わたしはかもめ2005年鴎の便り(1月)

便

1月17日

渡辺俊が巨人との交流戦で“番長斬り”熱望[サンスポ]

昨季チームトップの12勝をあげた渡辺俊が17日、交流試合での巨人・清原との対戦を熱望した。社会人時代に巨人のキャンプに参加した際、清原から「いつか対戦するやろうから頑張れ」と声をかけられた。2軍では2度対戦しているが「1軍のマウンドで清原さんと対戦するのが楽しみです」。憧れの番長に真っ向勝負を挑む。

ページトップ

久保中継ぎで「新人王」だ[報知]

ロッテの自由獲得枠ルーキー・久保康友投手(24)=松下電器=が、目標として掲げる「新人王」をセットアッパーとして狙う考えを明かした。

「自分でもどこに適性があるか未だに分からないんですよ」高校までは先発完投を自らに課し、社会人では中継ぎ、抑えを経験してきた久保はいずれの場面でも結果を残してきた。

同じパ・リーグの大物ルーキーの楽天・一場が「先発ローテーション入りで15勝」を公言しているように、タイトル獲得には「先発」こそが最短距離のようにも思えるが「中継ぎでも60〜70試合登板すれば(新人王は)いけるんじゃないですか」とニヤリ。起用法は自身の希望は口にせず、球団に一任する構えだ。

チームとしては97年の小坂以来、8年ぶり6人目の新人王へ向け、ハイピッチ調整を続ける久保。「思ったよりも体がよく動くんですよ」と体調面には不安はない。ルーキーイヤーにして球団年間最多登板(70試合=00年・藤田)の更新も狙う右腕は、毎試合のように登板し、アピールする。

ページトップ

フジテレビがヤクルト、横浜株取得も[報知]

◇2球団の株保有協約上問題なし

フジテレビがニッポン放送の完全子会社化を目指し、発行済み株式の公開買い付けを実施すると17日、発表した。現在、フジテレビはヤクルト、ニッポン放送は横浜の株を所持しており、この子会社化により、フジテレビが2球団の株を保有する可能性が出てきた。

日本プロ野球組織(NPB)の長谷川一雄事務局長は同日、この件について「(ニッポン放送が所有している)株の名義が変わらなければ現状のままだろうし、まだ何とも言えない」と話した。2001年11月、当時、横浜の筆頭株主だった食品メーカーのマルハが株式の一部をニッポン放送に譲り、横浜のオーナー会社が代わることが発表され、いったん実行委員会で承認を受けたが、野球協約183条に抵触するとされて白紙撤回。その後、TBSが筆頭株主になることで決着した。

この時、ある球団、オーナー、株主が別の球団を支配する可能性で、例えば共謀してどちらかのチームを勝たせるなど不正行為につながること、また、不正の疑念を抱かせること自体が問題視された。

ニッポン放送の横浜株保有割合は30.77%で、協約上は問題視されない可能性が高い。しかし、球団株の二重取得を問う声が出ることも予想される。球団は株主に変更があった場合、その都度コミッショナーに届けなければならないことになっている。長谷川事務局長は「届け出があれば、すぐに12球団に通達する。問題があれば実行委員会、オーナー会議で議論するだろう」と話した。

◇ニッポン放送完全子会社化へ

フジテレビは17日、ニッポン放送を子会社化することを目指して発行済み株式の公開買い付けを実施する、と発表した。買い付けの総額は最低でも約734億円。現在、発行済み株式の約12.4%を保有するニッポン放送を子会社とすることで、グループ内の意思決定のスピードアップを図る。

これまでニッポン放送は、フジテレビの発行済み株式の約22.5%を所有する筆頭株主で、規模の小さいニッポン放送が規模の大きなフジテレビを傘下にしていた。公開買い付け後はニッポン放送は上場廃止になる可能性もある。

ニッポン放送株をめぐっては村上「ファンド」で知られる村上世彰氏が出資する投資会社が昨年春に筆頭株主になったほか、大株主だった元フジサンケイグループ議長の鹿内宏明氏一族が、株式を売却していたことが今月初めに判明していた。

ページトップ