わたしはかもめ2005年鴎の便り(2月)

便

2月20日

小野が「サンデー晋吾」復活目指す[ニッカン]

右足首を痛めていたロッテ小野が、ブルペンで63球を投げた。自主トレ中に右足首をひねり、キャンプ序盤は別メニュー調整だった。前日19日の紅白戦でも走塁中、地面のぬかるみに足をとられて同じところを痛め、ヒヤリとさせた。「投球に支障はありません。大丈夫です」と力のあるボールを投げた。昨年は腰痛で中継ぎ、先発をこなしたが、力を出し切れなかった。21日は紅白戦で登板する予定。今年は先発で「サンデー晋吾」復活を目指す。

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ロッテ、地元バンドの歌をイメージソングに[スポニチ]

ロッテのバレンタイン監督が「ファンとの集い」で千葉・習志野高出身のバンド・えちうらが歌う「夢への翼」を球団イメージソングにすると発表した。15日の練習前にイヤホンをナインに配り「全員で同じものを聴けるようになろう」と話した指揮官。音楽が流れない謎の練習だったが、ボビーの答えはこの曲だった。何度も繰り返される「BUILDING OUR DREAM」の歌詞。ファンと共に優勝の夢を築こうという訳だ。球団は球場内でのCD販売を決定。「チームが優勝すれば紅白も出場できる。応援出演も考えるよ」と指揮官はご機嫌だった。

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「えちうら」ボビーが売り込む[報知]

◇楽天モーニング娘。に負けん

ボビー・バレンタイン監督が、無名バンドの“臨時プロデューサー”になった。20日のファンとの集いで、千葉県出身のバンド「えちうら」が歌う今季の球団イメージソング「夢への翼」をPR。「紅白歌合戦?チームが優勝したら参加したいね」と大乗り気で話した。

指揮官は先日、選手全員にコードのつながっていない「音なしイヤホン」を配布。ナインの意思統一を図る狙いで「何かの音を聞いて欲しい」と宿題を出した。ボビーは3日前に「えちうら」を鹿児島に緊急招集。今季のスローガン「Building Our Dream」を歌詞に盛り込んだイメージソングを、模範解答として発表。PRとチームの結束を同時に実現させる、一石二鳥の作戦を成功させた。

楽天との開幕戦(3月26日)もライブを開催予定。楽天の応援歌を歌うのは「モー娘」。名前で負けても、名プロデューサー・ボビーが無名バンドを売り込んでいく。

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バレンタイン監督お気に入り「夢への翼」を披露[サンスポ]

20日の「ファンとの集い」で新人バンド・えちうらが歌う「夢への翼」がお披露目された。初めてこ曲を聴いたときに気に入ったバレンタイン監督は、プロデューサーを志願。15日からは「何かが聞こえてくるはず」とアップの際、選手にイヤホンをつけさせる“謎のイヤホントレ”を敢行していたが、その一環だった。「皆さんに聞いてもらって歌ってもらいたい」と監督。しかし、真剣に?考えていた選手は困惑顔だった。

◇この日のファンサービス

「ファンとの集い」で、選手全員がグラウンドでサイン会と写真撮影会。また、ベースランニング体験、キャラクターショーなども実施した。

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ボビー流、イメージソングPR作戦

◇あの「空イヤホン」は戦略だった

ボビー・バレンタイン監督が音楽プロデューサーになる。ロッテは20日の練習後、鴨池球場でファン感謝イベントを開催。観客全員にグラウンドを開放し、外野でポップバンドがライブを行った。ここで同監督は「あの問題」の種明かしを披露。「選手がイヤホンで聞いていたのは、この曲です」とノリノリでファンに紹介。球団初のイメージソング「夢への翼」が生演奏された。

15日の練習前、同監督は選手に、先にはラジオも何もない「空イヤホン」をつけさせた。目的は謎だったが、ようやく判明した。曲紹介への周到な準備だったのだ。バンドは千葉・習志野出身の「えちうら」で曲を聴いた監督が惚れ込んだ。イヤホンの一件からこの日のライブまで、全てをプロデュースした。「この曲で優勝を実現したら紅白(歌合戦)出場もある」と今後も協力する。

もちろん、選手にとってもイヤホン装着の理由はあった。バレンタイン監督は「選手は、夢を実現するために必要なものを聞いていた。ファンの声援、心臓の鼓動などが聞こえたと教えてくれた」と説明した。つまり曲のPRと精神集中という2つの目的があった。度肝を抜くボビー流の戦略は今後も続く。

バレンタイン監督
「選手達は夢を実現するために聞いていたが、その聞いていたものが基礎になって、夢が達成できる。20人以上から聞いた。色々なことを聞かせてもらった。例えば『シーズン最後でのファンの歓声』『自分の名前を叫ぶファンの声』『自分の鼓動が聞こえて、他の選手の鼓動も聞こえた』など、様々聞こえた様だった。」

◇福浦の高校の後輩「えちうら」熱唱

「えちうら」は5人組で、福浦と同じ習志野高出身だ。オリコンインディーズチャート9位にも入り、昨年11月にメジャーデビュー。「夢への翼」は3月16日に発売される。リーダーの芳賀俊和(23)は「バレンタイン監督も一緒に歌ってくれて嬉しかった」と喜んだ。楽天は「モーニング娘。」が応援歌を歌っているが、負けずに球団として後押しするつもりだ。

◇ルーキー4選手が初のファンサービス

久保
「九州だからホークスファンが多そう(笑)。でも、いいものですね。励まされました。」
竹原
「あんなにたくさんの人と触れ合ったのは初めて。寒かったですけれど、楽しかったです。」
バレンタイン監督
「ファンのためにはとても良かったが、天候が非常に寒かった。楽しい曲が流れて、どの選手も笑顔が見えたが、選手にとって寒かったかなと思う。」

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スカウト不正活動、具体案を明文化へ

ドラフト改革を中心とした球界問題について話し合う、12球団代表者会議が20日、福岡市内のホテルで行われた。午後7時に始まった会議は4時間後の同11時まで及んだ。各球団の意見を発表するなどフリートーキング形式だったものの、スカウト活動における不正防止に力を入れる方針は合意に達した。違反事項とペナルティーを明文化し外部にチェック機関を設けていく考え。ロッテ瀬戸山代表は「例えばコーヒーをご馳走する程度ならいいのか、そういったところも詰めていくことになるでしょう」。コンプライアンス担当の熊崎顧問を中心にコミッショナー事務局が具体案を作成することになった。

ドラフト制度そのものについては完全ウエーバーを主張する球団もあったが、不正防止すれば現状のままでも、という案も出たという。同会議は21日も引き続き行われる。

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