わたしはかもめ2005年鴎の便り(3月)

便

3月1日

ロッテ、開幕戦で楽天歓迎弁当発売[ニッカン]

ロッテが楽天と異例の共同作業を行い、3月26、27日に千葉マリンで行われる開幕カードを盛り上げる。ロッテ−楽天戦の開幕限定記念弁当と、切手シートを売り出すことが1日、分かった。企画広報部では「新球団を迎えての開幕戦は、プロ野球にとっても歴史的なカード。記念になるものを用意したい。相手があってのことだから、楽天さんとタッグを組んで企画したい」と説明した。

記念弁当は千葉、仙台の特産品が味わえるなどアイデア満載だ。アサリに対してカキ、ハマグリにはホタテ…と続く。高瀬企画広報部員は「お互いの本拠地の味を楽しんでもらえれば」という。斬新なのが観戦証明書が付くこと。「食べるだけでなく記念にもなる」と語る。楽天のロゴマークが使用されるため「こちらの勝手で先走ったことはできない」としつつも「まだイメージ段階ではあるが、協力して仕事を進めたい」と意欲満々だ。

開幕切手シートは選手のプレー、顔写真などに球団マークをデザイン。80円切手で両球団5枚ずつ、10枚組で発売。千葉マリン球場、グッズショップ、インターネットで販売予定。弁当(値段未定)、切手共に楽天にも営業利益の権利が発生する。昨年、激動した球界では特にパ・リーグの経営赤字体質が問題となった。「ウエルカムの意思を表したい」と、球団の枠を超え営業面でタッグを組む新たな取り組みとして注目されそうだ。

開幕カード記念弁当のお品書き
仙台もの千葉もの
カキ
ホタテ
秋サケ
笹かまぼこ
わらびぜんまい
アサリ
ハマグリ
イワシ梅味揚げ
イワシ団子と北総豚筍巻き
菜の花のからしあえ
クチナシこんにゃく
煮物
炊き込み御飯

◇就任

ロッテは米紙の元野球記者ラリー・ロッカ氏(38)が企画広報部プロモーションディレクターに就任したと発表。同氏は野茂や松井秀ら日本人選手を含め豊富な大リーグ取材経験を持つ。

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ロッテの企画広報部に元米紙記者[ニッカン]

米紙の元野球記者ラリー・ロッカ氏(38)が1日、ロッテの企画広報部プロモーションディレクターに就任した。この日、チームが発表した。ロッカ氏は野茂や松井ら日本人選手を含め、豊富な大リーグ取材経験を誇る。ロッテでは、ファンサービスの新機軸を期待されている。

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名物ロッテ弁当に“楽天バージョン”[スポニチ]

ロッテは26、27日に行われる楽天との開幕2連戦(千葉マリン)を盛り上げようと、新球団“ウエルカム弁当”を発売することを決めた。具材には仙台のカキ、ホタテ、笹かまぼこ、千葉のアサリ、しじみ、いわしなど両本拠地の名産を採用。高瀬ファンサービス担当は「対決というより、一緒に盛り上げていこうという考え」と異例のタッグ宣言だ。

これまでに発売した数々の選手キャラクター弁当の中で、1日の売り上げ数で過去最高だったのは00年の「石井浩郎弁当」の4000食。「当然、それ以上を目指す」と高瀬担当も鼻息が荒い。さらに球団では歴史的一戦を盛り上げようと、お弁当の購入者に“観戦証明書”をつけることも検討中。楽天側と記念切手シートの発売も話し合っており、開幕からファン垂涎のサービスが目白押しだ。

◇清水はタオル回す

開幕投手が内定している清水も、楽天との歴史的一戦を盛り上げようと準備に余念がない。自らデザインしたタオルを回しながらマウンドに上がるパフォーマンスを計画。ファンと一体になって戦う考えだ。それだけに「試合は緊張感あるものにするので、お弁当でパワーをためて、一緒にスタンドから回して欲しい」と、ファンに協力をお願いしていた。

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ロッテが証明書付き“開幕対決弁当”を限定発売[サンスポ]

あなたも歴史の証人に!!ロッテが3月26、27日に行われる楽天との開幕戦(千葉マリン)に合わせ“ウエルカム弁当”を製作していることが分かった。弁当には「開幕カード観戦証明書」をつける予定で、ファンにはたまらない“一品”になりそうだ。

「歴史的1戦」に向けてグラウンド外の戦いも熱い?

