わたしはかもめ2005年鴎の便り(5月)

便

5月9日

ボビー再び挑発?

◇「交流=打ち負かす」

ロッテが交流戦限定の「バレンタイン監督メッセージポスター」を作製、10日から掲示する。リーグ開幕では楽天への挑戦ポスターを作り、話題を呼んだ。今回は同監督がチームやセ・リーグに語りかけるポスター。例えば「マリーンズの選手達へ『交流』ってたしか、『打ち負かす』って意味だよね」など。6種類60枚を用意、JR海浜幕張駅に張り出す。

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セ・パ盗塁王が競走

◇「技術を盗む」

ロッテ西岡が阪神赤星から盗塁技術を直接マスターする。10日から本拠地千葉マリンで阪神と初の交流戦を迎える。西岡は現在12盗塁と俊足を発揮。売り出し中の西岡は首位を走るロッテの象徴だ。20歳の若さもあり、技術の吸収にも貪欲で、赤星との俊足対決に「実績のある人ですからね。盗塁技術?盗めるものなら盗みたい。勉強したい」と語った。

リーグは違うが、対戦相手から直接学べるのも交流戦効果だ。8日の横浜戦では本塁打が出ればサイクル安打達成の活躍に、盗塁もマークした。「盗塁?ラッキーだっただけ」と向上心を常に持っている。得点圏打率は5割5分6厘、30得点と自分で走者を還す力もあり、さらにつなぎの役目を果たして本塁に生還するケースも目立つ。チームも今日勝てば、貯金は今季最多の18となる。平日ナイターだが前売り券の売れ行きも好調。西岡VS赤星の盗塁対決が、注目を集めそうだ。

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ロッテ、セ界を挑発[報知]

◇10日から阪神戦へまた過激ポスター

首位をひた走るロッテが、再び“挑発行動”に打って出た。10日からの交流戦の本拠地開幕に合わせ、千葉マリン最寄りのJR海浜幕張駅に、セ・リーグを挑発するポスターを張り出すことを決定。楽天との開幕カードに続く2度目の挑発ポスターで交流戦を盛り上げる。また、埼玉・浦和の2軍施設を将来的に千葉に移転する構想も浮上した。

余裕の挑発なのか、策略なのか。首位を快走するロッテが再び、場外バトルを仕掛けた。挑発文は「『交流』ってたしか、『打ち負かす』って意味だよね」など6種類、計60枚。今季2ケタ安打8度と猛打が止まらないチームに気を良くした指揮官が、完全に間違った日本語で自軍選手に問いかけるスタイルだ。他にも、同監督がセ・リーグ球団やファンに語りかけるタイプも用意。この手の挑発は、ホーム意識の強いメジャーではよくあるが、日本ではロッテの独壇場だ。

過激な“宣戦布告”は打線爆発の前兆でもある。ロッテは楽天との開幕カードでも挑発ポスターを展開し、開幕2戦目で球団新の26点。「あの試合で勢いがついた」とナインは口を揃える。8日の横浜戦でも18点を奪うなど、交流戦に入っても依然好調。「チームの調子が悪かったら(第2弾は)やらなかったかもしれない」と球団関係者が話すように、絶好調のチームに乗った企画でもある。

かつてない高まりを見せている千葉の“ロッテ熱”。グッズの売れ行きは例年の2倍近く、実質入場者数も昨年比140%と、チームの好調は予想以上の効果を生んでいる。10日からの阪神3連戦では、大阪名物を盛り込んだ限定弁当など、オリジナル商品を発売。3夜連続の花火打ち上げも予定しており、平日ナイターにもかかわらず、2万人の動員を見込んでいる。

パ・リーグの悲願だった交流戦。過激ポスターを乱発して“場外戦”でも他球団を圧倒し、チームも最高の状態で本拠地開幕を迎えるロッテ。挑発に乗ったセ界の猛者を返り討ちにするところまで、計算ずくでの“宣戦布告”なのかもしれない。

◇浦和の2軍施設、千葉移転も

ロッテが埼玉・浦和にある2軍施設(球場、室内練習場、寮)を、千葉市に移転する構想を持っていることが9日、明らかになった。球団幹部は「千葉マリン周辺には広大な土地がある。将来的には2軍も千葉に持って来たい」と話した。移転には莫大な資金を要することから千葉県や千葉市の協力が不可欠なため、今後、長期的視野に立って検討していく考えだ。

