わたしはかもめ2005年鴎の便り(2月)

便

2月10日

楽天のパ・開幕戦を日テレが中継[スポニチ]

3月26日のパ・リーグ開幕戦、ロッテ−楽天戦(千葉マリン)を日本テレビが中継することが10日、分かった。50年ぶりに新規参入を果たした楽天の注目のデビュー戦。昨年は巨人戦の平均視聴率が過去最低の12.2%と落ち込み、視聴率三冠を逃した同局が“楽天人気”を追い風に視聴率アップを図る。

今年のパ・リーグはセ・リーグより1週間早い3月26日に開幕する。野球ファンの視線が一斉に注がれる中、新規参入球団・楽天の開幕戦はビジターでのロッテ戦(千葉マリン)。その放送権を日本テレビが獲得した。

巨人戦の視聴率で苦戦を続ける同局にとって、話題満載の「楽天」は魅力的なコンテンツといえる。かつてドル箱といわれた同カードの視聴率も昨年は前年から2.1ポイントダウンの12.2%と過去最低を記録。Gブランドの低迷もあり、ついに視聴率三冠の座をフジテレビに明け渡してしまった。

そこで注目したのが楽天という訳だ。日本テレビの氏家会長も1月下旬に「巨人−楽天は(放送権が)高いよ。視聴率も20%は取れるだろう」と話したばかり。今回は巨人戦は絡まないものの、新球団のデビュー戦だけに視聴率アップの起爆剤として“楽天効果”に大きな期待を寄せている。既に開幕投手が内定している岩隈も「“岩隈久志”をアピールできるような投球をしたい」と全国放送にやる気満々だった。

3・26ロッテ−楽天戦は午後1時試合開始。当日はデーゲームで、オープン戦の巨人−横浜戦(甲府)2軍開幕戦となる巨人−阪神戦(ジャイアンツ球場)も開催される。特に巨人戦は堀内監督の地元甲府で開催されるため、同局では甲府と千葉の二元中継を検討している。

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山北“和製ランディ・ジョンソン”襲名だ[サンスポ]

ロッテは鹿児島キャンプ第3クール初日の10日、フリー打撃を行い、登板した山北茂利投手が首脳陣に猛アピールした。72球中、ヒット性の当たりはわずか3本。中日からトレードで入団した長身左腕が、プロ6年目に“和製ランディ・ジョンソン”襲名を目指す。 ランディ・ジョンソンを思わせる投球だった。1メートル91の長身から繰り出す直球とスライダーを武器に、山北は対戦した打者を手玉に取った。

山北
「8割の力で投げました。抑えすぎず、打たれすぎず。(直球の)変化が汚いから、右に行ったり、左に行ったりするんです。」

左腕の投球に、各球団の偵察部隊も目を見張った。室内練習場には、巨人、西武など6球団の007が集結。オリックス・高橋スコアラーは「厄介で嫌な投手。いきなり打席に立っても打てない」と要警戒マークをつけた。

平成14、15年は貴重な中継ぎとして、共に57試合に登板した山北。しかし昨季は落合監督に起用されず、出場はわずか7試合に終わった。チームのリーグ制覇にも「嬉しさはなかった」と悔いしか残らなかった。

山北
「昨年が駄目だったと思わないし、1軍にいれば活躍できた。かなりいい休養がもらえたので、体調はいいです。」

山北にも男の意地がある。バレンタイン監督から期待されている役割はセットアッパー。悔しさをバネに、左腕が新天地で飛躍を狙う。

山北茂利(やまきた・しげとし)
昭和53年1月6日、岐阜県生まれ、27歳。中京商高からトヨタ自動車を経て平成12年ドラフト3位で中日入団。今季からロッテ。中日では左の中継ぎとして活躍。昨季成績は7試合、0勝0敗0S、防御率8.44。通算成績は126試合、4勝4敗0S、防御率4.46。1メートル91、78キロ。左投げ左打ち。既婚。今季年俸4000万円。背番号15。

