わたしはかもめ2005年鴎の便り(2月)

便

2月28日

紅白戦

◇白組6−3紅組(鴨池球場)

12345R
紅組100113
白組030216

◇打撃成績

打順守備紅組
1小坂200
西岡110
2フランコ321
3ベニー111
打中代田000
4100
澤井200
5里崎310
6井上210
7渡辺正200
8パスクチ211
9今江200
45103
打順守備白組
1西岡200
2100
塀内200
3福浦410
4橋本110
210
5垣内320
6サブロー311
7平下210
8初芝111
原井220
9大塚224
25126

◇投手成績

紅組
小宮山21033
藤田1630
小野21063

白組
清水31321
21152
清水直
「今日は3つアウトを取って、ベンチに帰るリズムをやりたかったができなかった。オープン戦でやっていきます。ボールも良くなっているし、ストレートに指がかかり始めていますね。状態は去年と同じくらい。変化球は高くいくと捕らえられていました。でも、しっかり腕を振ってストレートを投げられれば抑えられると思います。オープン戦は3試合投げる予定です。」
小宮山
「シェイクは投げなかったです。理由はない。たまたま投げる機会がなかっただけです。キャンプはけががなかったことが1番。僕の場合はけがをしたら終わり。ケガなくキャンプを終えたことで、次のステップに進めますからね。年齢を感じることはありますが、受け入れなければいけないですからね。危機感を思っていますよ。今年はローテの穴を埋る役。ローテに穴が空かないほうがチームにとってはいいが、そんなことはまれ。いつ声が掛かるか分からないが、いつ言われても不備がないようにしていきたいです。」
ベニー
「大切なのは、個人ではなくチームのこと。相手も研究してくるから、こちらも研究していかないといけない。(寒さには)たくさん着込んで寒さをしのいだよ。」
バレンタイン監督
「天気は悪かった。しかし、我々が行った練習で習得できたものは非常に良かった。投手陣は左右両方ともとても良い仕上がりで、層の厚いところを見せてくれた。打撃陣は、非常に経験豊富だが、それに加えて若手が上を刺激している。外国人は良さを発揮してくれ、チームに溶け込んでいる。チームワークが良くなっていると感じている。チームはスピード、機動力を向上させ、守備力も良くなっている。何よりもケガ、病気なく過ごせたことは良かった。オープン戦を始めるための準備はできた。」

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ベニー、キャンプ締める1号弾[スポニチ]

ロッテは鹿児島キャンプ最終日の28日、5回限定の紅白戦を行い、主砲のベニー外野手がエース清水直行投手から左中間に1号本塁打して最後を締めた。今キャンプは天候に恵まれなかったが、最終日は晴天。ハワイ出身の主砲の調子も気温とともに上がってきた。

打球の行方を見ながらベニーはゆっくりと走り出した。初回2死、清水が投じたカーブを左中間スタンドへ軽々。「変化球のタイミングを合わせるのはシーズンへの課題だからね。いい感触だったよ」。たった一振りで、キャンプの締めくくりを最高のものとした。

鹿児島キャンプは沖縄と同様に悪天候が続いた。2月は実に15日が雨。温暖なハワイ出身のベニーにしてみれば、風雨の寒さは何よりもこたえた。屋外でのフリー打撃ではジャンパーを着込んだことも。それでも25日以降は晴天に恵まれ、陽気なハワイアンにとってはまさに水を得た魚のように、調子も上がった。

球団では、ベニーをバックアップする一環として試合前の電光掲示板で“ハワイ語講座”を開いたり、ベニーの打席前にはハワイの映像を流すプランを検討中。これには「契約で何でも協力すると約束した。現地の言葉のレッスンは、ファンにも役立つだろう」と乗り気だ。

昨年は打率.315、35本塁打、100打点をマーク。ロッテの助っ人としては89、90年のディアズ以来となる2年連続3割、30本、100打点も射程圏内。「相手も研究しているが、こちらも勉強している」。ベニーの辞書に“2年目のジンクス”なんて言葉はない。

◇指揮官は赤十字へ

バレンタイン監督は午前中に日本赤十字社鹿児島支部を訪問。26、27日に行った韓国ロッテとの練習試合前に募った新潟県中越地震被災者支援の義援金123万7067円を大小9個の袋に入れて中川路事務局長に手渡した。指揮官は「日本と韓国のロッテを代表して贈ります。これからも野球界で色々なお手伝いをしていきたい」と今後もチャリティー活動に取り組んでいくつもりだ。

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千葉に留学?ベニーが“ハワイ語講座”開講[サンスポ]

千葉でベニーのハワイ語講座!?ロッテは2月28日、鹿児島キャンプを打ち上げた。キャンプ最後の紅白戦ではベニー・アグバヤニ外野手が初本塁打をマーク。今季は球団の企画で試合前の電光掲示板を使ってファンに「ハワイ語講座」を開講する予定で、2年目は実力、人気の両面でチームを引っ張る覚悟だ。

「アロハはコンニチハでぇす。アリガトウはマハロといいまーす」。こんなベニー“先生”の授業が千葉マリンの試合前に実現しそうだ。

ベニー
「契約したときに何でもやると言ってある。旅行で役立つし、観光にいいかもしれないね。」

ロッテでは昨年、打率.315、35本塁打、100打点と活躍したベニーにプレーの面だけでなく、ファンサービスでも期待を寄せていたが、そこで浮上したのがベニーの「ハワイ語講座」。

