わたしはかもめ2005年鴎の便り(1月)

便

1月24日

久保“愛称”800通超え[報知]

球団HPを通じて愛称を募集していたロッテの自由獲得枠ルーキー・久保康友投手(24)=松下電器=への応募が800通以上になったことが24日、分かった。23日に締め切られたが、久保は「すごいことになってますね」と驚きを隠せない様子だ。

応募欄には愛称のほかに名付けた「理由」の項目もあるが、その1つ1つに熱い思いが込められていた。「何となくってものばかりかと思いましたが、皆さん真剣に考えてくださって…」リストを眺めながら、久保は感謝した。寄せられた主な愛称は、大先輩の「ジョニー」黒木のように活躍して欲しいという願いからの「ボニー」、お菓子メーカーのロッテならではの「クッキー」などがある。

キャンプインまでには決定される予定。「覚えてもらいやすいのがいいですね」人々の記憶に長く深く刻まれる“名ニックネーム”を決めるべく、久保は毎夜、頭をフル回転させる。

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ロッテ本拠地ナイター全試合で花火[ニッカン]

ロッテ瀬戸山隆三球団代表が24日、球界初となる本拠地ナイター全試合での花火打ち上げを、ファンに約束した。同代表はこの日、千葉・茂原市内での「千葉ロッテマリーンズ茂原後援会設立懇親会」に参加。かけつけた50人以上の会員の前で「今年はナイター全試合で花火をやります!」と新たなファンサービスを発表。1人でも多くの観戦を呼びかけた。例年、好評を博している千葉マリンの夏の花火が、1年を通じて見られるようになる。

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健在!!渡辺節!球界も「国際化」、外国人枠撤廃しろ[サンスポ]

新春大放談だヨ!巨人・渡辺恒雄前オーナーが24日、東京・両国国技館で行われた大相撲の横綱審議委員会に出席し、モノ申した。かたや、球界は外国人枠撤廃だぁ。こなた、相撲界はウィンブルドンだぁ。NHKの海老沢勝二会長は、残った残ったぁ。昨年8月にオーナー職を退き、この日をもって横審を去っても、今後とも各界の立行司だぁ!?

最後だから言っておく、とばかり、相撲界への総括。これが熱を帯びるにつれ、渡辺氏の発言の矛先は、野球界に移っていった。

渡辺氏
「(野球で)外国人を制限しているのは、日本人の働き場所やポジションが減るからでしょ。横綱や三役の座を失うから外国人反対、というのはケチくさいと思うね。国技館がウィンブルドン(テニスの全英オープン)になってしまうが、それでもいいと思う。」

23日に千秋楽を迎えた大相撲初場所で、モンゴル人横綱の朝青龍が全勝優勝。幕内力士42人中、外国籍力士が11人と、すっかり国際化した。一方、野球は球団が保有する外国人の数にこそ制限はないが、1軍で試合に出場できるのは4人まで。

渡辺氏
「プロ野球も大相撲もどんどん国際化してグローバルに評価されるスポーツに、と考えている。」

さらに、不祥事続きで辞任する方向のNHK・海老沢会長についても「僕は海老沢クンは何も悪いことをしているとは考えていない。やめる理由はないと思っているからな」。最後は笑みさえ浮かべて車に乗り込んだ。

昨年8月、スカウトによる明大・一場投手(現楽天)への金銭授受が発覚し、責任をとる形でオーナー職を辞任。任期満了で横審からも身を引いたが、影響力と発言力、そして多岐にわたる舌鋒は、健在だ。

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渡辺前オーナー、外国人枠「ケチくさい」[ニッカン]

巨人渡辺恒雄前オーナーがプロ野球の外国人枠撤廃を訴えた。24日、東京・両国国技館で行われた横綱審議委員会に出席。この日で12年間の委員任期が満了となり「非常に勉強になった」と振り返った。だが「このままいくと横綱、大関が全員外人になることもあり得る」と語ったあたりから、話題は自然に野球へ。「プロ野球で外国人制限やってるけどね、あれ、あんま良くないね」と、突然切り出した。

現在、球団は何人でも外国人選手と契約しても構わないが、1軍の試合に出場できる外国人は1試合4人までと規定されている。日本人選手の出場機会を考慮していることも大きな理由だ。だが渡辺氏は「メジャーはそんな制限ないんだから。やたらと外国人制限する必要はない」と持論を展開。「なぜ制限するかというと、日本人の働く場所が減るっていうこと」と現状を批判した。さらに「(モンゴル出身の)白鵬なんか大関になるだろうが、そういう人達のために(日本人力士が)3役の座を失うこともある」と相撲の国際化の流れを評価。それを踏まえた上で「(野球が)外国人反対っていうのはケチくさい」と切り捨てた。