◇塀内がインフルエンザで入院

塀内久雄内野手が鹿児島市内の病院でインフルエンザと診断された。2、3日入院する予定。

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山北実戦登板3“安打”の快投[報知]

昨オフ、中日からロッテにトレード移籍した山北茂利投手が10日、初めて打撃投手として実戦登板。打者4人に対して計72球を投げ、ヒット性の当たりはわずか3本の快投を披露。対戦打者、各球団の偵察スコアラーをうならせた。

191センチの左横手から繰り出される直球、スライダーに各打者は手を焼いた。バットを折られた代田は「あの背の高さのサイドは相当打ちにくい。球種が分かっていても空振りする」と降参。オリックス・高橋スコアラーも「いきなり対戦しても打てない。いい補強をした」と絶賛した。

屈辱が活力源となっている。中日時代、左の中継ぎとして02、03年はいずれも57試合に登板。しかし、昨年、落合監督の構想から外れ、7試合の登板に終わった。その裏でチームは5年ぶりのリーグ制覇。「自分がいなくて勝ったことが悔しい」と山北。“オレ流監督”に対しては「興味ないし、どうでもいいです」と吐き捨てるように言った。「去年がいい休養なった。今年は球威が戻りますよ」と自信を見せた。

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手嶌&久保がフリー打撃初登板[ニッカン]

ロッテ自由獲得枠ルーキーの手嶌智投手(22=新日本石油)久保康友投手(24=松下電器)がフリー打撃に初登板した。降雨のため、室内練習場での投球となった。手嶌は91球を投げてヒット性の当たりは8本、久保は62球で12本とまずまずの内容だった。手嶌は「初めてなので、こんなものでしょう。バッターがいた方が気持ちよく投げることができる。ボールが先行して、バランスが悪かった。これから感覚をつかんでいきたい」と冷静に分析していた。

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神戸新名称「スカイマークスタジアム」[ニッカン]

オリックスの本拠地、神戸球場(神戸市)の命名権(ネーミングライツ)について、球場を所有する神戸市は10日、新スポンサーにスカイマークエアラインズが決まったと発表した。球場の新名称は「スカイマークスタジアム」。契約料は3年間で2億円。今月中に正式契約する。神戸市役所で会見した同社の西久保慎一社長は「(来年2月開港予定の)神戸空港への就航を始め、神戸での今後の事業展開に向けた広告手段として有効と考えた」。矢田立郎市長は「就航をきっかけに、神戸で飛躍しようとする企業が球場を選んでくれ、嬉しい」と話した。同球場の命名権は03年3月からソフトバンクBBとヤフーが2年間、2億円で契約し、「ヤフーBBスタジアム」だった。同球場はダブルフランチャイズ制をとるオリックスが今後3年間、大阪ドーム(大阪市)と共に本拠地にする。

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オリックス球場名はスカイマークスタジアム[報知]

オリックスの本拠地の1つ、神戸球場の命名権(ネーミングライツ)をスカイマークエアラインズが獲得した。10日、球場を所有する神戸市が発表した。新名称は「スカイマークスタジアム」で、今月14日からの3年間で2億円の契約。

同球場は2003年3月から、ソフトバンクBBとヤフーが2年間、2億円で命名権を買い「ヤフーBBスタジアム」としてきたが、両者の親会社ソフトバンクが今季から球界に参入したことから、新たなスポンサー企業を公募。応募した3社から選ばれた、同社の石川利江広報担当は「来年に開港する神戸空港に乗り入れを計画しているので、神戸の皆様にスカイの名前を浸透させたい」と狙いを説明した。

オリックスの小泉隆司球団社長は「新たな出発のシーズンに新しいスポンサーが決まって嬉しい」とコメントし、仰木彬監督も「飛ぶように前進していきたい」と新しい球場名に意欲をにじませた。

仰木監督
「我々も飛ぶように前進していかないといけない時期。新しいネーミングとタイミングがうまく合致した。」

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自転車懲りた?