ロッテ、楽天両球団のご当地食材を盛り込んだ“開幕対決弁当”ができる。弁当は真ん中で仕切られ、千葉と仙台の名産がドサッ。千葉のサイドには浅利、蛤、鰯などが並び、仙台サイドはカキ、帆立、笹かまぼこなど盛りだくさん。さらにこの弁当を買うと、観戦証明書がついてくる。

新規参入の楽天との歴史的な開幕カード。誰もが注目する対戦の証明書は一生の思い出?球団関係者も「対決ではなく、あくまでも歓迎。2日で4000個売るのが目標です」と意気込んでいる。

過去には『石井浩郎弁当』など人気メニューもあったが、今回は2日間限定のプレミアつき。他にも、両球団の選手の顔写真が入った開幕記念切手シートを検討中。3・26はグラウンドもスタンドも大騒ぎだ。

◇プロモーションディレクターにロッカ氏

ロッテは、米紙の元野球記者ラリー・ロッカ氏(38)が企画広報部プロモーションディレクターに就任したと発表した。ロッカ氏は野茂や松井秀ら日本人選手を含め、豊富な大リーグ取材経験を持つ。

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ロッテ、楽天主義[報知]

◇3・26歴史的開幕戦 ノッてけ企画

やり残したことはないと晴れやかな表情で神戸に向かうバレンタイン監督  ロッテが26、27日の楽天とのパ・リーグ開幕戦(千葉マリン)で「観戦証明書つき開幕弁当」と「開幕記念切手」の2大プレミア商品の発売を検討していることが1日、分かった。半世紀ぶりのプロ野球参入となった楽天の記念すべき公式戦初戦に、両チームが協力して永遠に記念として残るグッズを提供することになる。

まずは開幕弁当だ。仕切りを挟み、千葉と楽天の本拠地・仙台の名物が相対するイメージとなっている。ホタテ、ハマグリ、カキなどの高級食材もふんだんに使う予定。何よりも目玉となるのが「観戦証明書」が付いてくること。楽天のプロ初戦の観戦者だけが手にすることができる貴重な一品となる。

記念品の代名詞である切手も完成する。過去、優勝記念切手は例があるが、開幕戦では例がない。両チームの選手5人ずつがモデルとなった10枚セットを限定発売する方向で調整している。

ライバル球団が協力し商品を発売するのは異例だが、楽天サイドも前向きな姿勢を見せている。ロッテは楽天にロイヤルティーを支払うことになるが、それでも開発・発売に踏み切る裏には、パ・リーグ復興への強い意思がある。ロッテの企画担当者は「歴史的イベントをファンの皆さんが良い記念にして欲しい」と話した。パ・リーグでは発足から最年長球団となるロッテが、新球団とタッグを組んで歴史的一戦を盛り上げる。

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元ロッテ波留、熊球クラブへ

昨年限りでロッテを退団した波留敏雄外野手が1日、クラブチーム、熊球クラブ(東京)への入団が決まった。波留がアマ時代に所属していた社会人チーム熊谷組が解散後にOBらが設立したチーム。前日2月28日に茨城ゴールデンゴールズから移籍したパンチ佐藤外野手に誘われ急遽入団を決意したという。波留は「熊谷組OBなので恩返しできるように頑張ります」と話した。今後はスカイパーフェクTV!の解説者との二足のわらじで新たなスタートを切る。全日本クラブ選手権(5月1日開幕)からアマ復帰することになりそう。

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ドラフト改革、発展へ“後退”

ドラフト改革問題は、発展のため“後退”して議論することになった。1日、都内のコミッショナー事務局で実行委員会に続き12球団代表者会議が行われた。これまでドラフトなどの諸制度を検討してきたが、各球団の意見はバラバラのまま。そこで新たに「ワーキングチーム」をつくり、野球の裾野拡大や野球人気など、大局的な部分から検討することになった。ロッテ瀬戸山代表は「その流れの中で個別の制度の問題が出てくる」と、理由を語った。

「ワーキングチーム」は巨人清武、ロッテ瀬戸山の両代表を中心にソフトバンク、楽天、オリックスの代表者が入る。必要に応じて他球団も参加する。構造改革協議会の小委員会は選手会との協議が中心。一方の同チームは「球界の将来を中長期的に話し合う」(中日伊藤参与)と、区別する。 出発点から後方に戻る印象だが、瀬戸山代表は「これまでの議論を白紙にする訳ではない」と否定。巨人清武代表は「5年後、10年後の再生プロジェクト。全体的にこうするから、ここは我慢する、譲れないという部分が出てくる。ドラフト、国内レンタルどうする、だけではみんな納得してくれない」と語った。

また、ドラフト活動による不正防止マニュアル作成については、10日スカウトが集まり話し合うことになった。

◇セは使用球併用

実行委員会に先立ち、セ、パ両リーグの理事会が行われ使用球について確認された。セ・リーグは「1メーカーで1種類。他社との併用はOKとなった」とヤクルト倉島常務は説明。パ・リーグは「ミズノを使用する球団(パは5)は、縫い目の高い低反発球で統一」(ロッテ瀬戸山代表)することで一致した。

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