約5分間、報道陣に質問の余地さえ与えずにノンストップで語り、最後は「プロ野球も大相撲もどんどん国際化して、グローバルに評価されるようなスポーツにしていかないといけないな、と考える」と総括した。「(横綱審議委員会の)委員長までやっていろいろ責任を感じたけど、ホッとしてる」と言い残して国技館を後にした。球界への影響力は残っており「最後の一声」は少なからず球界に波紋を広げそうだ。

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渡辺前オーナー、外国人枠撤廃を提言[スポニチ]

巨人の渡辺恒雄前オーナーが24日、東京・両国国技館で行われた横綱審議委員会に出席し、プロ野球の外国人枠を撤廃すべきとの持論を展開した。渡辺前オーナーは外国人力士が台頭している大相撲を引き合いに出し「相撲は幕内だけで10人外国人がいる。野球で外国人制限をやっているけどね、あれはあんまりよくないね。メジャーはそんな制限ないんだから」とした。

さらには「(大相撲の日本人力士が)三役、横綱の座を失うかもしれない、だから外国人反対という考えはけちくさい。プロ野球も大相撲もどんどん国際化してグローバルに評価されるスポーツにしていかないといけない」と1軍外国人4人枠の撤廃を重ねて主張した。12年間にわたり、横綱審議委員を務めた渡辺前オーナーだが、任期切れに伴い、この日が最後の出席。久々の球界への提言となった。

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古田選手会長ポスティング見直し要求へ[報知]

日本プロ野球選手会・古田敦也会長は24日、メジャー挑戦のためにポスティングシステムの適用を希望する選手が増えていることについて「メジャーへの思いを止めることはできないし、今の制度がいいか悪いかも考えないといけない」とシステムの見直しを訴えた。

このオフはポスティングを巡って各球団で問題が噴出。以前から交渉を続けていたヤクルトの石井、岩村に加え、上原(巨人)、井川(阪神)もメジャー挑戦の意思を直訴。夢をかなえたい選手と、貴重な戦力を手放せない球団との認識の違いが浮き彫りになった。

この現状を踏まえ、古田会長は「選手は意思を表明しているだけなのに、どうしてもゴネていると言われてしまう。これは選手、球団両方にとって悪いこと」と球界全体のイメージダウンにつながることを憂慮。「ドラフトとFAはリンクしているが、海外へ行きたい選手のことも考えないと。レンタル移籍もその1つ」と話した。

米大リーグへのレンタル制度については、ソフトバンクの孫正義オーナーも既に提言しており、25日に開かれる構造改革協議会でも、議題にあげる方針。古田会長は「日本球界に人材が入ってこなくなれば、それこそ悲劇ですから」と経営者側と建設的な議論を重ねていくことを希望した。

◇日米問題も絡む井川の主張

阪神の野崎勝義取締役連盟担当は24日、都内で行われたセ・リーグ理事会出席後、井川慶投手がメジャー移籍を熱望するポスティングシステムについて言及した。「今のルールで構わない」とした上で「ただ、ポスティングは日本だけで決めたものではない。米国と協議して決めた制度。変えるとしたら日本で決めた後にMLBと話をしないと変えられない。日米問題が絡んでくる問題」と話した。また、26日の井川との契約更改交渉には「出席する。去年が(1月)27日(に契約した)。キャンプ前だし(サインを)して欲しい」と1月中の決着を願っていた。

◇辻本らに新人王資格、セ理事会

セ・リーグ理事会が24日、東京・銀座の連盟事務所で開かれ、阪神の辻本、ヤクルトのラミレスJr.、広島のフェリシアーノ(いずれも投手)に最優秀新人の資格を与えることで意見をまとめた。

セのアグリーメントでは「球団の支配下選手」が前提となっており、野球協約では「新人選手」のいくつかの規定のうち日本の中学、高校、大学の在学経験が定められている。昨年もダイエーから3年ぶりに日本球界に復帰した巨人(当時)のランデル投手の資格が認められるなど、これまでにもいくつかの特例がある。

また、交流試合の実施に伴い、ゲームルール(危険球規定ほか)、試合方式(DH制ほか)、営業面(遠征の費用負担ほか)などについて7、8項目の取り決めを確認。持ち回りで今年、理事長を務めるヤクルトの倉島球団常務は「セ・リーグは球宴、日本シリーズと同じにしていこうということになった」と説明。大幅な変更はなかった。

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選手会、海外レンタル移籍の導入を提案[スポニチ]

日本プロ野球選手会の古田敦也会長は24日、神宮室内練習場で会見し、25日に開かれる日本プロ野球組織(NPB)と選手会によるプロ野球構造改革協議会で、海外レンタル移籍の導入を提案する意向を明らかにした。現在ポスティング(入札制度)に限定されているFA以前の海外移籍に道を開くことが目的で、早期の導入をNPBに訴える。同会長の意向を伝え聞いた巨人・清武球団代表が理解を示すなどNPB側に賛同する動きもあり、今季中にも労使が合意する可能性も出てきた。

