福浦は右足主導の「イチロー型」のフォームから、軸足に重心を残す「ボンズ型」へ改造中。未更改の契約交渉については「キャンプまでに済ませないとまずい」と自費キャンプは避ける方針だが、代理人を起用しており深夜の筋トレに支障はない。一方で「夜は1人だからウエートとランニングしかできない」と難点もある。マッスル化を目指す大松が弟子入りすれば、福浦にとって心強いパートナーとなるに違いない。

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福浦、体は夜作る

◇午前0時から筋トレ、体重増で下半身強化

福浦和也内野手が「深夜トレ」で首位打者返り咲きとチームの無冠返上を目指す。16日、千葉市で行われた野球教室に参加。熱心な始動で今オフの充実ぶりを示した。「下半身を強化したい」と体重増加を図っている。その方法がユニークだ。千葉マリン球場のトレーニング場は24時間使用可能。これをフルに活用している。

冬の夜。午前0時から4時頃まで、筋力トレーニングに励んでいる。「食べてから筋トレをして、寝るんです。これで体重が増える。自分のやり方」と語った。まさに「食う→鍛える→寝る」のサイクルで、オフに体重が6キロ増えて88キロとパワーアップした。「シーズンに入るとこのやり方ができないので続けたい。今年に入って4回やったかな」と言う。日中に用事が入ってもスケジュール通り練習がこなせる利点もある。

チームは昨年、12球団で唯一、部門別タイトルやベストナイン、ゴールデングラブ賞など「表彰選手なし」の不名誉なシーズンに終わった。4年連続3割の福浦には01年以来の首位打者返り咲きの期待がかかる。昨季開幕直後に29打席無安打など出足でつまずいただけに「今年は開幕から波に乗りたい」。深夜トレの成果でスタートダッシュを狙う。

◇112人に熱血指導

福浦が指導したのは「クラブナイン少年野球教室」で、出身地の千葉・習志野市などの野球振興を目的とした地域ボランティアだ。112人の小学生が参加。「触れ合うことで地域の役に立てれば」と話した。里崎も出席したが「協力できることは何でもしたい。今年は規定打席に到達できるように、500打席は立ちたい」と正捕手どりを狙う。

福浦
「なかなか子供達と触れ合う機会が少ないからね。何とか野球を通じて貢献できればと思っています。プロとしてやっている野球を通じて、地域に少しでも貢献できればという気持ち。(模範演技で凡退もあったがと言われて)軟式は難しい。硬球だったら違っていたかも…。いや、そんなことはないない(笑)。毎年こちらも勉強になる。これからも続けていきたいですね。(自主トレは)フォーム改造に取り組んでいます。難しいですね。でも、頭の中でイメージはできている。あとはキャンプで徹底的にやっていけば…。」
里崎
「こちらも勉強しながら、楽しく指導できた。2回目だからある程度慣れもあって、うまくできたと思います。自主トレは8日から浦和で始めています。年末年始もいつも通り普通にやっていました。ひざはもう大丈夫。ウェイトもひざの強化だけではなく、全体的なバランスを考えて取り組めています。ただ、何かあったら怖いという気持ちがあるので、土の部分を走ったりと気は遣っています。(打席が少なかったのは)去年は、ひざの影響でボビーがけがの状況を見て、気を遣ってくれた結果だと思っています。とにかく、やることさえしっかりやっていれば、自ずと結果はついてくると思っています。普通にできれば…。」

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