ロッテが楽天と戦う3月27日の開幕シリーズ第2戦(千葉マリン)で、前回優勝の74年日本一メンバーがほぼ全員集合する。村田兆治氏、有藤道世氏ら9人が守備位置につき、開幕セレモニーを行う。12球団でもっとも優勝から遠ざかっており、往年の名選手が31年ぶりの頂点へチームにカツを入れる。新球団相手に「歴史」を強調し、開幕シリーズを盛り上げる。
「ロッテオリオンズ」栄光のV戦士がよみがえる。3月27日、始球式にマスターズリーグで今も活躍する村田氏が登板。衰え知らずの剛球を披露する予定だ。同時に、当時のメンバーが現役選手と共に守備位置につく。ユニホームも当時を再現。「スケジュール調整中だが、全員来てもらうよう努力している。オールドファンにも喜んでもらえると思う」と荒木重雄企画広報部長は話した。外国人選手のアルトマン、ラフィーバー以外の9人が集まる予定だ。
OBの始球式登板は珍しくないが、9人が揃うのは異例だ。村田氏は「ぜひ行きたい。楽しみにしているよ」と意欲十分。日本シリーズMVPの弘田氏は現在巨人の外野守備走塁コーチで、当日はオープン戦(セ開幕は4月1日)があるが、時間を調整して駆けつける見込みだ。ロッテは優勝から12球団で最も遠ざかっており、先輩が直接激励する。
加えて相手は楽天だ。くしくも74年は、楽天の本拠地である仙台を本拠地としていた。また、ロッテはパでもっとも歴史の長い球団。新球団との対比も興味深い。荒木部長も「楽天とは縁がありますね」と話す。
スケジュールの関係でV戦士登場は2戦目となったが、開幕戦にも力を入れる。自チームはもちろん、楽天のメンバー紹介なども考えている。「楽天とも連絡をとって盛り上げて行きたい」と同部長。ロッテファンにも、楽天ファンにも楽しみな開幕シリーズになりそうだ。
ロッテの西村ヘッドコーチ、諸積、澤井、塀内、田中雅、大塚が練習休みを利用して、鹿児島市の八幡小学校を訪れ、交流会を行った。集まったのは5、6年生200人。あいにくの雨だったが、体育館で子供達とキャッチボールを行った。質問コーナーでも疑問に丁寧に答えていた。諸積は「子供は好きだから、楽しかった。こういうことは、どんどんやっていった方がいいと思う。練習している球場でも、使ってない時は子供にグラウンドに降りてきてもらうとか、これから考えていきたいね」とリフレッシュしていた。
31年ぶりの優勝を狙うロッテに力強い援軍が訪れる。3月27日の楽天との開幕2戦目(千葉マリン)に74年の日本一メンバーを招待する計画が持ち上がった。この日はかつてのエース・村田兆治氏が始球式を務めることが決定しているが、さらに当時のナインが守備につき、現役選手を激励する。「既にオファーは出している。あとは調整だけ。往年のファンにも喜んでもらえるし、選手にはカツを入れてくれるでしょう」と荒木企画部長。“Vパワー”注入で、まずはスタートダッシュを狙う。
2軍で調整中の黒木が18日、雨の中で“自転車トレ”を敢行した。片道約500メートルの坂道を自転車で3往復。「競輪選手の気持ちが分かったよ。疲れた」と終わった時には、ぐったり。この日、ブルペンでは捕手を座らせて53球を投げ込んだ。昨年はわずか1勝と不本意なシーズンを送ったが、完全復活に向けて、順調な仕上がりを見せている。
楽天と対戦する開幕第2戦(3月27日、千葉マリン)に、31年前の日本一のレギュラー(外国人を除く)が集結する。村田兆治氏、有藤通世氏らが出場予定で、当時のユニホームを着て登場。日本一の瞬間の映像を流すなどのプランも検討されている。ロッテが最後に優勝したのがこの昭和49年で、12球団で最もVから遠ざかっている。新規参入球団と対戦する老舗球団にとって強力なバックアップとなりそうだ。
西村ヘッドコーチと諸積ら5選手が鹿児島市内の小学校を訪問し、野球指導。生徒全員にお菓子をプレゼントした。
「最強のロッテ」が30年の時を経てよみがえる。楽天と開幕カードを戦うロッテが、開幕2戦目の3月27日(千葉マリン)に、1974年の日本一メンバーを集結させることが18日、分かった。村田兆治氏ら、全ポジションのV戦士を招集して、31年ぶりの優勝を狙う現役選手に闘魂を注入する。
全国が注目する新球団との開幕カードを盛り上げない手はない。メンバーには、55歳の今もマスターズリーグで140キロ超の速球を投げる村田氏、「ミスター・オリンオンズ」こと有藤通世氏、弘田澄男氏(現巨人外野守備走塁コーチ)ら、往年の名プレーヤーが勢揃い。他球団所属のOBにも快諾を得ており、外国人選手を除く主力選手が集合。試合前には、スタメン選手と当時のユニホームでかつての守備位置につき、その場で日本一未経験の後輩達を激励することになりそうだ。
セレモニーではV戦士をアナウンスで紹介。大型スクリーンに当時の映像を流す計画が進行中だ。第1戦で始球式を行う74年当時の監督・金田正一氏が、2戦連続で参加する可能性もある。
74年の開幕戦は当時ロッテの準本拠地だった仙台。今年の相手が、仙台を本拠地とする新球団・楽天というのも因縁深い。楽天を除けば、両リーグで最も優勝から遠ざかっているロッテ。荒木企画広報部長は「今年日本一を目指す意味での企画。新球団を圧倒して欲しい」と意気込んだ。ドリームメンバーの闘魂注入を受けて、ロッテが2005年のスタートダッシュをかける。
練習休みを利用して、西村ヘットコーチ、諸積、澤井、塀内、田中雅、大塚が鹿児島市の八幡小学校を訪れ、5、6年生200人と交流会を行った。あいにくの雨だったが、体育館で子供達とキャッチボールや質問コーナーに応じた。西村ヘッドは「プロ野球を身近に感じてもらえれば」。諸積も「こういうことはどんどん、やっていった方がいいと思う」と話した。
交流会で人気者だった田中雅。横顔がイチローにそっくり。
米国で大リーグ機構やヤンキース幹部と会談したソフトバンク孫正義オーナーが18日、自信たっぷりな表情で帰国した。帰国後、都内で会見し「本当に世界一を決定する場をつくりたいと申し上げてきた。検討に値する話ということになった」と語った。速ければ来年の公式戦後にホームアンドアウエーで「世界一決定戦」を開催するプランなど、具体的な話にも及んだという。来月16日のオーナー会議(福岡)で提案することも明らかにした。
新たな案も持ち帰った。1つは福岡ドーム観客席の増設で「可能なら4万席から5万席にしたい」とし、今季終了後にも取り掛かる予定。また今年中にインターネットでチーム情報を24時間伝える「ホークルチャンネル」の開設を検討中であることも明かした。
ソフトバンクが、ドラフト改革を検討する20日からの12球団代表者会議で“ドラフト分割案”を提案する。18日、角田雅司球団代表が「ドラフトには時期の問題もあると思う。今は11月に行われているが、高校生だけ早く実施できないだろうか」と語った。球団内で練られているのは、高校生を10月までに、大学生・社会人は現行通り11月に実施するプランだ。また「完全ウエーバー制」に異論を唱える方針は変わっていない。