前日9日に雨の中、鹿児島市の宿舎ホテルから薩摩川内市総合運動公園の2軍練習場まで54キロを自転車で走破したバレンタイン監督は、この日も元気だった。「昨夜は11時に寝て、今朝は6時に起きた。疲れはない」と語った。この日は朝から雨で室内での練習だったが「雨の中、山を登る方がストレスがたまる」と本音も。雨中の自転車旅にはこりごり?の様子だった。

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和製ランディだ、山北充実72球

中日から移籍の山北がフリー打撃に初登板、72球を投げてヒット性の打球は3本に抑えた。191センチの長身サイドからキレのある球を投げ込み「結果を残さないといけない立場。野球人生で1番いい年にしたい」。セットアッパーでの起用の可能性が高いが、視察していたオリックス高橋スコアラーは「パにはいないタイプで厄介。(ヤンキースの)ランディ・ジョンソンのようだね」と警戒していた。

山北
「今日は打たれ過ぎず、抑え過ぎず良かったですよ。8割ぐらいの力でした。(他球団もマークの質問に)大きいからじゃないですか。それにどこに行くか分からないから(笑)。今日は、同じチームですからね。左の井上さんにはインコースに気を遣いました。紅白までは気を遣いますが、他のチームの左にはビシビシいきます。それが持ち味だから。自分の立場は分かっていいます。最初から結果を求めていましたが、結果を出せて良かったです。」
代田
「右に対してはスライダーが食い込んでくるし、左に対してはナチュラルにシュートする。僕は右しか立たなかったですけれど、左バッターはあの長身でサイドから来るから、相当打ち難いと思う。」
バレンタイン監督
「どのチームにとっても、左投手は大きな存在になる。コントロールを磨けば大きな戦力になると思う。現在、彼に対して考えると、また、チームが必要としているのは、セットアッパーとしての役割を果たして欲しいということ。その予定でいる。」

◇塀内静養

塀内久雄内野手が鹿児島市内の病院でインフルエンザと診断。2、3日静養する。

◇激励

ロッテ重光昭夫オーナー代行が12日にロッテキャンプを訪れ、チームを激励する。同日、タレント小倉優子も選手にチョコレートを贈る。

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2度目のシャトルラン

8日に続き、キャンプ2度目のシャトルランが行われた。全選手に60秒を切ることを課し、ポジションごとにチームを組み、1人でも60秒を切れなかったらチーム全員に罰ゲームが用意されたが、全選手が60秒を切る好結果。バレンタイン監督も「どの選手も大変なやる気を見せ、まとまって一丸となっていた」と満足そうな表情を見せた。

フリー打撃にルーキー2投手が登場、久保は62球、手嶌は91球を投げ込んだ。

久保
「今日はイメージ、感覚を考えて投げました。具体的には、外角でどのくらい角度あるボールを投げられるかを考えました。いつも通り、特にフリーということで、意識がしなかったですね。まあ、バッターがいない時と雰囲気は違いますが、普通通り投げられて良かったです。」
手嶌
「ブルペンよりもバッターが立ったほうが投げやすいというところはありますね。今日は7〜8割の力。今日は体のバランスとボールの回転に気をつけました。でも、コントロールにバラつきがありました。バランスも良くなかった。チェンジアップも決まったのはたまたま。バランスが悪かったです。これから投げ込んで、しっかり作っていきます。」
バレンタイン監督
「久保、手嶌とも緊張したと思う。投げた他のピッチャーも全員、今年初めてで緊張したがあったと思う。しかし、久保、手嶌とも落ち着いて投げていた。いいピッチャーになっていくと思う。また、パスクチがピッチャーを打つのを初めて見たが、彼に関しても内容が良かった。」
「スライダーは今一つでした。まだまだです。(大塚を空振りさせたフォークとスライダーは)あの2球は決まりました。フォークは自分でも驚くほど落ちましたね。でも、もっとキレを出さないとダメですね。もっと練習します。」
浅間
「バッターに投げるのは楽しいです。今日は、自分で思っていたよりはボールがいきました。バッターに聞いたらカーブが良かったと言ってもらいました。でも、チェンジアップはダメ。しっかりコントロールができるようにしないといけないですね。」

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