わたしはかもめ2005年鴎の便り(1月)

便

1月19日

ロッテ大所帯47人1軍キャンプ[ニッカン]

ロッテの鹿児島キャンプが熾烈なサバイバルレースになる。19日、西村徳文ヘッドコーチら首脳陣が米国から帰国した。ボビー・バレンタイン監督と現地でミーティングを行い、決まったのが特別扱いなしの1軍サバイバル競争の方針だった。西村ヘッドは「サバイバル?そうだね。競争でレベルが上がる。施設をフルに使いながらやっていきたい」と語った。

1軍キャンプは47人という異例の多さだ。「監督が色々選手を見たいといっていた。1ポジション最低3人、プラス1、2人」と説明した。投手20、捕手4、内野手12、外野手11人となる見込みだ。過去の新人補強は高校生中心だったが、今季は即戦力ルーキーが主体。久保康友投手(24=松下電器)手嶌智投手(22=新日本石油)竹原直隆外野手(24=三菱自動車岡崎)大松尚逸外野手(22=東海大)の4人は1軍スタートとなる。

「状態が良ければそのままの人数でいくし、そうでなければ減っていく」と同ヘッド。26日来日予定のバレンタイン監督はベテランも若手も横一線で競争意識を高めて、チームの底上げを図る。

西村ヘッドコーチ
「鹿児島入りした30日に詳しくやるので、アメリカでは、メンバーと休日を決めた程度。1軍の人数は去年より1人多い47人。メイン、サブ、室内と去年同様3ヶ所、各ポジション3人ずつ、プラス1人か2人を基準にやっていく。ファームが1週間遅れてくるので、そこに行く可能性もある。競わせたいし、3つに分けて一緒にやっていく。ルーキーは高校生の2人を除いて、4人が1軍になる。直接見てみたいしね。ジョニーは下。焦らずということも含めて。内訳は、投手20名、捕手4名、内野手12名、外野手11名。新人に刺激されると思う。今年の新人はそれだけの力があると思うからね。」

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黒木2軍スタート[報知]

◇昨秋右ひじ手術

黒木知宏投手のキャンプ2軍スタートが19日、決まった。この日、西村徳文ヘッドコーチら5コーチが米国から帰国。コーチ陣は現地でバレンタイン監督とキャンプの1、2軍振り分けを行い、黒木に独自調整を容認する方針を決定した。

1軍スタートは計47人。ロッテは昨季同様、通常より1軍メンバーを増やして“サバイバル・キャンプ”を敢行する。だが、その中にジョニーの名前はなかった。西村コーチは「本人とは話していないがゆっくりやってもらう」と説明。10月に右ひじ手術を受けたことを考慮し、バレンタイン監督が決断したという。

8日に術後初のキャッチボールを行うなど、順調な回復をアピールしていた黒木だが、首脳陣は久保、手嶌ら新人4選手を1軍入りさせる一方、主力選手で唯一、黒木の2軍スタートを決定。「監督も本人に任せているし、いつまで(に1軍に上がれ)と言って焦らせるのはよくない」と、西村コーチは期限を設けず調整を一任する考えを示した。今季のテーマは「我慢」と話すジョニーだが、船出から我慢を強いられることとなった。

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ロッテのキャンプ1軍スタートは47人…テーマは“競争”[サンスポ]

米コネティカット州で開催された野球指導者の会議に参加したロッテ・西村ヘッドコーチらが19日、帰国。現地ではバレンタイン監督を含めたスタッフ会議も行われ、キャンプの大筋が決定した。1軍スタートは久保、手嶌、竹原、大松の新人4選手を含む47人と大人数で、テーマは“競争”。西村ヘッドは「各ポジションに最低3人。人数的に多いが競わせたい」。主力では昨年、右ひじの手術をした黒木が2軍スタートとなった。

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楽天本拠地の命名権をフルキャストに売却[スポニチ]

楽天の本拠地「県営宮城球場」(仙台市宮城野区)の命名権(ネーミングライツ)の公募に、人材アウトソーシング「フルキャスト」(東京都渋谷区)が応募したことが19日分かった。

