わたしはかもめ2005年鴎の便り(2月)

便

2月19日

紅白戦

◇紅組10−4白組(鴨池球場)

イニング間にケースバッティングを取り入れての試合進行。そのケースバッティングでは投手陣が打席に入り、バントやバスターなどの攻撃を見せ、渡辺俊や小宮山がヒットを放った。また、ランナーが出塁すると、投手が代走として塁に立ち、走塁練習の成果を確認した。

12345678910R
白組00000301004
紅組000105200210

◇打撃成績

打順守備紅組守備白組
1原井3000010000
朴(韓国ロッテ)21010打二渡辺正31110
2垣内31100初芝32100
代田20000
3フランコ22000福浦20000
打左竹原31100打左井上21300
4大塚21000ベニー31000
打中諸積31000打右大松20000
5サブロー21010左一52210
打右平下21000
6捕指里崎41100右左パスクチ41010
7塀内30000今江32000
8澤井40000橋本20010
田中雅20110
9西岡40000小坂41000
20000

◇投手成績

紅組白組
28000加藤28200
戸部210411山崎27200
山北213254川井28332
久保28221神田29311
浅間27321手嶌26000
今江
「今日は守備は良かったでしょ。バッティングには触れないで…。ほら、コーチが言っているでしょ(笑)。正直、下半身主導のフォームは固まっていないです。打席に入ると力んでしまうんですよね。今日もレフト前は良かったけれど、ライト前は右への意識が強すぎてダメだった。あんなバッティングしてたら…。でも、13日よりも、大分良くなっています。頑張るしかないです。」

◇代田が代走で大忙し

代田が代走として大忙しだった。白組で途中出場したが、ランナーが出る度に代走出場。その都度、盗塁を試みた。

代田
「何度走ったか分かりません。さすがに疲れまし。でもそれが仕事なので…。しっかり、野球をやっています(笑)。足は、全く何ともないです。これだけ走って、滑り込んでも何ともないので、もう大丈夫ですよ。」

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レフトの李“復権”1号[報知]

◇ロッテ紅白戦

アジアの大砲が本来の姿を取り戻した。李承Y内野手が19日の紅白戦で「5番・左翼」で先発フル出場。チームの“今季第1号”となるソロアーチを放つなど、2安打2打点。1軍の実戦では初めて左翼の守備も経験し、「すごく楽しく野球をやれている」と“復権”をアピールした。

天性のスラッガーだけに許される美しい弾道だった。7回無死。久保が投げた真ん中の直球を軽々と右中間スタンドに運んだ。「今年は打席で余裕があるよ」チームの“2005年第1号”を放った李は、昨年との違いを実感していた。

紅白戦では綿の低反発球を使用。だが「自分のポイントで打てれば(使用球は)関係ない」と話す李には効果ゼロ。阪神・嶋田スコアラーは「ツボにはまればすごいね」と李のパワーに警戒色を強めた。

交流戦対策も着々と進んでいる。この日は1軍の実戦では初めて外野守備を体験。フェンス手前の飛球を捕球するなど、2度の守備機会を無難にこなした。「守った方が(DHより)いい結果が出る。気持ちよくできたよ」とそう快な笑顔で初の実戦を振り返った李。今季のスン様は、一味違う。

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李承Y“今季1号”[スポニチ]

李承Y外野手が19日の紅白戦で“今季1号”を放った。先頭打者で迎えた7回、自由獲得枠ルーキーの久保(松下電器)との対戦はボールが4球続き、ノーカウントに戻す特別ルール。0−1からの“6球目”を叩くと、弾丸ライナーで右中間席に運んだ。

この日は白組の「5番左翼」として先発出場。「(外野は)めったにないことなので緊張した」。昨秋から外野練習に取り組んできたが、今キャンプのシートノックは全て一塁で受けた。それでも、2回に塀内の左飛をバックしながら捕球すると、3回にはフランコのフェンスを直撃した二塁打のクッションボールを完璧に処理した。

「常に汗をかきながらプレーできるから試合に集中できる」。守備でリズムをつかんだことが、打撃面にも好影響を与えている。

◇内2回無失点

紅組の先発の2年目の内が2回を無安打無失点。「力んでいたし、バランスが悪かった」と3四球を出すなど、制球が乱れたことに納得がいかない様子だった。それでも球速はこの日登板した10投手の中で最高の143キロを記録した。帽子のツバには「開幕1軍」の文字。「はいつくばっても残りたい」と1軍メンバー最年少の19歳右腕は必死の形相だった。

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李が5打数2安打2打点…守備では外野をこなす[サンスポ]

◇ロッテ紅白戦(19日、鴨池)

ロッテの李承Yが19日、紅白戦に初出場し、右中間へ本塁打を放つなど5打数2安打2打点と活躍。守備では、今季から本格的に挑戦している外野の守備を無難にこなし、バレンタイン監督は「うまく調整している」と及第点。李は「めったに外野はやらないので、緊張したのは確か」とホッとした表情だった。