25日に都内で開かれるプロ野球構造改革協議会は選手会がNPBに具体的な改革案を突きつける場。ドラフト改革案とともにその目玉となるのが海外レンタル移籍の提案だ。古田会長は「海外に行く人のことも考えないと。ポスティングが良いか悪いかという問題もある。レンタル?そうですね。行きたい選手がスムーズに行けるようなシステムを」と新たな制度導入を熱望した。現在、日本プロ野球の選手が米大リーグ入りするためにはFA権を取得し移籍するか、日米野球協定に定められたポスティング制度を利用するしかない。昨年オフから年明けに、巨人・上原、阪神・井川らが同制度によるメジャー移籍を希望したが、球団側は容認せず実現に至っていない。選手会では保留権を手放さなければならないポスティングではなく、保留権を日本球団に残したまま期間限定で移籍できるレンタル制度の方が球団側に理解を得やすいと判断。同制度導入を提案することになった。

これを伝え聞いた巨人・清武球団代表は「発想としては面白いんじゃないか」と理解を示した。昨年2月には西武・堤前オーナーがレンタル移籍制度導入を提唱し、阪神の星野シニア・ディレクターも「現行の制度ではなくレンタル移籍で対応するべき」と発言。賛同する球団が増えれば同制度導入で労使が合意する可能性も出てきた。

ただ新たな制度導入には日米協定の見直しが必要。サッカー界とは違い野球界で選手のレンタル制度はなじみがなく、MLBもレンタルは認めていない。また、ポスティングはMLBが提案したという経緯からも、日本側の提案が受け入れられるかどうか疑問だ。古田選手会が提起する新制度実現には高いハードルが待ち受けている。

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セ、公式戦で統一ルールを適用を決定[スポニチ]

セ・リーグ理事会(倉島今朝徳理事長=ヤクルト)が24日、東京・銀座の連盟事務所で開かれ、交流試合のルールが説明された。25日の実行委員会で承認され、27日の監督会議で報告される。交流試合ルールはセパの審判、記録、規則委員らが話し合い、危険球の扱いなどのグラウンド上のルールや試合運営面での慣例などを統一。セ・リーグでは交流試合だけでなくリーグの公式戦でも統一ルールを適用することを決めた。パ・リーグは26日の理事会で統一ルールをリーグ公式戦に適用するかどうかを話し合う。

また理事会では日本の学校に在籍せずに入団した阪神・辻本とヤクルトのアレックス・ラミレス・ジュニア、広島のフェリシアーノの3選手について新人王資格を認めることを決めた。

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交流試合ルールを適用へ…セ・リーグ理事会[サンスポ]

セ・リーグは24日、東京都内で理事会を開き、危険球の扱いなど、今季から導入される交流試合のグラウンド上の統一ルールを、公式戦でも適用する方針を固めた。

セ、パ両リーグ間で調整済みのグラウンド上の統一ルールが、セの運用とほぼ変わらないことから、意見がまとまった。指名打者など、試合運営面も含めた全体の統一ルールは25日の実行委員会、27日の12球団監督会議を経て正式に決まる。

また今季の最優秀新人の資格について審議し、史上最年少の15歳でドラフト指名された阪神の辻本賢人、ヤクルトのラミレス・ジュニア、広島のフェリシアーノの3投手を有資格者とすることを決めた。

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セが交流試合ルールを公式戦で適用へ[ニッカン]

セ・リーグは24日、危険球の扱いなど、今季から導入される交流試合のグラウンド上の統一ルールを公式戦でも適用する方針を固めた。この日、都内で開かれた理事会で話し合ったもので、セ、パ両リーグ間で調整済みのグラウンド上の統一ルールが、セの運用とほぼ変わらないことから、まとまった。

指名打者など、試合運営面も含めた全体の統一ルールは25日の実行委員会、27日の12球団監督会議を経て正式に決まる。また今季の最優秀新人の資格について審議し、史上最年少の15歳でドラフト指名された阪神の辻本賢人、ヤクルトのラミレス・ジュニア、広島のフェリシアーノの3投手を有資格者とすることを決めた。

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王監督「70人枠」再考訴え

ソフトバンク王貞治監督が24日、支配下選手登録70人枠について再考の必要性を訴えた。「実情に沿ったものにしないといけないだろう。2軍は故障者が多く、現実に試合をするのも大変だと聞いている。70人だと試合ができない場合がでてくる」。25日には実行委員会、プロ野球構造改革協議会が行われる。王監督は私見としながらも、GMを兼任する立場から球界全体を見据えた発言を続けた。「球団によっては60人がいいところがあるかもしれないし、80人がいいところもあるかも」。球界はソフトバンクのように資金面で余裕のある球団だけじゃない。“身の丈”に合った経営が必要な時期だけに、支配下選手枠を撤廃すれば各球団が実情に見合った形で選手を保有できる。27日の12球団監督会議でも、使用球の統一化を提案する予定で改革論議にも積極的に参戦していく。

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