わたしはかもめ2005年鴎の便り(5月)

便

5月14日

千葉ロッテ3−11ヤクルト(千葉マリン)

ヤクルトが今季最多15安打11得点で今季2度目の6連勝、貯金を今季最多の2とした。ヤクルトは、先制を許した直後の3回、岩村の5号2ランで逆転。5回にも岩村の2打席連続6号ソロ、6回には青木の適時打とリグスの来日初の1号3ラン、ラミレスの2点適時二塁打で6点を追加し勝負を決めた。先発の高井は8回を自身最多タイの10奪三振、無四球、3失点で3勝目をマーク。ロッテは先発のセラフィニが6回途中を今季ワーストの8失点で降板。ロッテは今季ワーストの11失点で今季初の3連敗、貯金は16となった。

123456789R
ヤクルト00201620011
千葉ロッテ0100110003
セラフィニ
「自分にとってタフなゲームだった。本塁打を2本打たれながら、2−3となったのに、その後に点を取られてリズムを崩し申し訳ない。ゲームを壊してしまい、チームメイトに本当に申し訳ない。」
小宮山
「古田捕手が素晴らしい演出をしてくれた。お客さんも喜んでくれたんじゃないかな。シェイクは全て里崎捕手のサイン通り。ストライクに投げられないのが腹が立つ。キャンプ、オープン戦と枠に行く感覚はつかんだのに…。実際にマリンには風があった。風がボールは揺らしてくれたけれど、枠に行かない。風の強い日に、そっと砂浜に行って練習してくるよ(笑)。」
バレンタイン監督
「セラフィニが持ち味を出せず、いいボールを投げることができなかった。打線もいくつかチャンスがあったが、ものにできなかった。」

ページトップ

黒色ズボンでも効果なし!?ロッテ初3連敗

アレレッ、快進撃を続けたロッテが急停車だ。ヤクルトに大敗で今季初の3連敗。交流戦は4勝4敗の5分となった。バレンタイン監督は「セラフィニが持ち味を出し切れなかった。チャンスはあったが、得点できなかった」と、さすがに言葉数が少なかった。

先発セラフィニが6回途中8失点でKOされた。ここ2試合完封負けの打線も3得点がやっとだった。この日、先発投手に選択権がある3種類のユニホームの中から、黒色のズボンを選んだ。ファンにはお披露目だったが、そのままの“黒星デビュー”。ユニホームを変えても連敗の流れは変わらず、ベテラン小宮山は「選手はゲンを担ぐんで(黒は)大敗だから封印かな」と話した。

15日の先発は6勝でハーラートップの渡辺俊。再浮上のきっかけは、絶好調のサブマリンに託す。

ページトップ

小宮山新球を披露

◇古田と同期生対決

ベテラン小宮山が古田との同期生対決でファンを沸かせた。カウント1−1から、揺れながら落ちる新球「シェイク」で空振りを奪った。結局、ストライクは空振りの1球で、最後は遊ゴロ。小宮山は「なかなかストライクにいかないんだよなあ。風の強い日に浜で練習します」と苦笑い。古田は「あれは打てんなー。あのボールを見たかったんで両方の念願が叶った」と喜んでいた。

ページトップ

ロッテ3連敗…ユニホーム『侍』初登場も11失点完敗[サンスポ]

ユニホームを変えても連敗は止められなかった。今季初の3連敗。詰め掛けたロッテファンからは溜息がもれた。

40試合目でようやく登場したユニホーム『侍』は、シャツが白、ズボンが黒という斬新なデザイン。選択権のある先発投手は、奇抜過ぎるとしてこれまで敬遠してきた。

しかし、連敗で首位独走に陰りが出てくる中、「黒が好き」というセラフィニは気分転換の意味もありホーム用3種類の中から、このユニホームを選択。そんな気配りも実らず、チームは今季最多の11失点と完敗した。

「(2試合)得点できなかったが、これを着て点が入った。いい兆候」とバレンタイン監督は前向き。一方、中継ぎ登板した小宮山は「野球選手は必要以上にゲンを担ぐから封印かな?」。ひょっとすると、『侍』は最初で最後のお披露目!?

サブロー
「高めのボールをうまく弾き返すことができた。(チームが)2試合得点をとることができなかったのでよかったけど…。」(先制タイムリー)

ページトップ

今季初の3連敗に「侍」ユニホーム封印?[スポニチ]

黒いズボンの「侍」ユニホームで試合に挑んだが、今季初の3連敗。バレンタイン監督は「ユニホームは勝負に関係ない。前日までの2日間は無得点だったが今日は3点。吉兆かもしれない」と笑った。しかし、今季ワーストの11失点という惨敗。8回から登板し無失点の小宮山が「(ユニホームは)個人的には斬新でいい。ただ野球選手は縁起を担ぐからね」と話すなど、今後は“侍封印”の可能性も出てきた。

◇セラフィニ8失点KO

今季3勝で負けなしと抜群の安定感を誇っていた左腕・セラフィニが崩れた。5回2/3を9安打8失点。悔やまれるのが6回だ。1死一塁で7番・度会を投ゴロに仕留めたはずが、二塁へ悪送球すると、そこからリグスの3ランなどで6点を失った。「3点取られても1点差まで詰め寄っていたのに…。試合をぶち壊して申し訳ない」と話し、球場を後にした。

ページトップ

初の黒パンツ「侍」も流れ変わらず[報知]

ホーム用のユニホームを3種類持つロッテは、本拠地今季20戦目にしてパンツが黒色の「侍」を初めて使用。先発・セラフィニがかねてから望んでいたもので、2戦連続完封負けの悪しき流れを変えようと“第3のカード”を切った。

しかし、その助っ人左腕が炎上した。岩村に2打席連続本塁打を浴びた後の6回には、併殺プレーを焦った自らの悪送球で傷口を広げて計8失点KO。ユニホーム同様、星の色もあえなく「黒」となった。2番手・高木も打ち込まれ、それぞれ今季最多の15被安打11失点という最悪の形で喫した初の3連敗。「侍」の惨敗デビューに、バレンタイン監督は「これで点が入ったのは、良い兆候かもしれない」と、3得点に光明を見いだしたが、チーム最年長の小宮山は「野球選手はゲンをかつぐ。今日の大敗じゃ封印かな」とばっさり。「侍」はこのまま1戦だけでお蔵入りになる可能性も。

ページトップ

ロッテ3連敗、また失策絡みで失点[ニッカン]

ロッテは今季チーム最多の11失点で初の3連敗を喫した。バレンタイン監督は「セラフィニが持ち味の粘り強さを出せなかった」と話し、4連勝から一転、投打の歯車が噛み合わない試合内容を悔やんだ。

1点を先制した直後の3回に逆転され、1点差に詰め寄った直後の6回に6失点。6回は1死一塁から度会の投ゴロに対し、セラフィニが併殺を焦って、二塁へ悪送球。さらに四球で傷口を広げ、連打を浴びた。

3連敗中は失策絡みの失点が目立つ。8回からの2回を無失点に抑えた39歳の小宮山は「今の時期に慌てる経験をした方がいい。うちは9月のぴりぴりした雰囲気を感じた経験がないんだから」と、試練を前向きにとらえていた。

ページトップ