わたしはかもめ2005年鴎の便り(1月)

便

1月22日

ロッテVメニュー、シダックスとタッグ

◇浦和寮に栄養士2人常駐、ポジション別素材も

ロッテがシダックスとタッグを組み、食事メニュー一新で31年ぶりの優勝を目指す。このほどロッテ浦和寮が、給食事業も展開するシダックスに食事全般の運営を委託。22日夜も、栄養計算されたメニューが食卓に並んだ。同じ食品業を営む上に、野球チームを持つ縁。おいしくて強くなるメニューになるのは当然だ。自由獲得枠ルーキーの手嶌智投手(22=新日本石油)は「種類が豊富でレストランみたいです」と語った。

委託先を1月7日からシダックスに一新。「食事から強化したい。野球も強いから」と瀬戸山球団代表は説明した。寮の食堂には常時2人の栄養士が配属された。さらにもう1人の栄養士がシダックスと寮のパイプ役になる3人態勢。食堂にはポスターが張られ選手に栄養学を解説している。1日3食バックアップで球界でも例を見ない強化だ。

メニューにはアスリート食を導入。長時間運動する野球選手には持久力が必要で、エネルギー源の米が重要になる。シダックスでは栃木から無農薬米を取り寄せた。タンパク質は通常体重1キロあたり1グラムの計算だが、これを2グラムに増量。糖質1人100グラムを350グラムに設定している。1日通常2000キロカロリーを、4500キロカロリー摂取にした。

瞬発力の必要な遊撃には、亜鉛を含むしじみ、カキが有効であるなど、ポジション別メニューも用意。個別講義や年に数回、全体講義を予定。夫人への料理教室も計画している。シダックスの根岸美代子栄養士は「食事も練習の1つと考えて欲しい」とサポートを約束した。

◇M寮&球場食堂運営方針

(1)
万全な栄養管理を実施するために栄養士を配属する。
(2)
栄養ポスター・健康ポスター等の掲示により、選手に食事の大切さの認識を深めるよう指導する。
(3)
アスリート食をメニューに取り入れる。
(4)
メニューのバリエーションを増やす。
(5)
12球団中、1番美味しいと評判される食堂を目指す。
(6)
個別選手の栄養孫団を受ける。
(7)
栄養管理指導を実施し、選手の栄養管理の認識を深める。
(8)
キャンプ・遠征等の食事についても、栄養孫団を受ける。
(9)
選手が食事をトレーニングの一環と考えるように栄養指導を行う。
(10)
千葉ロッテマリーンズが優勝するために食の面で最大の支援を行う。

◇おしながき

22日(土)
ローストポーク、かに玉、ナスと鶏ひき肉のカレー煮、しらすおろし(ご飯、汁物、漬物、納豆、サラダ、100%ジュース、フルーツ、ヨーグルト、牛乳は以下胸中)=エネルギー2484キロカロリー、タンパク質88.7グラム、塩分7.2グラム
23日(日)
ビーフステーキ、小松菜としめじの煮浸し、ごぼうのゴママヨネース和え=エネルギー2089キロカロリー、タンパク質86.5グラム、塩分8.5グラム
24日(月)
豚ロースのおろしポン酢、ホタテ焼き、ささみのアスパラ巻、水菜とえのきの和え物=エネルギー2369キロカロリー、タンパク質85.3グラム、塩分7.9グラム

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マリーンズ寮「金メダルメニュー」導入[報知]

マリーンズ寮に「金メダルメニュー」が導入される。ロッテは今季から給食事業会社のシダックスと提携。アテネ五輪女子マラソン金メダリスト・野口みずきともタッグを組むシダックスが「アスリート養成メニュー」で、食事面からロッテをサポートする。

ロッテが食の改革に乗り出した。合宿所には1月からシダックスの栄養士2人が常勤。たんぱく質や糖質を多めにした「アスリート食」を取り入れ、個別栄養相談も行っている。

「食」に関して、シダックスには豊富な実績がある。アテネで金メダルを獲得した野口みずきもその1人。シダックスは野口の所属するグローバリーと契約を結び、徹底した食事管理を行っている。Jリーグではジュビロ磐田、セレッソ大阪とも提携。ルーキーの手嶌智投手は「美味しいし、バランスがとれていて助かります」と話すなど、食事は寮生にも大好評だ。

