ロッテ自由枠入団のルーキー手嶌智投手(22=新日本石油)がパ・リーグ小池会長から直々に激励された。「この前、(新日本石油の)社長に会ったよ。期待していると言ってたよ」と声を掛けられた手嶌は、直立不動で恐縮。だが小池会長が引き揚げると、「僕は(社長と)直接会ったことないんですよね。プロに入団したら、会っていただけると思ったのですが…」と複雑そうな笑みを浮かべた。
バレンタイン監督が16日、今キャンプ初の打撃投手を務め、西岡、フランコに60球を投じた。「アメリカではいつも投げていたし、ずっとやりたいと思っていたんだ」と監督。期待の大きい西岡に対して声を荒らげる場面もあったが、身ぶり手ぶりで熱血指導した。監督は西岡について「どの球もよく打てていた」と高評価。昨年、打撃投手を務めたときにはコントロールが定まらず、わずか10球で断念しただけに、今回は大満足!?
平下晃司外野手が鹿児島市内の病院でインフルエンザと診断された。2、3日入院する予定。
小池唯夫パ・リーグ会長が、ロッテの鹿児島キャンプを視察した。
スタンドにやってきた園児100人にチョコレートをプレゼント。「ありがとうございました」の声に、グラウンドにいる選手達は手を振った。
開幕戦で対戦する楽天関係者が初めて偵察に訪れた。広野編成部長と石山編成部員がスタンドで練習風景を見守った。歴史的な注目カードだけに、敵情視察に訪れたようだ。広野編成部長は「チームのことで精一杯で、相手を研究する余裕などない」と話したが、2年前まで7年間在籍したロッテの手の内は熟知しており情報戦が本格化してきた。
パ・リーグ小池会長がこの日、キャンプ地6球団視察の最後にロッテを訪問した。練習前に全員の前で紹介され「31年優勝から離れている。もうそろそろこの辺で、ひと花咲かせて欲しい気持ちです」と奮起を促した。自由獲得枠の久保康友(24=松下電器)手嶌智(22=新日本石油)の新人投手コンビには「期待してるよ」と激励していた。
ソフトバンク孫正義オーナーが、初参加となる3月中旬予定の12球団臨時オーナー会議で、持論の「クラブチーム世界一決定戦」実現を働き掛ける。現在渡米中の孫オーナーは今月12日(現地時間11日)までに大リーグ機構事務局やメジャー数球団の幹部と接触し、同決定戦プランを提案してきた。16日、宮崎入りした笠井和彦球団社長兼オーナー代行は「これから日本の各球団のオーナー、野球機構と意見の擦り合わせをしていく。3月中旬にオーナー会議があるので、その場で(米球界の反応を)説明することになる」と話した。
孫オーナーはあくまでも来秋をメドに、単独チームによる世界一を争う場を求める考え。「日本、世界の野球振興を考えてのこと。何が何でも実現するのが孫オーナーの信条」と笠井オーナー代行。今回の渡米で孫オーナーがヤンキースのオーナー、スタインブレナー氏と会談したことを明かしたあたりにも、実現の手応えを感じさせた。
ソフトバンクは大リーグ機構に大会要旨をまとめた文書を提出する予定だが、孫オーナーは同機構のセリグ・コミッショナーとの会談を含め、韓国、中国、台湾などアジア各国・地域との“調整役”にも意欲をみせているという。3月には再渡米も決めている。
小宮山がブルペンで両打席にポールを立て、そのポールからゴムひもを引っ張り、ストライクゾーンを作ってピッチングを行った。