命名権は、県と楽天がスポンサー企業を公募。応募したのはフルキャスト1社だけで、20日に有識者らによる「ネーミングライツ懇話会」で、球場名や売却先に相応しいかを審査、21日に浅野史郎知事に審査結果を報告し、正式決定する予定。命名権は楽天が新球団の支援策として要望。宮城県は球場名に「宮城」を入れることを条件に命名権導入を決めた。

ネーミングライツ基本協定によると導入期間は3年間、募集金額は年間1億5000万円以上。売却収入は原則として県と楽天に1対3で配分する。

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「インボイス」が西武ドーム命名権を買収[サンスポ]

西武が2軍のスポンサー契約を結んでいる情報通信サービス会社「インボイス」が、西武ドーム(埼玉県所沢市)の命名権を買い取ることが19日、明らかになった。球団側も売却の方向で話を進めており、25日の実行委員会で西武が他球団に対して専用球場名の変更を報告する。

西武・星野好男球団社長は「正式に決まっていないので、何も言えない。検討はしている。決まったら発表します」と語るにとどまった。インボイスの木村育生社長は2軍のスポンサー契約を発表した昨年末の段階で、宣伝効果があることから、西武ドームの命名権買収の意思があることを明言していた。

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ジョニー2軍スタート

完全復活を目指す黒木は2軍スタートとなる。西村ヘッドコーチは「焦らせないようにしたい。ベテランは自分のやることは分かっているしね」と、配慮したものであると説明。黒木は昨年10月に右ひじを手術したが、自主トレでも順調にキャッチボールを行っている。「キャンプでは第2クールでブルペンに入りたい」と段階を踏んでメニューをこなしていく構えだ。

◇キャンプ休日

ロッテの鹿児島1軍キャンプの休日が2月4、9、14、18、23日に決まった。

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西武ドーム→インボイス西武ドーム

西武ドームの名称が「インボイス西武ドーム」に変更されることが19日、確実になった。今季から2軍のネーミングライツをIT企業のインボイスに売ることが発表されているが、球場名にも「インボイス」が付く。今後、西武ドームを保有する西武鉄道がインボイス側と契約金などの細部を詰めるが、近日中にもまとまる見込み。25日の実行委員会で了承を得て、開幕前までには「インボイス西武ドーム」となる。

現在、西武鉄道株の名義虚偽記載の不祥事から始まり、グループ内の立て直しが急務の状況だ。各グループ企業が独立採算制での再建を目指しており、2軍に続き球場名の命名権を売ることで、広告費として収支の負担を減らしていく方針が決まっている。「球場は鉄道のもの」と前置きした星野球団社長は「発表できる段階になったら発表するが、まだ決まっていない」としながらも、西武グループ内の総意はまとまっている。

最寄りの駅名はドームになる前の「西武球場前」のまま。新名称もあくまでも「西武」という企業名は外さず、チケットや広告に入る球場名は全て「インボイス西武ドーム」になる。窮地に陥っている西武グループが、再建に向けてプランを進めている。

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宮城球場命名権は「フルキャスト」

楽天が本拠地とする宮城球場の命名権(ネーミングライツ)を、人材派遣会社「フルキャスト」(東京・渋谷、平野岳史社長)が獲得したことが19日、分かった。入札制度により、締め切りの18日までに企業1社からの応募があったと発表されていた。

フルキャストは90年設立で、昨年9月に東証一部上場し、人材登録数は全国で約96万人(04年9月現在)と、人材派遣を軸に急成長しているベンチャー企業。系列のマネジメント会社「フルキャストスポーツ」には、サッカーJ1神戸に移籍したばかりの日本代表DF三浦淳宏らが所属。楽天の三木谷オーナーが経営するJ1神戸とも業務上で関係がある。

一般的な知名度は低いが、健全経営が評価される可能性は高い。審議が行われる20日にも承認、正式発表される。宮城県と楽天の契約で球場名に「宮城」が入るため、審査に通れば新球場は「フルキャスト宮城」といった名前で、全国にアピールできそうだ。

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