今後はキャンプや遠征時の食事改善に加え、1軍選手夫人を対象にした栄養指導も行う予定。腹が減っては戦はできぬ。シダックスの後押しが、ロッテ浮上のカギとなる。

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ロッテ、シダックスが栄養管理へ給食のプロと合体![サンスポ]

ロッテがシダックスと強力合体!?さいたま市のロッテ合宿所『マリーンズ寮』が、選手の食事に関して野村克也監督率いる社会人野球で知られるシダックスと契約を結んだことが22日、分かった。給食事業で実績のあるシダックスは、栄養士の管理で栄養を徹底コントロール。ロッテにとっては頼もしい援軍となりそうだ。

ロッテの選手合宿所にシダックスの食事が並んだのは今月7日から。それまでとは一変して栄養面、カロリーが徹底管理されることになった。

「例えば二塁手、遊撃手には瞬発性が必要なので、亜鉛を摂取するのがいいですね」とは同社の根岸栄養士だ。

カラオケ事業で有名なシダックスだが、元々は給食事業が本業。現在はアスリートのための食事を積極的に研究している。アテネ五輪女子マラソン金メダルの野口みずき、Jリーグのジュビロ磐田、セレッソ大阪の選手達も、同社の栄養士による管理の下で“食事トレ”を行っている。

メニューの特徴は量とバリエーションで、ロッテの寮の夕食の食卓に並ぶのもローストポーク、かに玉、サラダ…など1食当たり10品目以上。一般成人男性の1日平均摂取が約2000キロカロリーなのに対し、こちらは1日4500キロカロリーという栄養満点のメニューだ。

しかも、味の面でも好評でルーキーの手嶋智投手は「初日はしゃぶしゃぶでした。すきやきにも驚きました。あとは量が多いんですよ」と大感激。美味しくて、しかも栄養抜群なら言うことなし。ロッテのV奪回はまず食事改革からスタートだ。

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フルキャストスタジアムを正式発表[スポニチ]

楽天の三木谷浩史オーナーと宮城県の浅野史郎知事、人材派遣会社「フルキャスト」(東京都渋谷区)の平野岳史社長は22日、仙台市内で記者会見し、県営宮城球場の命名権を同社が取得、球場名を「フルキャストスタジアム宮城」にすると正式に発表した。契約金は3年6億円。

平野社長は「スタジアムには楽しいものがあるといわれるように色々考えていきたい。略称は“フルスタ”です」と話し、バックスクリーンの球場名の看板に当たる150メートル級の本塁打が出た場合は150人のファンを招待するプランを披露。三木谷オーナーも「フルキャストの名に恥じないようプレーして欲しい」とナインを鼓舞した。実行委員会の承認を待って、3月20日から球場の名称を変更する。

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フルキャスト2億円3年で宮城球場命名権[ニッカン]

楽天の本拠地・県営宮城球場の命名権を取得した人材派遣会社「フルキャスト」(東京・渋谷区)が22日、仙台市内で記者会見を行い、3月20日から「フルキャストスタジアム宮城」に名称変更することを正式発表した。契約期間は3年で、契約金は年間2億円。25日のプロ野球実行委員会で承認を受ける。同社の平野岳史社長は「ITだけでなく人材派遣も若いベンチャー企業が頑張っていることを広く伝えたかった。球団には球場職員をボランティアに任せる計画があるので、我々が無償で協力したい」という意向も示した。

また、バックスクリーン上に設置する同社看板に直撃した場合、ファン還元の賞品を用意する案も披露。「150メートル級のホームランじゃないと当たらないので、その場合、全国から150人のファンを球場に招待します」。球場名が長い点が指摘されると「『フルスタ』と呼んでもらいたい」と提案していた。

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楽天の新球場名は「フルキャストスタジアム宮城」[サンスポ]

楽天の本拠地・県営宮城球場の命名権を、人材派遣会社「フルキャスト」が、3年6億円の契約で取得。新球場名を「フルキャストスタジアム宮城」とすることが正式に発表された。同社の平野社長は「命名権を獲得できて社内も盛り上がっています」と笑顔で話し、今後は「球場で働くボランティアを派遣できれば…」と、さらなる関係強化を目指していく考えだ。

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