1軍の千葉マリンとロッテ浦和球場は、電車や車で1時間以上かかる距離にある。球団には「なぜ1軍と2軍が離れているのか」といった声が多く寄せられてきた。浦和寮に住む若手選手が1軍に昇格した場合は、長距離の移動を強いられるなどのデメリットもある。球場の老化も顕著。スタンドも手狭で、数百人前後の収容が限界となっている実情も、移転構想に拍車をかけている。

再編問題が勃発した昨年は、ダイエー(現・ソフトバンク)との合併話が進行していたロッテ。千葉からの撤退も取りざたされたが、1軍の好調さに比例するかのように起こった今回のファーム千葉移転構想。千葉をフランチャイズに地元密着を推進していくという、固い決意の表れといえそうだ。

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ロッテが“挑発ポスター”第2弾…交流戦弁当も準備[サンスポ]

阪神も挑発だ!パ・リーグ首位を独走するロッテが、交流戦用にポスターを製作。楽天との開幕戦で話題になった“挑発ポスター”に続く第2弾で、9日の阪神戦(千葉マリン)からJR海浜幕張駅に登場する。今回はボビー・バレンタイン監督が「『交流』って、『打ち負かす』って意味だよね」と予告する内容。虎党の皆さん、あまりカッカときませんように。

プロ野球史上初の交流戦。セ・リーグで最初に千葉マリンを訪れる虎党は、いきなりJR海浜幕張駅でカッチーンとしそう。張り出されたポスターには、バレンタイン監督が笑顔を浮かべ、こう言い放っているのだ。

「『交流』ってたしか、『打ち負かす』って意味だよね」。

日本語のわからない監督が、選手に対して“交流”の意味を笑顔で尋ねている内容。前日8日には19安打、18得点で横浜に圧勝した強力打線にはピッタリだが、同時に、セ・リーグ随一のチーム防御率(3.22)を誇る阪神投手陣を不敵に挑発している。交流戦では、こういったメッセージポスターが6種類用意されているという。

ロッテは楽天との開幕戦でも過激なポスターをつくり、反響を呼んだ。「あなた達があれこれ話題を作っていた頃、ボク達は黙々とカラダをつくっていました」。今回はそれに勝るとも劣らない内容だ。

球団も悪乗り気味で、阪神、中日、広島、横浜戦ではそれぞれのオリジナル弁当も準備。阪神3連戦では大阪名物のたこやきや串かつなどを詰め込んだ。挑発が似合う、つよ〜いロッテ。弁当と一緒に虎も食うぞ〜!!

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ロッテ2軍も大人気、千葉移転も[ニッカン]

ロッテ2軍が浦和球場のスタンド改造、さらには千葉マリンと合同案を検討していることが9日、分かった。黒木が先発した5日のイースタン湘南戦で同球場にファンが殺到。収容人員が約300人のところに10倍の3000人が集まりあふれかえった。快調な1軍との相乗効果もあり、球団も観客席設置へ動くことになった。将来的には2軍の移転も考えている。球団幹部は「マリン周辺には広大な土地もあるし、条件が整えば2軍施設と共にるのが理想」。千葉マリンのボールパーク化の一環に盛り込む構えだ。

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ロッテに早くも優勝パレード準備委員会[スポニチ]

ロッテのバレンタイン監督が住む千葉・美浜区の幕張ベイタウンで、早くも優勝パレードの準備委員会が発足する。メインストリートとなるのは、町の中心部を南北に約500メートルほど延びる商店街「美浜プロムナード」。街の商店会役員・武田主税さん(42)は「ニューヨークのように紙吹雪を舞わせたい」と早くも興奮気味。地域活性化を目指すNPO法人・幕張メディアアソシエイツの鈴木勝彦副理事長(65)も「商店会の集まりで球団をサポートすることは決まった。あとは優勝するのを待つばかり」と期待を寄せていた。

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交流戦、両リーグ会長とも「満足」[ニッカン]

交流戦の初カードが終わり、両リーグ会長が感想を語った。6日の楽天−巨人(宮城)を観戦したパ・リーグ小池唯夫会長は「改革元年の目玉として相応しい試合だったと思う。実力を発揮してパの存在価値を示せたのではないか」と、手応えを感じていた。「パは地上波の全国中継が少なく、どんな選手がいるか知らない人も多い。交流戦が始まり、ある女性からは『かなりのイケメンもいるんですね』と言われた。パに対する見方が変わってくれ、両リーグが切磋琢磨できればと思う」と語った。セ・リーグ豊蔵一会長は6日の横浜−ロッテ戦を観戦し「パの方が意気込んでいるかもしれませんが、セも負けていません。成功させて来年以降につなげていきたい」と話していた。

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