◇ソフトバンクの中内氏が表敬訪問

ソフトバンク・中内正名誉顧問がロッテの鹿児島キャンプを表敬訪問した。

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ほほ笑みのスン様、李1号[ニッカン]

◇交流戦対策、左翼も無難?望むところだ

金髪をなびかせて、李承Y内野手がロッテ今季1号を放った。19日の紅白戦で7回無死、自由獲得枠ルーキーの久保康友投手(24=松下電器)の直球をとらえた。打球は右中間芝生席にライナーで飛び込む8点目のダメ押しソロ。ナインの祝福に「スン様」は微笑み「気持ち良く試合に臨めた」と振り返った。4回無死二塁では戸部から中前へ痛烈な先制安打。5打数2安打2打点と今季初の実戦で結果を出した。

内野手だが5番左翼での先発出場。左飛とフェンス直撃安打の打球処理と、2度の守備機会も難なくこなした。昨年はDH起用が多かったが、今季セ主催の交流戦ではそれがない。バレンタイン監督は外野起用の対策を持っていた。「緊張したが守る方がリズムが出る」と望むところだ。

1月の来日時は髪を金色に染め、不振に終わった昨年からの変身を決意した。バレンタイン監督は「色々やっているし、熱意がある」と評価した。視察した阪神嶋田スコアラーは「ツボに来ればすごい」、西武潮崎編成担当は「甘い球は打って当然」と警戒。低反発球を使ったが「自分の打撃ポイントがあれば関係ない」と開幕へ好調を持続する。

「あくまでも練習のゲーム。そういう軽い気持ちで臨んだのが良かったと思います。今日の収穫は、去年は追い込まれた時に、相手ピッチャーとの駆け引きに失敗したけれど、今年はそのことを頭から無くして、打席で余裕ができたことが収穫でした。守備もレフトを守って汗をかいて、リズムがいいです。でも、今日はホームランよりも、三振したことは大きな反省です。」
バレンタイン監督
「李はすごくやる気になって、色々なことをやっている。そういう選手がいい結果を出せばプラスになる。シーズンでも打って欲しい。いつかはレフトを守るだろうが、ファーストもDHもある。」

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ソフトバンク中内名誉顧問が訪問[ニッカン]

ソフトバンクの中内正名誉顧問がロッテの鹿児島キャンプを視察した。瀬戸山隆三球団代表がかつてダイエーの球団代表だった縁で訪問した。投手陣には故障もなく、調整は順調。雨が続いていたが、この日は紅白戦が行われた。中内名誉顧問は「ロッテは強いですよ。ここが1番怖い」と警戒していた。

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楽天に強奪された?ハマの大スター[ニッカン]

横浜のマスコット、「ブラックホッシー」が楽天へ電撃移籍!?1年半前から横浜スタジアムの「隠れキャラ」として、週末やデーゲームなど不定期に出没。上下黒のユニホームにサングラスの風ぼう、切れ味抜群の動きでファンから絶大な人気を得ていた。先月末に楽天側からオファーがあり、悩んだ末、16日に横浜へ断りの電話を入れていたことが分かった。

そのパフォーマンスは12球団マスコットのカリスマともいわれ、ジャビット君らも尊敬していた。実は以前に阪神の有名マスコットの「トラッキー」をまとって、バック宙などで虎党のハートをがっちりつかみ、その人気から引き留め署名活動が行われたほどだ。横浜の球団関係者は「球団として精一杯の慰留をしたのですが」。ブラックホッシー氏は、待遇よりファンの前でパフォーマンスできる場が多い新天地を選択したようだ。「3球団目」となる楽天のマスコット、クラッチとクラッチーナに変身するか、新キャラにて生まれ変わるのかは不明だが、新球団でもアイドルとなるのは間違いない。

三浦は「うちの子供が大ファン。何とかなりませんかね」と神妙な表情。絶妙の絡みを見せていた佐伯も「残念。一言相談してくれれば…」と話した。この日2度目のキャンプ視察に訪れた若林貴世志オーナーは「帰ってくれるよう、三木谷にもう1度お願いしてみようかな」。残されたホッシー、ホッシーゾ、ホッシーナの3兄弟の運命やいかに…。両チームの対戦は交流戦の5月10日。試合とは一味違った「キャラ対決」も、目が離せないゾ!

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小宮山二塁打

紅白戦最中に行われたケース打撃では、投手も打席に立った。4回無死の場面で小宮山はセンター頭上を越える二塁打を放ち、観客を沸かせた。キャンプ中も投手陣は打撃、走塁練習をこなしている。小宮山は「走者の練習だからね。まあボールを見ることができて良かった」と貫禄だ。21日の紅白戦では「天気との戦いですよ。良ければ投げる」と登板を予定している。

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