千葉マリンでの試合前に1分程度、電光掲示板で放送する。日本からの観光客が多いハワイ。現地の言葉をベニーに習ってから旅行に行けば、気軽に挨拶もできるため、球団関係者も「開幕に合わせていきたい」と既に前向きだ。この日の紅白戦では左中間にソロを放つなど、昨季のパワーは健在。楽しい駅前ならぬ球場留学になりそうだ。

◇被災者に義援金

2月26、27日に韓国ロッテと行った『新潟県中越地震・災害復興支援チャリティー試合』の募金123万7067円を持って、バレンタイン監督が日本赤十字社鹿児島県支部を訪問した。同監督は「被災者が様々な形で支援を受け取ることは大切。日本の野球界の人間も協力していく」と挨拶。義援金は同支部を通じて、被災者におくられる。

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ベニー“一本締め”気持ちいい[報知]

◇お目覚め140メートル弾

寒さが苦手なハワイアンが、ようやく冬眠から目覚めた。ベニー・アグバヤニ外野手が28日の紅白戦で、場外へ“今季初アーチ”。低温の続いた鹿児島で調整遅れが心配されていたが、豪快な場外弾で不安を消し去った。

キャンプ最終日に相応しい“一本締め”だった。初回2死、清水から左中間場外へ推定140メートル弾を放った。キャンプのフリー打撃では李承Yらが2ケタのサク越えを放つ一方、ベニーは3、4本程度。ハワイ生まれで温暖な気候を好むため、スロー調整が不安視されたが「寒くても野球をやらなきゃいけない訳だから」と、寒気を吹き飛ばす驚弾で一蹴した。

昨年は3割30本100打点をマーク。今季も4番最有力の大砲を売り出すため、球団は千葉マリンで「ベニーのハワイ語講座」を企画。試合前に「アロハ」(こんにちは)や「マハロ」(ありがとう)などの現地語をファンに指導する。

打席に入る際に電光掲示板でハワイの映像を流す計画もあり、ベニーは「観光にも役立つし、ファンにハワイを知ってもらうのは嬉しいこと」と前向きに話した。球団は同様に「李承Yの韓国語講座」も企画中。豪快なアーチはもちろん、“球場留学”もファンの楽しみになりそうだ。

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ベニー一本締め

ベニー・アグバヤニ外野手が「ハワイアン・パンチ」の異名通りの1発を放った。紅白戦の初回2死、エース清水のカーブを左中間芝生席に運んだ。キャンプ最終日を実戦1号で締め、思わず表情も緩んだ。ハワイ出身で、今年は例年になく寒かった鹿児島では「服をたくさん着込んで過ごした」と笑った。暖かくなれば、ベニーの季節だ。

自主トレもハワイで行った。球団では開幕後、試合前の時間を利用して電光掲示板で「ベニーのハワイ語講座」を企画している。島の映像などを盛り込みながら、ベニーに「アロハ(こんにちは)」「マハロ(ありがとう)」などファンに語りかけてもらう。実力十分のベニーの知名度アップにつながると共に、ファンサービスにもなる。ベニーは「契約した時に、何でもチームに貢献すると約束した。言葉をレッスンして、旅行に行った時に役立てばいいね」と協力する。

来日1年目の昨年は打率3割1分5厘、35本塁打、100打点を記録。外国人で2年連続3割、30本、100打点となれば89、90年のディアズ以来、球団15年ぶり2人目となる。「安定したプレーを続けたい」と成績、観客動員両面にわたり活躍する。

◇小宮山2回3失点、シェイクは封印

小宮山が今キャンプに合格点をつけた。この日の紅白戦に先発したが、フォークの握りでナックルの揺れ方をする80キロ台の新球「シェイク」は封印。「投げる機会がたまたまなかった」と説明。2回を3安打3失点も「ケガなく無事に終わった。危機感を常にもってやっていきたい」と気を引き締めていた。

◇ボビーが義援金

紅白戦で鹿児島キャンプを打ち上げた。選手会長の小林雅が1本締め。雪や雨など天候に恵まれなかったが、バレンタイン監督は「何よりケガがなく終わった。開幕へ十分な準備ができた」と振り返った。また2月26、27日の韓国ロッテとの練習試合は新潟県中越地震のチャリティー戦だったが、この日バレンタイン監督が日本赤十字社鹿児島支部を訪れ、集まった123万7067円を義援金として手渡した。

◇バレンタイン監督一問一答

≫キャンプの総括を。
バレンタイン監督
「天気は悪かった。しかし、我々が行った練習で習得できたものは非常に良かった。投手陣は左右両方ともとても良い仕上がりで、層の厚いところを見せてくれた。打撃陣は、非常に経験豊富だが、それに加えて若手が上を刺激している。外国人は良さを発揮してくれ、チームに溶け込んでいる。チームワークが良くなっていると感じている。チームはスピード、機動力を向上させ、守備力も良くなっている。何よりもけが、病気なく過ごせたことは良かった。オープン戦を始めるための準備はできた。」
≫競争させたいと話していたが、競争の意識は?
バレンタイン監督
「フィールド上、全てのポジションで良い競争ができた。プレーがエキサイトになると思う。」
≫キャンプで良かった点は?
バレンタイン監督
「新しいユニフォームが作られ、新しいイメージソングができ、チーム全体がファンに新しいアプローチ、新しい姿勢ができたことが良かった。」
≫去年0.5ゲーム差でプレーオフを逸したが、今シーズンに向けては?
バレンタイン監督
「まだ相手と対戦していないので言えない。去年のプレーオフは、ストで2試合中止になったためだと思っている。対戦相手は強くなっていると思うので、うちもレベルアップしていきたい。」

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